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今日は水道橋の東京都教職員研修センターで開催された「第2回東京都ICT活用指導力向上スタッフ会議」で、約40名の先生を相手に講師をさせていただきました。
3年で70億円といわれている東京都の‘教育の情報化推進計画’がついに動きだしたわけです。全校にタブレットPC:各校41台、電子情報ボード・プロジェクタ:各校3台配備という計画です。
テーマは、「電子黒板等の活用による分かる授業の実現」です。
プロジェクター、電子黒板、そしてタブレットPCを使いながらその特徴や活用方法について説明するというものです。電子黒板は今までに数回しか使った経験がなかったので心配していましたが、なんとか使いこなすことができました。逆にいつも使い慣れているタブレットPCの利用でつまずいてしまいました。(:^_~:)
会議の内容は、例によって報告できませんが、私の講演内容だけ掲載させていただきます。
参考URLなどのデータを参照にしてもらうための公開ページでもあります。![]()
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◆「タブレットPC等の活用による分かる授業の実現」
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も く じ
0.自己紹介(経歴と最近の活動)
1.プロジェクター・電子黒板・タブレットPCの特徴と活用
1.1 プロジェクター編
1.2 電子黒板編
1.3 タブレットPC編
2.ICT活用の普及方法(億劫がっている教員を動き出させる方法)
2.1 関連Webページのご紹介
2.2 英国政府が作成したICT活用のためのパッケージご紹介
3.授業におけるICT活用の目的
3.1 ICT活用の目的は何ですか?
3.2 「いい授業」とプロジェクター・電子黒板・タブレットPCの関係
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自己紹介:関 幸一
◆略歴:
1947年 兵庫県淡路島生まれ
1970年 関西学院大学理学部物理学科卒業、富士通ファコム入社(1971年より富士通)
1971年-72年 富士通大阪営業所 流通業のSE
1973年-82年 富士通川崎工場 小型機のOS開発(1973年-75年 ブラジル勤務)
1985年-93年 CALシステム部(課長/担当部長) FM-TOWNSの教育用ソフト品揃え
1994年 マルチメディアソフト推進部長 FM-TOWNS &Martyのソフト品揃え
1995年 パーソナル本部技術支援部長 FMV技術支援、FMVバンドルソフト対外窓口
1999年-2005年 財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)に出向
2007年6月 富士通を退職
2007年9月~ 学校法人洗足学園に勤務
◆最近の講演実績:
2006年1月26日 東京都教育庁主催「平成17年度情報教育担当指導主事連絡協議会」講師
2006年2月10日 高知県教育委員会主催「高知県情報教育研究協議会」講師
2006年6月 4日 長野県情報教育研究会講師
2006年8月28日 東海大学短期大学部セミナ講師
2007年6月20日 埼玉県総合教育センター初任者研修講師
2007年7月27日 群馬県総合教育センター授業におけるICT活用研修講座講師
2007年8月24日 静岡県立御殿場養護学校夏期情報研修会講師
2008年1月31日 東京都情報担当指導主事連絡協議会講師
◆最近の活動:
2003年-2005年 e-黒板研究会を実施(CECにて)
2005年~ タブレットPC教育利用研究会を主宰
2007年~ 日本教育工学振興会第4プロジェクト(電子黒板&デジタル教科書等活用研究)委員
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1.プロジェクター・電子黒板・タブレットPCの特徴と活用
1.1 プロジェクター編
(1)堀田龍也先生が語るプロジェクター活用の極意
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プロジェクターで映す時,生徒が持っているものそのものを映して教えるのが,(一見,意味がないようですが)実は一番有効です。たとえば教科書など。
次は生徒の考えを書かせたノートなどを,全員の前で共有するような使い方。生徒は真剣になります。
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(2)榎本竜二先生のノウハウ-1
■「プロジェクター」のメリット(教科書や紙で配布するプリントとの比較)
○プロジェクター:全員の視線を集中させられる
×教科書・プリント:教科書やプリントを見てうなだれる
(私は生徒の目や表情で理解度を測っていますから,各自の机の上に目線を落とされると困る。だから普段でも教科書の文章は読まさずに私の側を向かせている。)
○プロジェクター:必要な部分を拡大表示できる
×教科書・プリント:紙面の制約で大きさが限られる
(本当に大事な部分,重要な部分を拡大や強調表示することができる。さらに,付け加えるなら,その時の最新の情報を盛り込んだものを提示できるという部分もある。)
○プロジェクター:動的なプロセスを見せられる
×教科書・プリント固定した図や写真のみとなる
◆「ワイヤレス表示であること」,「専用ペンを使わずに操作できること」などは重要。また,縦の解像度は768以上は必須
■授業への効果的なICT活用のキーポイント
私の授業スタイルは,操作手順をキャプチャー画面も貼り込んだプリントも作りますが,最初には配らない。まず,いっしょに操作するか,手本を見せて操作をさせてから配布する。
プリントを先に配ると,重要な説明を聞く前にプリントを見ながらどんどん先に操作を進めてしまう生徒がでることがあるため。
◆ワープロや表計算の操作方法を覚えるためには,
・先生の説明をよく聞くこと
・操作を覚えること
・何も見ないでも誰にも聞かなくても操作できるようになること
という3つが非常に重要。
WordやExcelの授業をするときは,以下の2つのパターンで拡大提示する。
①操作が複雑で,かつ一度しか行わないような設定の場合,提示をして手本を見せてから,あとは各自で作業をさせる
②繰り返し毎回同じ事をするような場合
口頭での説明だけ,プリントを追いながらの説明だけでは,操作方法の習得は非常に難しいと思う。
「操作を身に付ける授業」で,拡大提示は必須。科学的な理解をさせるときに構造の話をするときにも必須ですが。その他ポイントを示する。
