2007年1月 2日 (火)

ゆみちゃん日記(もくじ)

「ゆみちゃん日記」について:

「ゆみちゃん日記」はリアルタイムの日記ではなくて、7年~9年前に書いた随筆です。

調べてみると、『随筆』とは、「見聞・経験・感想などを気の向くままに記した文章」(広辞苑)とありました。また、「随筆とは、自分の好きなことが書くもので、エッセイとは、自分の好きな意見を書くもの」というのもありました。
「ゆみちゃん日記」は、私の好きなものを書いたということではきっと随筆にちがいありません。そして、「人生とは」、「子育てとは」、そして「生きる喜びとは」といった私自身の意見も少しちりばめてみましたので『エッセイ』といえるのかもしれません。

ゆみちゃん日記(その1):「私の孫を紹介します」編
ゆみちゃん日記(その2)「3歳になりました」編
ゆみちゃん日記(その3)「いろいろな遊び」編
ゆみちゃん日記(その4)「もうすぐ幼稚園」編
ゆみちゃん日記(その5):「団地の大掃除」編
ゆみちゃん日記(その6):「効率の悪いパン屋さん」編
ゆみちゃん日記(その7):「ももたろう」編
ゆみちゃん日記(その8):「子どもの城で遊ぶ」編
ゆみちゃん日記(最終回):未来からの留学生

このお話は、ゆみちゃんが2歳の時から始まり、幼稚園にあがる直前で終わっていますが、先日、12月23日に札幌でゆみちゃん(仮名)とおねえちゃんとお母さんに会うことができました。5年生になっていました。その間に一度だけ、4歳の時に団地を訪ねて来てくれたことがあります。それ以降会っていないわけですが、少し覚えてくれていたようです。
今度はいつか、大人になったゆみちゃんに会いたいと思っています。健やかな成長を陰から祈りつつ。

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2006年11月18日 (土)

ゆみちゃん日記(最終回):未来からの留学生

今日は、ゆみちゃんとお姉さんのみほちゃんと妻と私の4人で、銀座に遊びにいってきました。
「伊藤屋」で、みほちゃんはアランジ・アロンゾのキャラクターのゴム印を、ゆみちゃんは自分の名前入りキキララの鉛筆1ダースを買いました。
「不二家」では、みほちゃんはステーキを、ゆみちゃんはペコちゃんランチを、そして4人で1つのチョコレートパフェを食べました。

今、駅から団地に向う帰り道、ゆみちゃんは私にダッコされてお昼寝です。
もう、これが最後・・・。
明日は、引越し荷物を送って、ゆみちゃん一家は札幌に行ってしまいます。
それを聞いた2週間前ののこと、食事が喉を通らなかった。唾液も胃液もでないのです。頭では、分かってはいたのです。いつか「さよなら」する日がくることを。でも、気持ちは思うようにならないものですね。

ブランコ、かけっこ、ボール遊びが得意で、「未来はきっとスポーツ万能選手」といつも妻と二人で話していました。
明日は、千葉の親戚のうちに泊まって、明後日はその親戚の子供と最後の東京を楽しむそうです。
みほちゃんとゆみちゃんがそんな最後に選んだうれしい場所とは、渋谷の「アランジ・アロンゾ」のお店と青山の「子供の城」だそうです。どちらも、この4人で、3ヶ月前に行った所です。本当に楽しかったんだね。
「子供の城」で歌のお姉さんのエレクトーン演奏と歌声に合わせて、「タイコ」をたたき踊りながらトトロのテーマ曲「おさんぽ」を歌っていたゆみちゃんを思い出しています。

札幌といえば、7年ほど前、札幌市豊水小学校の鈴木章司校長先生(当時)がこんな話をしてくれたのを思い出しました。「こどもたちは、未来からの留学生。未来を創り、未来に生きるために、未来という国から来ているのです。」
みほちゃん、ゆみちゃんが暮らしている「未来という国」に、いつか妻と二人で訪ねてみたいものです。


「重たくなったネ、ゆみちゃん。もうすぐおうちだよ。」(完)

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2006年3月16日 (木)

ゆみちゃん日記(その8):「子どもの城で遊ぶ」編

Kodomo02 今日は、ゆみちゃんとお姉さんのみほちゃんと妻と私の4人で、「子どもの城」に行きました。渋谷まで電車で約30分。宮益坂を登り切ったところを、左の青山一丁目方面に少し歩くと、青山劇場などがある「子どもの城」です。
 お目当ては、歌のおねえさんといっしょに歌えるミュージックフェスティバルです。

