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2006年8月23日 (水)

【イベント参加報告】e-黒板を活用した数学と理科の模擬授業

Itabas85Itabas86今日は、板橋区グリーンホールで開催されている、板橋区中学校教育研究会数学部&理科部の合同夏季研修会に参加しています。板橋区立西台中学校の俵山副校長からご案内をいただきました。
「e-黒板を活用した数学と理科の模擬授業」というタイトルです。

◆電子黒板を使った数学の模擬授業
Itabas92講師:墨田区立鐘淵中学校 市倉茂雄教諭
◇きっかけは校長先生
 2年前の夏休みに、「校長先生から電子黒板を使ってみないか」と声をかけられたのがきっかけで、使い始めた
◇「グラフ」を書くツールソフトと「電子黒板」
 当時、「グラフ」を書くツールソフト(関数グラフソフト:GRAPES)に興味を持っていたので、それと電子黒板を組み合わせると面白いのではないかと思った。
実際に使ってみると、電子黒板だと黒板に書く手間が省けるなどのメリットもあった。
個人差(生徒の学力差)に応じた指導にも適していることが分かった。
◇効果
 他の単元とちがって、電子黒板で授業をやった「グラフ」のところは、生徒たちの成績が際立ってよかったのは、電子黒板の効果と言えるかもしれない。
◇50分間の授業のやりかた
 最初の5分は復習問題などのプリント(小テスト)をやらせる。この時間を使って、機器のセッティングや調整を行う。
終わりの5分は自己評価カードを書かせたり、宿題をしてしまう生徒もいる。この時間で’片付け’をしてしまう。授業は残りの40分を使ってやるというパターンでやっている。


◆電子黒板を使った理科授業
Itabas98講師:杉並区立東原中学校 横山 弘主幹
◇理科の授業
 自然に対する関心を高め、目的意識をもって観察、実験などを行い、科学的に調べる能力と態度を育てるとともに自然の事物・現象についての理解を深め、科学的な見方や考え方を養う。

◇電子黒板等(ICT)の役割

◇3年 理科 1分野「運動とエネルギー」、2分野「細胞と生物のふえ方」
◇観察結果をそのまま資料に
 細胞(植物の細胞と動物の細胞):顕微鏡を使って観察
◇映像を利用
 デジタルカメラの動画機能を利用して
 等速直線運動と等加速度直線運動
◇資料提示
 Webカメラ(TVカメラ)、映像コンテンツ(NHK学校放送)、その他
 何度も同じことを書く必要がない(授業用板書内容の保存)、欠席者にも渡せる、クラスの進度・教育内容の確認)
◇生徒評価
 EduClick(レスポンスアナライザー)
◇教員の努力も必要
 見せる努力、観察・実験の大切さ、理解させるためには、ノートのとらせ方

Itabas96_1Itabas06◇レスポンスアナライザーを使ったアンケート結果
(1)電子黒板に興味を持った(とても=11、はい=5、まあまあ=7、いいえ=4)
(2)レスポンスアナライザーに興味を持った(はい=21、いいえ=3、無回答=4)
となった。レスポンスアナライザーの評価はとても高かった。

その後、質疑の時間があり、私にも説明の時間が与えられた。参加されている理科部会の先生・数学部会の先生から、「電子黒板ってなんですか?」という基本的な質問があったので、私からは昨年のNHK-TVで放映された、今日の講師の市倉先生も登場する「おはよう日本」の電子黒板特集のビデオを紹介した。

夏休みに、このような熱心な先生方による研修会が行われて、よりよい授業の実現のために熱心に発表し、議論し、高めあうということは素晴らしいことだと思います。
このような場に企業人としてただ一人招かれて、質問に答えたり、議論に加わることができたということは、とても嬉しいことです。俵山先生、ありがとうございました。

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