・生徒の疑問や質問を想定して,あらかじめスライドを作っておくこと
提示する予定のスライド以外にも,補足が必要な場合に提示できる教材を作っておくということ。
・提示装置にだけ頼らない
実物にまさるリアリティなし。遠くからはよく見えないものの,本物の品物・装置などを持ってきてまず見せてみるなど変化を付けないと,ずっと一点集中で視線を集めていると飽きる。
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1.2 電子黒板編
(1)本紹介
メディア教育開発センター理事長清水康敬氏編著
「電子黒板で授業が変わる」より
◇電子黒板のメリット
①手書きができること
②コンピュータというイメージが少ないこと
③表示の位置が操作の位置であること
④消しても元の位置に戻れること
⑤訂正できること
⑥ランダムに表示できること
⑦静止画像提示ができること
⑧動画の提示ができること
⑨生徒の視線を集めることができること
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(2)「電子黒板とデジタル教科書」活用のメリットと課題
メディア教育開発センターの堀田龍也先生のアドバイス
http://seki-kouichi.cocolog-nifty.com/jeiba/2007/02/post_3050.html
◇「電子黒板+デジタル教科書」のメリット①
⇒ 筑波大附属小学校の事例(ビデオを見てください)
・感情移入ができるほどのコンテンツが実現できる
・電子黒板は、「情報」を書き付けることができる点がよい。
普通の黒板では 「先生の考え」と「子どもたちの考え」を書き出すだけで情報は出てこない
・プロジェクターでは「映せばわかる」という授業ができるが、「電子黒板+デジタル教科書」活用の授業ではさらにその次(その先)の授業ができる
ーーー
◇「電子黒板+デジタル教科書」のメリット②
・「大きく映したものを、触ったら変わる」ので、パソコンよりも操作が簡単
・「画面をタッチするだけで、次々にいろんなリソースを呼び出すことができる」 ので、テンポのいい授業ができる
・「子どもたちは先生の先を見ている」 だから、電子黒板を使った授業では、「流れを途切れさせないテンポのいい授業ができる」
・単位時間内で「密度の濃い授業」ができる
・目線を確保したまま、「子どもたちの集中力が持続する授業」ができる
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(3) 「電子黒板とデジタル教科書」活用のメリットと課題
メディア教育開発センターの堀田龍也先生のアドバイス
◇「電子黒板+デジタル教科書」活用のポイント
・「板書の文化」とデジタル教科書の融合が大切
・ワークシートとの併用は大事
・英国では、電子黒板の機能の中で一番使われているのは「隠す機能」。隠した状態から見せていくことで、「集中力」「興味・関心」を引き出すことができる
・ICT活用の授業ではコンテンツが重要であり、コンテンツの中でも特に「デジタル教科書」と「教科書準拠のコンテンツ」「単元全体がコンテンツ化されていること」が重要である
・一斉授業がちゃんとできることが大事。すなわち、どこでどのリソースを見せれば「もっと考えられる」「もっとわかる」ようになるかの技能やノウハウが必要
・豊かなリソースを活用する授業マネージメントの能力。「ICT活用能力」ではなく、「一斉授業の力」が問われる
・「授業の芸」を後進に残していくことが大事。「授業が豊かになる方法」 「授業力を上げていく方向」が大事
・「いい授業を見せる」ことで、先生方に「こういう授業をしたい」と思わせ、いい授業をするために「電子黒板+デジタル教科書」を使うようになることがよい
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1.3 タブレットPC編
(1)先生がタブレットPCを使う場合
⇒ DeTeMOの事例(ビデオを見てください)
(2)生徒がタブレットPCを使う場合
⇒ シンガポールの事例(ビデオを見てください)
(3)学習における手書きの重要性
⇒「書を読むものは其の精力の半ばを筆記に費やすべし」(吉田松陰)
-「ひとすじの蛍火 吉田松陰 人をことば」関 厚夫 文春新書ー
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天良先生のノウハウ:
・普通のノートPCだと操作するのに机において操作するため、机間巡視しながら操作できませんが、タブレットPCだと持ちながら操作できるため机間巡視しながら指導できる。
→このことは普通教室での授業用に向いている。
・生徒用のPCの画面をワイヤレスプロジェクタの機能で先生用PCでモニタリングできるとともに、全生徒に提示できる。
これらは、従来パソコン教室でしかできなかったことですが、ワイヤレスプロジェクタで普通教室で実現できる。
・複数台のタブレットPC、プロジェクタなどを収納し、充電や保管ができるキャスター付きのキャビネットを同時に導入することが必要。
・プロジェクターも天井に設置しておけばすぐに活用できる。
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2.ICT活用の普及方法(億劫がっている教員を動き出させる方法)
2.1 関連Webページのご紹介
(1)デジタルコンテンツ編:
◆JSTの「理科ねっとわーく」
http://www.rikanet.jst.go.jp/
◇マウスけで遊びながら学べる低年齢向けのエデュケーションソフト
「あいうえお」「空間認知」「ぬりえ」「どうぶつ神経衰弱」の4種類
http://www.vector.co.jp/soft/win95/edu/se326713.html
◇Dbookを使った「情報」の授業実践
http://htanaka.exblog.jp/8414204/
http://htanaka.exblog.jp/8430320/
◇dbookとデジタル教科書
http://kyutaro.cocolog-nifty.com/
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(2)電子黒板編:
◆電子黒板:東京・江東区で計200台導入 小名木川小で授業公開
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080516mog00m100016000c.html
◆電子黒板普及推進に資する調査研究報告会(2008.3.8)
