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2005年12月12日 (月)

「IT活用が学力を伸ばす可能性」:陰山英男氏の講演

本日は、お客様起点経営を目指す組織経営改革の一環としての「お客様トップのご意見を聞く会」の第2弾。講師は、日本で一番有名な「公立小学校の校長先生」、陰山英男氏です。
kage5342陰山校長は、午前中は文部科学省の中央教育審議会初等中等分科会 教育課程部会 に参加された後、午後からは半日お付き合いをいただき、「陰山校長のお話を聞く会」では、息も切らせぬ熱弁をふるっていただきました。
講演テーマは、「IT活用が学力を伸ばす可能性 子どもが伸びる新たな挑戦へ」です。約1時間ほどお話をしていただき、そのあと意見交換をしました。

◇講演要約:
kage5341・学力向上に対して正しい方法論 学力低下の真の原因の克服とは?
 勉強しなくなったのではなく、勉強をして学力低下してしまった。
 競争させれば子どもの学力は低下する。
・教育論議が迷走する理由
 事実が認識されていない。
 学力低下の真の理由に迫る必要性
・低所得の家庭からの東大合格者が急増している。
・学力低下の本当の原因への手がかり意外な入り口
 →国際学力比較調査
・世界最低水準の家庭教育
 日本は、宿題をする時間(1.0H)が最短、テレビ・ビデオを見る時間(2.7H)は最長。
・落ちているのは学力だけではない
 15歳と18歳で走る力の低下(受験圧力の恐怖)
・これからの日本の教育課題 
 早寝早起き朝御飯は国民運動へ
 読み書き計算や反復学習は指導要領へ明記
 英語など新しい学習内容
・寝る子は育つ
 1日に7時間から9時間寝る子どもは国語・算数の点数が高い
・食事の重要性
 一食あたりの摂取食品数が多いほど学習成績がよい
・学力・体力伸ばす朝御飯
 朝食を必ず食べる(513点)、たいてい食べる(480点)、食べないことが多い(458点)、まったく食べない(452点)
・学力向上とは子どもを元気にすること
・学力再生は生きる力の再生
 基本的生活習慣の確立
 →読み書き計算による脳力トレ-ニング
 →揺るぎない基礎の上に立つ多様な学習
 この順番で確立されなければ、効果は薄い。
・学力向上の具体的方針(家庭編)
 早寝早起き朝御飯
 テレビの視聴時間の制限
 家族団欒

○ITは教育に何ができるか?
 徹底反復はITと相性がいい。
 →何度も同じことをやらせて脳を鍛えることができる。
 履歴管理が可能
 →個別指導が可能
 マルチメディアである。
 →バ-チャル授業が可能
 指と一体化した学習
 →タイピングとタブレット、電子黒板で、新しい授業革新の可能性

○電脳陰山メソッド 限られた内容を、単純な方法で、徹底反復
 マトリックスカリキュラム=義務教養
 学習内容をすべてハ-ドディスクかサ-バ-へ
 学習活動をインタ-ネットで管理、支援
 インタ-ネット通信教育
 マルチメディアで徹底反復
 学校、塾、通信教育の壁が溶かす学習システム

○生活改善と徹底反復、IT活用 教育改革とはみんなが元気になること

◎学校での一斉授業には「電子黒板」、家庭での個別学習には「タブレットPC」が解になるのではないか

◎今後、学校教育において、「人件費削減」と「学力向上」が求められるが、これらを合わせて解決する切り札は「IT活用」である

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