 午後1時開始なので、それまで1階の食堂でお昼ご飯を食べることにしました。
みほちゃんは「お子様ランチ」、ゆみちゃんは「きつねうどん」、妻は「親子どんぶり」、私は「ハヤシライス」を注文しました。ゆみちゃんは小さいときからお箸の使い方が上手です。どんな料理もこぼさずにきれいに食べてしまいます。
 お待ちかねの1時になりました。3階のミュージックコーナーの入口で、みんなにタイコとバチを配っています。歌のおねえさんは、シンセサイザーの前に座っています。そして、始まりました。最初の曲は「ぞうさん」です。
 「ぞうさん、ぞうさん、おはながながいのね、・・・」30人ほどの子どもたちもいっせいに大声で歌いはじめました。ゆみちゃんはいつのまにか、タイコをもって最前列まで行っていました。もちろん、みほちゃんもいっしょです。
 そして、リズムに合わせて「ドーンドドン、ドーンドドン、ドーンドドド、ドドドドドン」と何人かがタイコをたたきはじめると、それにつられて全員がタイコをたたきだしました。何という大きな音でしょう。まわりで見ていたおとなたちは、おどろいて耳をふさぎました。がまんできずに、部屋を出ていく人もいました。

 次々に楽しい曲が演奏されていきます。「大きなくりの木の下で」「アイアイ」だんだんテンポの早い曲になると、子どもたちの歌声(というよりも叫び)もタイコの音も絶好調となります。しらないうちに、こどもたちも50人ほどに増えていました。そして、クライマックスはゆみちゃんの大好きな「おさんぽ」です。「あるこ あるこ わたしは元気、あるくの大好き どんどんあるこ、・・・」。
 そうです。映画「となりのトトロ」のテーマ曲です。ビデオで何十回と「トトロ」を見ているゆみちゃんは、すべてのシーンとすべての「せりふ」を覚えています。「ひとやすみ、ひとやすみ」とか「なくでねえ、なくでねえ」とかおばあちゃんのセリフを絶妙のタイミングでまねしてみんなを笑わせます。
 最後の曲は「きょうの日は、さようなら・・・」でした。あっという間の30分。歌のおねえさんは、楽譜を見ながら10数曲を演奏し、歌い、子どもたちを楽しい夢の世界に連れていってくれました。タイコのたたき方とか、歌の歌い方とか、何の指示もなく、ただ歌い、ただタイコをたたき、それぞれがそれぞれに夢中になった30分間でした。

Kodomo06Kodom04 そのあと、工作教室で紙と石でカスタネットを作ったり、パソコン教室をのぞいたり、屋上で変わり種自転車に乗ったりして遊んだゆみちゃんでした。途中、迷子になりそうになりましたが、すぐにみつかってよかったです。

 そして今、駅から団地への帰り道、ゆみちゃんは私の背中でお昼ね中です。
どんな夢をみているのでしょう。
トトロのおなかの上で眠ってしまった夢でしょうか。(つづく)

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2006年1月 9日 (月)

ゆみちゃん日記(その7):「ももたろう」編

ゆみちゃんのおねえさんのみほちゃんは本を読むのが好きです。絵を描いたり、家の中で探偵ごっこをするのも大好きです。みほちゃんの絵は「学展」で展示されたり、TVの子ども向け教育番組で紹介されたこともあります。
一方、ゆみちゃんはお外で遊ぶのが好きなようです。でも、今日みたいに雨の日は短い時間ですが私といっしょに紙粘土でネコをつくったり、葉っぱをつくたりもします。折り紙も大好きです。

いま、ゆみちゃんが夢中になっているのは「紙ひこうき」です。かたちはふぞろいですが、なぜかゆみちゃんの作った「紙ひこうき」はよく飛びます。ふらふらとしながらもなかなか落ちません。不思議です。
ある日のゆみちゃんのおうちは紙ひこうきでいっぱいで、足の踏み場もないくらいだったそうです。

ゆみちゃんはまだ本は読めませんが、おじちゃんに絵本を読んでもらうことは大好きです。中でも、ビデオと同じお話の「トトロ」や「魔女の宅急便」そして「日本昔ばなし」は特別好きです。