http://www.uchida.co.jp/seminar/080308/index.cfm
◇ニュース:電子黒板で受験生獲得
(予備校でも電子黒板を使うようになったという記事)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080308us41.htm
◇JEIBA分室日本電子情報ボード普及協議会のブログ形式の分室
http://seki-kouichi.cocolog-nifty.com/jeiba/
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(3)タブレットPC編:
◆NEXTプロジェクトの報告愛知県蒲郡市の海陽学園の事例。
生徒用に導入したタブレット PC が授業で積極的に活用されています。
http://www.microsoft.com/japan/education/next/lesson_report03.mspx
◆タブレットPCのソフト(フリーソフト・体験版など)
http://seki-kouichi.cocolog-nifty.com/tpc/2007/08/post_e0d0.html
◇和歌山市の事例:小学校 52 校に計 1,300 台のタブレット PC を導入
http://www.microsoft.com/japan/education/next/lesson_report02.mspx
◇立命館小学校で UMPC 活用学習の公開授業
http://www.microsoft.com/japan/education/next/lesson_report01.mspx
◆東大の事例:
「学生が自分で、問題意識を持って資料を探し、考えをまとめたり、他の学生と
共有する学習が効果的だ。KALSはそういった授業に適している」と説明した。
【毎日新聞の岡礼子記者の記事】
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2007/11/20071130mog00m100081000c.html
◇タブレットPC教育利用研究会
http://seki-kouichi.cocolog-nifty.com/tpc/
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(4)特別支援教育編:
◇御殿場養護学校)井上達也先生の特別支援教育を支援するサイト
http://sienta.kids-site.net/nc/index.php
◆葛飾聾学校の事例(都立高校のモデル校):
聾学校で「見える校内放送」を実践
http://www.katsushika-sd.metro.tokyo.jp/it/housou.html
◇富士通アクセシビリティ・アシスタンス
http://jp.fujitsu.com/about/design/ud/assistance/
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(5)ICT活用全般編:
◆西田光昭先生のホームページ
(研修会等 発表資料:利用の際は西田先生に了解を取ってください)
http://derek.jp/
◇NIMEの「教員のICT活用指導の自己評価研修システム」:「ADAPT」
http://adapt.nime.ac.jp/
◇NIMEの「教員研修Web総合システム」:「TRAIN」
https://train.nime.ac.jp/about.php
◇千葉の茂原高校の事例:スライドが上下して、面白い
http://www.ice.or.jp/%7Ekenkyu16/h17ken/02/mobara/index.html
◇東京学芸大付属高校
http://www.gakugei-hs.setagaya.tokyo.jp/joho/rika2001/rika2001.htm
◇Wiiリモコンでプロジェクタ投影画面をe黒板として利用できる。
http://www.gizmodo.jp/2007/12/wii_44.html
◇Polka ホームページ:反復再生可能型描画システム
http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~hayashi/polka/polkaHP.html
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2.2 英国政府が作成したICT活用のためのパッケージご紹介
◆パッケージの写真
すべての教科ごとに、ICTの活用方法と事例を説明したパッケージが制作されている。それぞれにInterractive Whiteboad(電子黒板)の活用方法の説明と授業の様子のビデオが付いている。
◆提案:各教科のモデル授業をビデオ化し、配布する!
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3.授業におけるICT活用の目的
3.1 教育の目的は何ですか?
「10年後の東京」の実行プログラム2008
<目標7> 意欲ある誰もがチャレンジできる社会を創出する
・学校・家庭・地域の連携で21世紀を担う子供を育成
・青少年を社会性を持った大人に育てる環境づくり
・意欲と能力を活かすものづくり人材育成システムの構築
・職業的自立・生活安定に向けた緊急総合対策
・アジアの将来を担う高度な人材の育成
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3.授業におけるICT活用の目的
3.2 いい授業とはどんな授業ですか?
(1)興味・関心が湧く授業 ⇔プロジェクターの活用
(2)分かりやすい授業 ⇔電子黒板の活用
(3)生徒が主体的に取り組める授業⇔タブレットPC
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ICT活用による「分かる授業の実現」で
東京都が 「日本一!」
になろう!!
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本件に関してメールで情報提供してくださった、奥住さん、小泉先生、相原さん、井上先生、天良先生、堀田先生、上草さん、金子さん、原さん、中山先生、上田さん、榎本先生、市倉先生、森下さん、大久保さん、芳賀さん、西田先生、平野さん、石垣さん、岩山さん、梶原さん、役さん、多賀さん、伊藤さん、山田さん、福井さん、戸塚さん、滝田さん、池田さん、武さん、森本さん、中駄さん、針生さん、そして岡さん、みなさん本当にありがとうございました!
