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2006年1月25日 (水)

栃木県佐野市立多田小学校の自主公開授業

tada5717金井信夫先生からご案内をいただき、佐野市立多田小学校の公開授業に参加しました。
多田小学校は、今年度のCEC事業Eスクエア・エボリューション「学校企画」に参加されています。

金井信夫先生の精力的な活動により、ブログ「Eスクエア・エボリューション 多田小学校学校企画」も、実践報告だけでなく、ハード、ソフト、周辺機器の活用方法の紹介から評価まで、とても充実しています。
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◇研究内容:e-黒板を「いい黒板」にするための活用法の研究

○公開授業(すべての授業で電子情報ボードを使用していました)
tada5723・1年 英語 「ものの名前」英語活動用の自作コンテンツを使ってALTの代わりに電子情報ボード上でネイティブの発音を聞かせることにより発音指導を行った。
英語での電子情報ボードの活用は、「ネイティブの発音を、インタラクティブに、繰り返し何度でも聞かせることができる」 というところにメリット学習効果があるようだ。
tada5731tada5740・4年 算数 「面積」児童の考えが記入された学習プリントをその場で「D-book」を使って教材化。
HTML形式の自作教材の提示。

tada5742tada743tada744子どもたちが矩形の面積の求め方を考え、紙にかいて、スキャナーで取り込んみ、電子情報ボードを使って説明をする。3種類の説明方法が出てきて、それぞれ立派に説明されたことはとても興味深かった。

tada5729tada5730・6年 国語 「漢字の筆順」電子情報ボードを使って自作した筆順のデジタル教材と「EduClick」を組み合わせたクイズ形式の学習。
子どもたちはクイズ感覚で、楽しみながら授業に参加していた。
・3年 算数 「重さ」フラッシュ形式の自作教材の提示と、自作プログラミングによるゲーム形式のドリル学習。
・4年 社会 「わたしたちの栃木県」「D-book」を使って教科書をデジタル教材化したものを電子情報ボードに提示しながら授業を行った。
tada5754tada5760・5年 道徳 「あなただって そうだったでしょう」
自作資料を「再現構成法」的な手法を用いて、場面の挿絵を電子情報ボードで提示しながら授業を行った。
画面の挿絵は、絵の上手い卒業生3人が書いたとか。ありものの素材を使わずストーリーもオリジナルで、著作権にも配慮して公開授業をしたところがよかったと思う。

tada5769tada5764・2年 国語 「何に見えるかな」紙をちぎってできた形を「D-book」を使って教材化した。その教材を提示しながら児童にその形が何に見えるかを考えさせて発表させた。

tada5775tada5777・5年 体育 「跳び箱運動」電子情報ボードを使って模範演技を提示した。グループ毎に動画撮影用のデジタルカメラを持たせ自分たちの演技を撮影し振り返るとともに場合によっては電子情報ボードに提示して全体に紹介した。

○ワークショップ
デジタル教材作成ソフト「D-book」を使った教材の作り方を、実演を交えながら解説した。
主に、スキャナで取り込んだデータを簡単に教材化する方法を金井先生が説明した。その中でも、すでに印刷された自作のプリントや児童が書き込みを行った後の学習プリントを授業時間中にスキャナで取り込み瞬時に教材化する方法は、事前にまったく準備がいらない驚くべき活用法である。

○全体会とその印象
tada5782宇都宮大学の渡辺浩行教授から実践者の先生方に、「コンピュータを活用した授業の実践によって、子どもたちが、そして先生自身に、どのような変容がかったか」という質問があった。
全員の先生方が回答したが、金井先生は、「ある児童が、『先生がコンピュータを使った授業をしてくれたので、今まで嫌いだった算数が好きになりました』と答えてくれ、本当に算数の授業に熱心に取り組んでくれるようになったことがうれしかった」とおっしゃったのがとても印象的だった。
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コンピュータを使うからいい授業なのではなく、先生が子どもたちのために工夫し努力している姿が、子どもたちの心を動かすのだと、私は思います。

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コメント

関さん、25日は本校の自主公開授業を参観していただきましてありがとうございました。知名度も華やかさもないにもかかわらず、思った以上にたくさんの人が参観してくれたのでうれしかったです。電子情報ボードの有効性が少しは伝わったのではないかと思っています。今後ともご指導よろしくお願いします。

投稿: 金井 信夫 | 2006年1月27日 (金) 14時31分

金井先生、さっそくご本人から私のブログにコメント&トラックバックをいただけるとは光栄です。
各学年、各教科とも、子どもたちの表情がよかったですね。「d-book」の活用も素晴らしかったです。

投稿: 関 幸一 | 2006年1月27日 (金) 16時04分

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