Yumi5516 「おじちゃん、これよんで」とゆみちゃんが持って来た本は、また今日も、「ももたろう」です。
「川から大きなももが どんぶらこ どんぶらこ とながれてきました。」と読んであげると「どんぶらこ どんぶらこ」と言ってゆみちゃんはからだをゆすって喜びます。鬼退治にいく途中「イヌがでてきました」というところで、「きびだんご ひとつください おともします」というせりふが大好きです。
両手を重ねて「ひとつください おともします」といいます。そしてすぐに、「アムアム(ムシャムシャ)」ときび団子を食べるしぐさをします。サルがでてくるところでも、両手を重ねて「ひとつください おともします」といって、また
「アムアム」です。もちろん、キジがでてくるところも「きびだんご ひとつください おともします」というとすぐに「アムアム」と食べてしまいます。

本を読んでもらうときは、ゆみちゃんはいつもおじちゃんの膝の上です。鬼が島での鬼退治が終わるまえに、眠ってしまうこともあります。でも、きょうは「ももたろう」を3回目を読みはじめたところで、急に重たくなってしまいました。
ゆみちゃんは鬼退治をしている夢でも見ているのでしょうか。

 はたして、ゆみちゃんは鬼退治になにをお供に連れていくのでしょうか。
  (つづく)

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写真の本は、「決定版 まんが日本昔ばなし101」川内 彩友美 (編集)

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2005年11月26日 (土)

ゆみちゃん日記(その6):「効率の悪いパン屋さん」編

今日は土曜日です。久しぶりに午前中からゆみちゃんが遊びに来ました。
「おさんぽ、行こうか?」と私。風は冷たそうですが、日差しは暖かそうです。
「とくちゃん、行こうか?」とゆみちゃん。

tokuta84とくちゃんとは「トクタロウ」という近所のパン屋さんです。パンはとても美味しいのですが、いつも行列ができていて、いつも食べたいパンが品切れで、それになんといってもパンを選んだり、お金を払ったりするシステムの効率が悪く、いつもイライラするので私はそのお店にあまりいい印象を持っていません。

tokuta87お店に着くと、やっぱり10人ほどの人が行列をつくっています。お店の中にも5人ほどの人が待っています。
でも、みんな楽しそうです。おしゃべりをしながら順番を待っている人、大きな包みにパンをいっぱい抱えて帰る人、みんなニコニコしています。「ゆみちゃん、こんにちは。きょうは、おじちゃんといっしょでいいね。」と声がかかります。ゆみちゃんも「ママがね。ごようなの」「おねえちゃんがね。ピアノのレッスンなの」「パパがかえってきたら、おでかけするの。」と話が弾んでいるようです。やっとお店の中にはいれました。
ここのお店のシステムは問題があります。まず、店主らしいのですが、上品な話し振りの老婦人がお客の注文を聞いてパンを袋に詰めていきます。その袋を覗きながら会計係りが金額を計算します。
そして最後にレジ係がお金を受取り精算します。とにかく、時間がかかるので効率が悪いのです。

tokuta86でも、顔をしかめているのは、私だけのようです。「ゆみちゃん、きょうは何にしますか。ミルクパンはいくついりますか。」とおばあさん。
「おじちゃんとおばちゃんとひでくん、パパとママとおねえちゃんとゆみ。」
「それじゃあ7つですね」とおばあさんがミルクパンを7つ袋にいれました。
お店は家族全員で働いているそうです。だから、日曜日と祝日はお休み。奥でパンを焼いているお兄さんがときどき焼きたてのパンを持って出てきます。
「ゆみちゃん、ブルーベリーのパンはいかが?できたてだよ」と声をかけます。ゆみちゃんはそのパンを覗き込んで「1つください」と注文します。レジの横にゆみちゃん大好物の「りんごジュースの瓶詰め」があります。「おじちゃん、ジュースかってもいい?」とゆみちゃん。「いいよ」というと、にっこり笑いました。

土曜日のお昼前、わくわくしながら列に並び、焼きたてのパンの匂いをかぎながら「どれにしようかな」とじっくり迷い、たとえ効率は悪くても家族全員がそれぞれの役割をもって生き生きと働いているのを見ることができるお店。こんな素敵なパン屋さんをゆみちゃんは好きなのです。そして、なによりも「おいしい!」。

私もこんな「効率の悪いパン屋さん」のファンになりました。

(つづく)

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2005年11月13日 (日)