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今日は、水道橋にある「東京都教職員研修センター」で‘平成19年度情報教育担当指導主事連絡協議会(第2回)’が開催され、東京都の各市区町村の情報教育担当指導主事約60名が集まりました。
そこで、私は約1時間にわたり「IT活用による授業改革への挑戦 ~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~」と題したお話をする機会を与えられました。
ここ3年間、「タブレットPC教育利用研究会」と称して活動してきた私にとっては大変嬉しい機会です。
お呼びいただいた東京都教育庁の西田主任指導主事と永浜指導主事に感謝しています。
「都立高校ICT計画について」の説明や「事務連絡」などがありましたが、内容はご紹介できません。私がどんなお話をしたかという要約と、最後に感想を述べさせていただくに留めたいと思います。
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「IT活用による授業改革への挑戦
~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~」
◆0.自己紹介(経歴と最近の活動)
◆1.高度情報化社会のこれから
◇1.1 最近の情報技術のキーワード
ロボット、電子ペーパー、UMPC、ケイタイの業務活用、・・・
(1)フィールド・イノベーション⇒教育現場の改革が重要
(2)環境&ユニバーサルデザイン
◇1.2 IT新改革戦略における「教育の情報化」
次世代を見据えた人的基盤つくり
-全ての教員へのIT機器の整備、IT活用による学力向上ー
「IT新改革戦略」(2006年1月19日公開)
○目標
①教員一人に一台のコンピュータ及びネットワーク環境の整備並びにIT基盤のサポート体制の整備等を通じ、学校のIT化を行う。
②教員のIT指導力の評価等により教員のIT活用能力を向上させる。
③自ら学ぶ意欲に応えるような、ITを活用した学習機会を提供する。
④教科指導におけるITの活用、小学校における情報モラル教育等を通じ、児童生徒の情報モラルを含む情報活用能力を向上させる。
○実現に向けた方策
①2010年度までに全ての公立小中高等学校の教員に一人一台のコンピュータを配備し、・・・校務のIT化を積極的に推進する。・・・(以下、省略)
②省略(小中高等学校において情報システム担当外部専門家の設置を推進)
③省略(教員のIT活用能力に関する評価をその処遇へ反映すること等を促進することにより、全ての教員のIT活用能力を向上させる)
④2006年度までにITを活用した分かりやすい授業方法や、児童生徒の習熟度に応じた効果的な自習用コンテンツの開発・活用の推進等により、教科指導における学力の向上等のためのITを活用した教育を充実させる。
⑤省略(小学校段階からの情報モラル教育のあり方を見直す。)
◆2.授業改革への挑戦
◇2.1 電子黒板とデジタル教科書
(1)電子黒板による分かる授業の実現 NHK「おはよう日本」電子黒板特集のビデオを紹介
(2)本紹介:メディア教育開発センター理事長清水康敬氏編著 「電子黒板で授業が変わる」
○電子黒板のメリット
①手書きができること
②コンピュータというイメージが少ないこと
③表示の位置が操作の位置であること
④消しても元の位置に戻れること
⑤訂正できること
⑥ランダムに表示できること
⑦静止画像提示ができること
⑧動画の提示ができること
⑨生徒の視線を集めることができること
(3)「電子黒板とデジタル教科書」活用のメリットと課題
メディア教育開発センターの堀田龍也先生のアドバイス
○「電子黒板+デジタル教科書」のメリット
①感情移入ができるほどのコンテンツが実現できる
②電子黒板は、「情報」を書き付けることができる点がよい。普通の黒板では 「先生の考え」と「子どもたちの考え」を書き出すだけで情報は出てこない
③プロジェクターでは「映せばわかる」という授業ができるが、「電子黒板+デジタル教科書」活用の授業ではさらにその次(その先)の授業ができる
④「大きく映したものを、触ったら変わる」ので、パソコンよりも操作が簡単
⑤「画面をタッチするだけで、次々にいろんなリソースを呼び出すことができる」 ので、テンポのいい授業ができる
⑥「子どもたちは先生の先を見ている」だから、電子黒板を使った授業では、「流れを途切れさせないテンポのいい授業ができる」
⑦単位時間内で「密度の濃い授業」ができる
⑧目線を確保したまま、「子どもたちの集中力が持続する授業」ができる
○「電子黒板+デジタル教科書」活用のポイント
①「板書の文化」とデジタル教科書の融合が大切
②ワークシートとの併用は大事
③英国では、電子黒板の機能の中で一番使われているのは「隠す機能」。 隠した状態から見せていくことで、「集中力」「興味・関心」を引き出すことができる
④ICT活用の授業ではコンテンツが重要であり、コンテンツの中でも特に「デジタル教科書」と「教科書準拠のコンテンツ」「単元全体がコンテンツ化されていること」が重要である
○「電子黒板+デジタル教科書」活用の課題
①一斉授業がちゃんとできることが大事。すなわち、どこでどのリソースを見せれば「もっと考えられる」「もっとわかる」ようになるかの技能やノウハウが必要
②豊かなリソースを活用する授業マネージメントの能力。「ICT活用能力」ではなく、「一斉授業の力」が問われる
○「授業の芸」を後進に残していくことが大事。
①「授業が豊かになる方法」 「授業力を上げていく方向」が大事
②「いい授業を見せる」ことで、先生方に「こういう授業をしたい」と思わせ、いい授業をするために「電子黒板+デジタル教科書」を使うようになることがよい
◇2.2 タブレットPC
タブレットPC活用で授業が変わる、学習が変わる