ゆみちゃん日記(その5):「団地の大掃除」編

TamaPD29今日は、年に2回の団地の大掃除の日です。
各家からは、だいたい一人が参加します。奥さんが参加する家もあれば、御主人が参加する家もあります。
あまり若い人たちは出てこないようです。もちろん、毎回だれも参加しない家もあります。冬は、熊手や竹箒で落ち葉やゴミをかき集めてビニール袋に入れて集めます。

団地の階段ごとにお世話係りが決まっています。今年は、ゆみちゃんちが階段当番なので、みんなに知らせたり時間になったら「さあ、始めましょう」とか終わったら「ごくろうさまでした」と声をかけて取り仕切る役です。
1棟で階段が3つ、階段ごとに10家族が住んでいます。

ゆみちゃんちは、おとうさん、おかあさん、お姉ちゃんのみほちゃんと、そしてゆみちゃんの4人が全員参加です。おとうさんは、開始の1時まえから集会所に行って、熊手と竹箒を持ってきました。おかあさんはゴミを入れるビニール袋をを持って集合場所の階段下に来ていました。
みんな思い思いの場所から始めます。仲のいい奥さん同士で世間話をしながらゴミを掃きあつめたり、男の人たちは口もきかずに黙々と熊手で落ち葉をかき集めますが、北風がその三分の一も吹き飛ばしてしまいます。

ゆみちゃんとお姉ちゃんは、手袋つきの完全武装でお手伝いです。お姉ちゃんは子ども用の小さな熊手を持っていますが、ゆみちゃんは大きな熊手を持っています。「ゆみちゃんもお姉ちゃんと一緒の小さい方がいいんじゃない」と言っても、「ゆみは、こっちがいい」といって大きな熊手を持って落ち葉と格闘しています。ゆみちゃんは、あっちで熊手をふるい、こっちで落ち葉をビニール袋に詰めています。どうやら、おとうさんのマネ、おかあさんのマネをしているようです。

あちらこちらに、落ち葉の山ができるころには、無口だった男性群も汗をかきながら、話を始めています。素手のまま落ち葉をビニール袋に詰め込む人や「私が捨ててきましょう」と役割分担も自然に行われます。

「そろそろ、終わりにしましょう。」とゆみちゃんのお父さんが声をかけました。ゆみちゃんもみんなに「おそうじ、おわりだよ!」と声をかけています。私も、1時間近く身体を動かして、少し腰も痛くなっていました。
TamaPD31ビニール袋をゴミ収集所に集め、熊手と竹箒を集会所に返して大掃除は終わりました。参加賞は、階段当番が用意をします。今年は「ポッキー」でした。「おじちゃんもポッキーもらえるよ」とゆみちゃんが手渡してくれました。

団地のまわりもきれいになって、今日は「なんだかいい汗かいたな!」と爽快な気分になりました。

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2005年9月15日 (木)

ゆみちゃん日記(その4)「もうすぐ幼稚園」編

ゆみちゃんは、近所に住む3歳の元気な女の子。鬼ごっこ、かくれんぼ、そして「お店やさんごっこ」が大好きです。「ゆみ、おねえちゃんだから!」が口癖のゆみちゃんは、もすぐ幼稚園に入園します。

私は、会社の帰り、駅につくとさっそく自宅に電話します。ときどき、ゆみちゃんが遊びに来ているからです。たいていは、妻から、「牛乳買ってきて」とか、「ケチャップ切れちゃった」と買い物をたのまれるのですが、先週の金曜日は、幸運なことにゆみちゃんがいました。

ゆみちゃんの「小さなメロンパンと、おねえちゃんには小さなドーナッツと、ママにも何か買ってきて」というご注文の買い物をすませいそいそと家路につきます。
danchi86途中、団地の手前の陸橋のむこうから、100m10秒00の伊東選手(富士通)のように、「おじちゃ~~ん」と大きな声で駆けてくるゆみちゃんが見えます。急な下り坂なので、転ばないかと心配で、私の方も「ゆみちゃ~~ん」と走っていきます。いつもこうなんです。冬の午後7時前ですから、暗くてだれなのか見分けもつかないと思うのに、ゆみちゃんはしっかりわかるようです。

おうちに帰ると、さっそく、「お店やさんごっこ」がはじまります。もちろんゆみちゃんがお店やさんです。
「いらっしゃいませ」「やすよ!やすいよ!」「カードにしますか」「3つ買うともっと安くなりますよ」「ピッ!(POSレジの音)」こんなお店だったら、他の店より多少高くても毎日、買い物したいと思う私です。