(1)デジタル教科書&タブレットPC(DeTeMOの活用事例)⇒ビデオを紹介
(2)タブレットPCの活用(シンガポールの学校)⇒ビデオを紹介
(3)手書き電子教材の事例⇒デモを実施(富士通研究所開発ソフト:100ます計算、日本地図、漢字の書き取り)
○タブレットPCの教育効果
2005年度の土堂小での検証結果より(富士通研究所 岩山 尚美氏の研究成果)
引用:‘ヒューマンインターフェース学会誌2006Vol.8 No.3’ 「教育用ペンインタフェースの開発に関する一考察」
著者:岩山 尚美、関 幸一
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指導時間の短縮効果
ノート 手書き電子教材
指導漢字数 7~8個/時限 13~14個/時限
指導所要時限数 25時限 14時限
(なぞり書きする機能や筆順判定機能をつかうことで、指導時間の短縮ができた)
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(4)特別支援教育の事例⇒キッズタッチシリーズのデモを実施(「パズルできるかな?」「いろんなせんかけるかな?」「ドレミひけるかな?」
◆3.まとめ
「目標7:意欲ある誰もがチャレンジできる社会を創出する」(東京都が掲げた目標)に向けて
ブログ「そよ風」のカテゴリー‘講演録’より抜粋
◇「若い人たちには『ビジョンとモデルをもちなさい』と言いたい」:日野原重明氏
人は人の役に立つ仕事(天職)を見つけたとき、強くなれる(睡眠時間の短い生活でも耐えられる)
◇「思えば叶う」:松本元氏
「思えば叶う」:脳は、生まれながらにアルゴリズムを創り出すアルゴリズムをもっている。
したがって、「こうしたい」「こうなりたい」と願えば(思えば)、その実現に向けてのアルゴリズム創生活動が動き出し、答えを見つけていく。
◇「教育されなければ、人間は人間たりえないのである」:野口芳宏氏
いい学校教育が行われるようになったら、20年後の国家はまともになるはずだ。家庭も、社会も、学校教育がよくなることでよくなっていくと言える。
◇「IT活用が学力を伸ばす可能性」:陰山英男氏
学校での一斉授業には「電子黒板」、家庭での個別学習には「タブレットPC」が解になるのではないか。
◇3.1 私には夢があります
「私には夢があります。小学校入学時に、一人一台のマイパソコンとしてタブレットPCが渡されることです。」(陰山英男)
2007年6月 7日 New Education Expo 2007での講演にて
私には夢があります。
「未来の教室」を
協働で創りあげていくことです。
(関 幸一)
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西田主任指導主事と永浜指導主事が逆風の中、強い思いを持って、「東京都の教育の情報化」を推進していこうとする姿と、その‘思い’が現実のものとなりつつあることに大きな感動を覚えました。
まさに「思えば叶う」のだと思います。その夢の実現に少しでもお力になれれば、私にとってもこの上ない喜びです。
今後とも、よろしくお願いします。
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今日は代休を取って、JAPET第4プロジェクト(提示用ICT機器とデジタル教科書の効果的な活用に関する調査研究プロジェクト)の墨田区立文花中学校でのICT活用授業の視察に来ています。15人が参加しました。
文花中学校といえば、あの渡部校長がいらっしゃる学校です。前任校の鐘淵中学校では、2005年11月18日 (金)にNHK‘おはよう日本’の電子黒板特集の生中継がありました。文花中学校に赴任されてからも、リーダーシップを発揮されています。今年6月27日 (水)には校内研修会があり参加しました。
最初に渡部校長から、「ICT機器の活用による授業改善を目指している」「授業力のある先生が使うと、さらによい授業ができる」「中学校では教科を超えた授業研究が重要であるが、電子黒板を使った授業をテーマにそれが始まってきている」というお話がありました。既にいろいろなタイプの電子黒板を7台導入されており、先生方に「すべての教科で電子黒板を活用した授業をするように」と指示をされているそうです。

今日は、3時限(国語)と4時限(数学)のICT活用授業視察です。
国語の授業(漢詩 「春暁」)と、数学(グラフ 速度・距離・時間)の授業を見せていただきました。文化中学校には、「内田洋行のショールームにある教室を小型化して展開した」ということで、「ICTルーム」という名前の教室が作られていました。特徴は2台の電子黒板と2台のプロジェクターを並べて使っているところです。
国語では、漢詩 「春暁」の授業でしたが、先生は右の電子黒板に光村図書のデジタル教科書を表示し、左の電子黒板には先生が作ったパワーポイントの資料を表示したり書き込みをしながら説明をしていました。電子黒板と普通の黒板の併用の有効性は実践例で示されていますが、2台の電子黒板というのも新たな試みだと思います。そして、見事に「分かりやすい授業」を実現していました。先生は授業の目標として、「漢詩を読めるようになる」ということと、「漢詩の意味がわかるようになる」ということをあげられていましたが、50分の授業でこれらの目標は達成できたと思います。そして、「五言絶句」と「起承転結」という重要なキーワードも、生徒の心に強く印象に残ったのではないでしょうか。
数学では、「自転車でBくんが時速12Kmで30分走り、途中休憩して、残りを時速18Kmで走ったら、合計12Kmを休憩を含めて1時間かかった」というときのグラフを書いたりする授業でした。先生は、左側に‘d-Book’を使って教科書を表示し、右側に手書きで要点を書くというやり方をされていました。こちらも、この授業の課題である2つの場合の「距離と時間のグラフを書く」ということが全員達成できたのは凄いと思います。