いま大流行の「だんご3兄弟」の歌(佐藤雅彦さんの作詞)は、ゆみちゃんも大好きです。
ゆみちゃんの好きなフレーズは、『春になったら 花見 花見。秋になったら 月見 月見』というところです。

もうすぐ花見の春。4月になったら、ゆみちゃんは幼稚園に行きます。
「ゆみ、もうおねいちゃんだから。幼稚園にいくの。そうしたら、おじちゃんと遊べないね。」といいます。

『春になったら 花見 花見。』
だんごを持って、みんなで花見にいこうね。「人生には楽しいことがいっぱいあるよ。」それを教えてくれるのは、ゆみちゃんです。

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2005年8月25日 (木)

ゆみちゃん日記(その3)「いろいろな遊び」編

ゆみちゃんは、近所に住む3歳の元気な女の子。
毎日のように我が家に「おじゃましま~す。」といいながら入ってきます。

(1)鬼ごっこ
「もうい~かい?」「ま~だだよ」。
「もうい~かい?」「もうい~よ」。
「あれ~。ゆみちゃん、いないよ。」「ゆみちゃん、どこにいったのかな~」と言うと、大喜びします。
ある時、ゆみちゃんは、「おじちゃんもおしいれにかくれようよ。」といいましたが、鬼ごっこをしていたのは、ゆみちゃんとおじちゃんの二人だけでした。
二人は、背中を合わせて、
「もうい~かい?」「ま~だだよ」。
「もうい~かい?」「もうい~よ」。
といっていました。

blanco43(2)ぶらんこ
「おじちゃん、もっと、大きくして」
(ブランコをゆすって大きく揺らしてという意味)
でも、ゆみちゃんのぶらんこは自分で揺らして、お母さんが見ていたらきっと、止めたくなるくらいゆれていました。


(3)買い物ごっこ
ゆみちゃんはいつも、お店の人をやります。
「これください。って、いって。」
「これく~ださい!」といって品物とお金を渡すと、ゆみちゃんは、電卓の上に品物をもっていって、「ピッ!」といいます。
「325円です。」
そして、レシートらしき紙とお釣をくれます。
また、「いらっしゃいませ!いらっしゃいませ!」と少し巻き舌で呼び込みがはじまります。

(4)かくれんぼ
「おいかけっこ」と「かくれんぼ」が大好きです。
「まてまて!」と言って追いかけると、必死に逃げますが、少し先で、とまります。
「つかまえた!」というのを待っています。
「つかまえた!」というと、「きゃっきゃっ」といって喜びます。
散歩の途中で、「かくれんぼ」をします。低い植え込みの横に隠れますが、隠れているのは頭だけです。

(5)お昼寝とウソ寝
ゆみちゃんは、よく走り、よくしゃべり、よく踊るので、3歳になった今も、よくお昼寝をします。おじちゃんの肩に抱かれて。
散歩の途中に、「ダッコして~よ」というのが合図です。急に言葉少なくなり、うわ言のように「ママいく」と言い出します。そこで方向転換しようとすると、「ちがう、こっち」といいますが、眠気には勝てず、腕をダラッとさせて、急に重たくなります。
ウソ寝をすることもあります。家に帰るとき、ダッコして欲しいので、寝たふりをします。そんなとき、ゆみちゃんのママは玄関で必ず、「この、ウソ子ちゃん」といいます。
ゆみちゃんは、それを聞いて笑顔になりますが、目はしっかりと閉じたままです。

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2005年8月10日 (水)

ゆみちゃん日記(その2)「3歳になりました」編

近所に住むゆみちゃんは、毎日のように我が家にやってきます。
「おじゃましまーす。」「あがっていいですか。」といって玄関でくつを脱いで入ってきます。

だれにでも「こんにちわ」と大きな声で話かけます。
団地内でお掃除を担当しているおばあさんにも、犬の散歩で通りかかったおじいさんにも、乳母車に乗っている赤ちゃんにも「こんにちわー」とまずごあいさつです。
昼寝をしている猫にには、「にゃーお」、ゴミをあさっているカラスには「かあかあ」と言葉を変えることもあります。

saka542歳になる前から、ブランコが大好きになったゆみちゃんの、今の得意種目は「自転車」です。三輪車ではなく、補助輪つきの自転車にのって「おじちゃん、かっこいい?」と得意になっています。
まだ、ブレーキがかけられないので、危ないのですが、近くの公園へのちょっとした下りカーブも手慣れたもので、こちらの心配をよそに、「あぶないよ!」といっても、「だいじょうぶ!だいじょうぶ!」といって乗っていきます。そして、「ほら、だいじょうぶ、だったでしょ」と平気な顔です。