いずれも、2台の電子黒板を有効に使われていました。

授業の後、みんなで給食(300円は安い!)をいただきながら、授業を担当された2人の先生にも入っていただいて約1時間の意見交換をしました。
数学の授業の最後で一人の生徒がこんな質問をしました。「先生、来週もここ(ICTルーム)ですか?」と。これは、ICTルームでの授業が、「分かりやすい」「楽しい」「またやって欲しい」ということだそうです。
国語を担当された先生は、ICT活用の授業について、「まずは、私自身が面白い!」とおしゃっていましたし、数学を担当された先生も、「ICTを活用した授業に興味があった。実際にやってみて、生徒の『関心・意欲』が高まり、それは学習意欲の向上につながることを実感している。ICT(電子黒板やデジタル教科書)をいつも使うというのではなく、『使える場面で使うと』いうのがいいのではないか」とまとめていらっしゃいました。
渡部校長が蒔かれた種が、また一つ実を結びそうです。
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◇参考Webページ:堀田龍也先生に聞く:「電子黒板+デジタル教科書」のメリットと活用のポイント
◇参考書籍:清水康敬氏編著「電子黒板で授業が変わる」
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今日は久しぶりにJAPET(社団法人日本教育工学振興会)を訪問しました。今年度の自主事業である「第4プロジェクト」の会議に出席するためです。一応、JEIBA(日本電子情報ボード普及協議会)の広報担当という立場での参加です。
「提示用ICT機器とデジタル教科書などデジタルコンテンツの有効活用事例の調査研究プロジェクト」ということで、電子黒板とデジタル教科書の普及がテーマです。電子黒板とデジタル教科書を活用したモデル的な活用事例を収集し、DVD化して配布し、教育の情報化を促進させようということがプロジェクトの目的です。
再就職後は今までと違って、‘普及’という立場から‘活用’という視点に見方が変わっている自分自身を発見しました。
会議後、大輪プロジェクトリーダーとサブリーダーの高田さん、畠田さん、黒川さんを含む7名が参加して、虎ノ門の飲み屋でざっくばらんな懇親会がありました。「日本の教育工学を今後どうしていくのか?」などというまじめな話題に終始していました。やっぱり、みんな‘素敵な仲間’です。
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今日は、日の出町立大久野中学校研修会に来ています。
武蔵溝ノ口でJR南武線、立川からJR青梅線で武蔵五日市駅下車、車で数分です。(大久野中学校の市倉先生が車で迎えに来てくださっていました。市倉先生、ありがとうございました。)
電子黒板とデジタル教科書の関連企業6社からの説明を中心に、授業へのICT活用に関する研修会でした。14名の先生方が校内研修を受けられています。
◆日の出町立大久野中学校校内研修会のプログラム
1.挨拶・講師紹介 清水信光校長
「今回の研修の目的は、‘先生方にいい授業をしていただきたい’ということ。新しい‘切り口’や‘方法’としてのICT活用について考え・工夫する機会としてください。」とのご挨拶がありました。
2.基調講演:「IT活用による授業改革への挑戦」 講師 元・富士通株式会社 関 幸一
3.実践報告 電子黒板活用事例の紹介 市倉教諭
4.新しい教材・機器の提示と体験

①内田洋行(主に電子黒板用機材の紹介)
②日本スマートテクノロジーズ(電子黒板用機材の紹介)

③パイオニアソリューションズ(電子黒板用機材の紹介)
④日本アビオニクス(プロジェクタ機材の紹介)

⑤光村図書 (デジタル教材の紹介)
⑥東京書籍 (デジタル教材の紹介)
5.質疑応答・体験
先生方のそれぞれの疑問や体験したい教具(電子黒板・プロジェクター)とデジタル教科書のタッチ&トライの時間が設けられていたのが良かったと思います。
6.研修のまとめ
副校長が「便利なものを我々がいかに活用できるかと予算が問題。」、「まず、興味を持つことが大事」とまとめられました。
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今日は渡部校長にご案内をいただいたので、墨田区立文花中学校の校内研修会に参加しました。渡部校長はあのNHK’おはよう日本’電子黒板特集で生中継(2005年11月18日)をした時の鐘淵中学校の校長先生でもありました。
◇研究授業:14:00~14:50
今日の研究授業は、中野真理教諭による国語科『相手を意識して伝えよう「わかりやすく話す」』です。3年4組の生徒は6つの班に分かれていました。最初は各班の「発表練習」、そして中野先生による「評価方法の説明」、「発表方法」の説明がありました。そして、6つの班の内、今日は2つの班が発表しました。
◇研究協議:15:00~15:45
先生方と企業からの参加者による研究協議がありました。
私は、「発表をすること(プレゼンテーション)は社会人にとっても一つの重要な技能(スキル)である。今日の授業の評価項目である関心・意欲・態度という観点では、’授業に積極的に参加すること’という点では充分に達成できていた。また、’話すときに、聞きやすい話し方をしている’という観点では、『本番では緊張するので、もっと練習すればいい発表ができた』『声が小さかった』『操作をしっかり確認しておけばよかった』などの’気づき’が得られたことは大きな成果であったので、そういう意味でとてもいい授業だったと思う。」と感想を述べました。
◇講義&ディスカッション:15:45~16:30

講師:光村図書 黒川弘一氏、中川珠貴氏
「国語科におけるICTの効果的な活用をめぐって ~デジタル教科書と電子黒板を活用して~」
デジタル教科書による授業改善
・生徒とのコミュニケーション力がアップ
・学習情報の共有化で分かる授業が実現
・教材の視覚化により理解力がアップ
・学年を超えた活用により系統性を意識した学習が可能に
・授業準備の効率化と教材研究の活性化
最後に・・・
・はじめに授業(デザイン)ありき
・教科書を立体的に活用できます
・ぜひ、先生方の創意工夫でお使いください
◆その他:
電子黒板(スマートボード)の提供&協力:日本スマートテクノロジーズ)針生社長
渡部校長は、学校を変わられてもリーダーシップを大いに発揮されて、ICT活用においても中学校における最先端の実践に挑戦されている様子を垣間見ることができました。
(頑張ってください。応援しています。)
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今日は、JAPET第4プロジェクトのメンバー4人で、メディア教育開発センターの堀田龍也先生を訪ねました。
高陵社の高田さん、光村図書の黒川さん、JAPETの増田さんと私です。
今年度のJAPET第4プロジェクトでは、電子黒板とデジタル教科書を活用したモデル授業のビデオCDと小冊子を作成し、教育へのICT活用の促進をする活動をしています。そこで、専門家である堀田龍也先生に制作途中のビデオを見ていただき、アドバイスをいただこうというわけです。「電子黒板+デジタル教科書」を活用した授業は「どういうところがいいのか?」「どう使えばいいのか?」をお聞きしました。
さすが堀田先生です。みんなが関心する素晴らしいアドバイス&コメントをいただきましたので、関係者のみなさんにも参考にしてもらいたいと思い、メモをもとに思い出しながらまとめてみました。
◇授業の様子のビデオについてのアドバイス
・10分は長い。3分でいいのでは。
・授業の全体像を静止画で示し、その静止画をクリックすることでその場面が見られるようにしたらどうか。
・キャプションは必要。「先生の声」「児童の声」「活動の意味」を色を変えてテロップにすると分かりやすい。
◇「電子黒板+デジタル教科書」のメリット
・感情移入ができるほどのコンテンツが実現できる
・電子黒板は、「情報」を書き付けることができる点がよい。普通の黒板では「先生の考え」と「子どもたちの考え」を書き出すだけで情報は出てこない
・プロジェクターでは「映せばわかる」という授業ができるが、「電子黒板+デジタル教科書」活用の授業ではさらにその次(その先)の授業ができる
・「大きく映したものを、触ったら変わる」ので、パソコンよりも操作が簡単
・「画面をタッチするだけで、次々にいろんなリソースを呼び出すことができる」ので、テンポのいい授業ができる
・「子どもたちは先生の先を見ている」 だから、電子黒板を使った「授業では流れを途切れさせないテンポのいい授業」ができる
・単位時間内で「密度の濃い授業」ができる
・目線を確保したまま、「子どもたちの集中力が持続する授業」ができる
◇「電子黒板+デジタル教科書」活用のポイントと課題
・「板書の文化」とデジタル教科書の融合が大切
・ワークシートとの併用は大事
・英国では、電子黒板の機能の中で一番使われているのは「隠す機能」。 隠した状態から見せていくことで、「集中力」「興味・関心」を引き出すことができる
・ICT活用の授業ではコンテンツが重要であり、コンテンツの中でも特に「デジタル教科書」と「教科書準拠のコンテンツ」「単元全体がコンテンツ化されていること」が重要である
・「書かせる」&「読ませる」ことで学習が深まる
・展開図を「展開する機能(アニメーション)」を使って示すことは有効
・一斉授業がちゃんとできることが大事。すなわち、どこでどのリソースを見せれば「もっと考えられる」「もっとわかる」ようになるかの技能やノウハウが必要
・豊かなリソースを活用する授業マネージメントの能力。「ICT活用能力」ではなく、「一斉授業の力」が問われる。
・「授業の芸」を後進に残していくことが大事。「授業が豊かになる方法」
・「いい授業を見せる」ことで、先生方が「こういう授業をしたい」と思わせ、いい授業をするために「電子黒板+デジタル教科書」を使うようになることがよい
・「授業力を上げていく方向」が大事
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1月26日の「清水康敬先生のミニ講演と出版記念パーティ」に参加された群馬県渋川市立小野上小学校の上原永護先生から、私からのメッセージ
> 電子黒板とデジタル教科書の活用の日常化に向けて、さらに頑張りたいと思います。
に対して、以下のようなメールをいただきました。上原先生のご了解を得て、掲載させていただきます。
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私の学校では電子黒板とデジタル教科書の活用を日常化することができました。
毎日の授業が互いにあるので、研修をする機会が少ないので、まだまだ、活用方法のノウハウを伝えることは十分にできておりませんが、年に数回の互いに校内の授業研究会で、少しでもそのノウハウを伝えると「なるほど、そんな使い方もあるのか」「今まで使わなくてもったいなかった」と活用が徐々に拡大しております。
2学級に1台なので、活用に限界があり、PTAにお願いして、年度内のあと1台追加したいと考えているところです。
大きな経費がかかるのでPTA総会等を経なければならないのですが、PTA本部役員会では「あれは、いいよね。」と理解を得ることができました。PTA経費節減で生じた予算の繰り越しとリサイクル活動で得たお金を合わせて、中古品を購入する予定です。