すぐ真似をする。観察力がするどい。なんでも自分でしたいという欲求が強い。相手の気持ちを理解し、合わせることができる。表現力が豊か。走るのが早い。よく食べる。腕の力が強い。そんな女の子です。

ある時、我が家のテーブルに乗ったので、初めて叱ったことがあり、おじちゃんは叱らないものと思っていたゆみちゃんは大声で泣きました。少したって、今度はうちの息子(19歳)がテーブルに腰を乗っけているのを見たゆみちゃんは、「あれあれ、これはだれのおしり」といいました。息子は、照れながらお尻を下ろしました。きっと、お母さんは、そのようにゆみちゃんに接しているのでしょう。

そんな、ゆみちゃんも今日で3歳の誕生日。今まで2歳なのに、背伸びをして、「ゆみ、3さい。もう、おねえちゃんだから」といっていましたが、正真正銘の3歳になりました。

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2005年7月31日 (日)

ゆみちゃん日記(その1):「私の孫を紹介します」編

 ゆみちゃんは、2才半のとても元気な女の子です。今や、妻と私の生きがいになってしまっていると言ってもいいくらいにかわいい存在です。
近所の子どもですが、休日などいつも連れて歩いているので、「孫」ということにしています。

kouen42 たとえて言うと、アニメのDr.スランプあられちゃんのようなパワフルな女の子です。二才になるまえから、ブランコもひとりで乗るし、すべり台だって下から逆にかけあがっていきま す。とにかく、よく食べ、よく走り、よくしゃべり、歌い、踊ります。そして、何にでも挑戦し、大人と同じようにしたいという人です。

 妻が電話をすると、必ず「おじちゃんいる?」と聞きます。「いるよ」というと、大きな声で「やったー」と叫んでやって来ます。

 「ゆみ、自分でやる!」というのが口癖です。口紅を塗る。掃除をする。ビンの蓋をあける。切符を買う。 スーパーマーケットで買い物かごを押す。紙粘土でキティーちゃんをつくる。七宝焼のブローチをつくる。・・・ なんでも、やります。そして、なんでも、できてしまうのです。とにかく、好奇心旺盛。そしてやりぬく意欲も凄いのです。
 そして、相手に応じた話題で切り出してくる会話能力には驚かされます。私には趣味の「紙粘土」や「トトロ」の話、妻には植木や花の話題。
長男にはギター、次男にはパソコン、近所の「猫大好きおばさん」には猫の話題で話し掛けていきます。  そして、記憶力も観察力も抜群です。だれと、どこで、何をしたか、とてもよく覚えています。いつもと違うことはすぐに気づきます。
 「どうして、きょうは、・・・なの?」と質問好きです。

 もうこんなに凄いので、「将来が楽しみ」であり、また、「二十歳過ぎればただの人」となるのか、他人(血の繋がりはない)ながら、複雑な気持ちです。
 見ていると、やはり、彼女のお母さんの育て方が立派なのだと感じています。
「守るべきルールはきちっと教える」。たとえば、家に入るときは「お邪魔します。」という。ジュースをこぼしても叱らないがきちっと後始末をさせる。
 「子どもの判断を尊重する」しかし「けじめはつける」。たとえば、私たち夫婦が「いっしょにお出かけする?」「遊びにくる?」と誘うと、子供たち(小2のお姉さんもいる)の判断にまかせる。ただし、必ず、「自分でアンヨするのよ」とか「6時には帰ってくるのよ!」と注文をだします。

 この姉妹との出会いは、妻が端正込めて咲かせた花を見て、「この花きれいね!」とおねいちゃんが 大声で感動してくれたのがきっかけです。
 「花がきれいに咲いている」「飛行機雲が見えた」「すずめが鳴いている」「(昨日の雨で)水た まりができた」「猫が餌を欲しがっている」 そんな、何気ない日常を、ふと気づかせてくれる「ゆみちゃんとみほちゃん」なのです。

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