私の学校の近くの伊香保小学校と伊香保中学校では、普通教室に各1台のプラズマ電子情報ボードを導入したそうです。ただ、活用状況等の情報は伝わってこないのですが、当初は、教室に置いておくと邪魔でこまるという反応だったようです。やはり、活用のノウハウ(難しい技術ではなく、黒板の板書のような、実際の展開の中での使い方)を習得しないとそのよさを理解できないかと思います。
また、私の学校では、移動式のプロジェクタを使った方式の活用方法を職員に提案した時は、全員が「多分、使わない」と答えました。イギリスのように天井に設置する等の工事をすれば、利用したかもしれませんが、教室を暗くしたり、カーテンをしなければならないという利用形態には反対が多かったです。
そのような状況からプラズマ電子情報ボードを導入したのですが、高価であるため追加導入が苦しいところであります。
パネル本体は、非常に安くなり、中クラスのプロジェクタと同等になってきております。しかし、タッチパネル部分の価格が下がらないため、全体の価格は高いままになっております。
プラズマは様々な電磁波等が出ているため、mimioやインタラクティブユニットような簡易型の電子情報ボード機能を実現する機器は使用できません。大型液晶になら、それをとりつけて操作することができます。
大型液晶も低価格化が進んでいるので、それにそのような機器を設置したものが商品化されれば、購入しやすくなると思います。
SHARPさんも教育市場を検討されているので期待したいところです。
http://www.asahi.com/business/update/0127/021.html
また、プロジェクタの活用も重要だと考えております。電子情報ボードではありませんが、グループ学習などで、教室でプロジェクタとタブレットPCを無線LANでつなぎ、実験結果やグループの意見などを提示するには、有効だと考えております。
http://panasonic.biz/projector/lb50nt/page1.html
長くなりましたが、私の学校でICT活用が普通の教員(普通のおじさん、おばさん、おじいさん、おばあさん)でも「e-黒板とe-教科書の活用」ができているので、方向性として可能性は確かなものであると思います。ただ、そのためには、「より使いやすいハード(e-黒板)とコンテンツ(e-教科書)の整備」が不可欠です。また、「活用方法のTips」の伝達も重要であると考えております。
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今日は内田洋行潮見オフィスで、清水康敬先生の執筆・編集による「電子黒板で授業が変わる」という本の出版記念イベントがありました。
超多忙の中、全編執筆&編集された清水先生の情熱とご努力には頭がさがります。そして、18名の事例執筆者のみなさんと電子情報ボードのスペックなどをまとめられた各メーカーの方の総力も結集されているわけですから、とても感慨深いものがあります。
この本は、CEC時代に’e-黒板研究会’(委員長が清水先生)を実施した2年間と、2年前の3月のCEC成果発表会のe-黒板分科会終了後に清水先生から、「電子情報ボードのさらなる普及に向けて本(市販本)を書きたい」と言われてから昨年10月の出版まで、ほぼ1年半かかったわけです。私にとっても、いわば4年間の集大成と言えます。

今日は、CECの’e-黒板研究会’を引き継いだ形のJAPET第4プロジェクトが主催という形で開催されました。約50名の方が集まってくださいました。ありがとうございました。
第1部は、

(1)本日、東京国際交流館で開催された「文部科学省委託事業成果発表フォーラム「ICTを活用した教育効果の検証結果の報告」の要約
と
(2)「教育の情報化に関する最近の動き」と題した清水先生のミニ講演です。
冒頭に、清水先生から直筆サイン入りの本「電子黒板で授業が変わる」が参加者全員に、直々に手渡されました。
来年度の文部科学省予算の解説もしてくださいました。
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「学校教育情報化推進総合プラン」
◆先導的教育情報化推進プログラム:536百万円
ICT教育の実施の支援
学校の先進的なICT環境の整備の支援
教員のICT指導力の向上の支援
校務の情報化の支援
◆教育の情報化促進のための調査研究事業:47百万円
◆ICT人材育成プロジェクト:51百万円
◆情報モラル教育のための調査研究:37百万円
◇教育情報化対策(地方財政処置):1500億円
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が目玉だそうです。特に「先導的教育情報化推進プログラム」(536百万円)は、「14テーマで3年間の継続プロジェクト。1つのテーマで10校程度を含むプロジェクトが望ましい」ともおっしゃっていました。

第2部は、出版を祝う立食形式のパーティです。
JAPET会長の坂元昂先生からのお祝いの言葉もあり、和やかに進行していきました。
CECの’e-黒板研究会’で委員をされていた岡山の平松校長もご挨拶されました。
いずれも日本の「教育の情報化」を推進されている方ばかりです。
私も懐かしい人々にたくさんお会いすることができました。
本の実践事例執筆をされた先生方も多く参加されました。
鐘淵中学校の市倉茂雄先生や群馬の上原永護先生、葛飾の神田哲雄先生、そしてつくば市の毛利靖先生です。
横浜の佐藤幸江先生は急に参加できなくなったということで、清水先生に花束を送ってくださいました。内田洋行の女性が代わりに花束贈呈をされました。その花束には佐藤先生のメッセージがしたためられていました。
「素敵な本に仕上がり、おめでとうございます」とありました。
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