【イベント参加報告】平成18年度CEC成果発表会(初日)

平成18年度Eスクエア・エボリューション成果発表会の会場にである東京ファッションタウンビルに来ています。
11:50から全体会議がはじまりました。
CEC会長の宮島龍興氏のお話に始まり、両省のごあいあさつがありました。
私の尊敬する宮島先生はすでに90歳ですが、そのお話にはいつも含蓄があり、私はいつも楽しみにして聞いています。今回はご自身の3冊のエッセー集、「わからないものですよ」「再び・わからないものですよ」そして「世はあべこべ」の内容から、「世の中、わかっていても、みんなやろうとしない」「人間がこんなに増えすぎてしまったのは異常だが、だれも何ともしない。少子化はむしろ喜ぶべき現象といえるかもしれない。数は少なくとも貴重な子どもたちには、意気込みのある人間に育って欲しい。判断力や創造力を身に付けた大人になってもらいたい。」と話された。

そして、中川正樹教授の基調講演です。
途中、「情報技術の私見的recurring concept(再帰)」についての説明のところでは、オープンソースがテーマということで、OSをインストールする5分間を使って、その間に落語「あたまやま」や「のっぺらぼう」語るなど、とてもユニークで意欲的な講演でした。また、内容も成果発表会のテーマそったもので、日本インターフェース学界の副会長でもある中川正樹教授ならではのものでした。とても秀逸な基調講演であっと思います。
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テーマ:学習環境の多様化に向けて
◇ITはバブルだったか
・2000年頃は確かにバブルだった。しかし、その後も着実に拡大
・ソフトウェアのコストは全産業で3割
・現在は「情報革命」の真只中
◇HP CEO カーリー・フィオリーナの言葉
「テクノロジーにおけるこの25年は、準備運動に過ぎなかった。
いまこそ、私たちは、メインイベントに突入しようとしています。
つまり、テクノロジーとビジネスのあらゆる局面、人生と社会のあらゆる局面を完全に変貌させる時代が訪れます」
情報革命とは、情報が有限資源でなくなるのです。
◇The World is Flat by Thomas Friedman
●高速ネットワークの恩恵
●世界的サプライチェーン
●情報は必要なときに検索できる
●グローバリゼーション 1.0
国が栄える方法、最低でも生き残る方法を考える時代
●グローバリゼーション 2.0
企業が栄える方法、最低でも生き残る方法を考える時代
●グローバリゼーション 3.0
個人が栄える方法、最低でも生き残る方法を考える時代
◇オープンソースソフトウェア
OSS,ソースプログラムが公開されていて改良・再配布も可。ルールは元のソフトに従う
Apach(Web server No.1),Linux(No.1~3),MoZilla,OpenOffice
●カスタマイズ性 ◎
●透明 ◎
●コストメリット ◎
●性能 ◎ (Apache:IBM採用)
●狭義セキュリティ ○
(ウィルス、改ざん、踏み台、・・・)
●信頼性 同等かそれ以上
●デファクト △ → ?
●サポート △ → ○
★創造性豊かな人材
★有限な資源を活用し最大限の成果を生む出す仕組み
-これらを如何に作るか?
◇これに対応した初等中等教育は「生き方を情熱をどう育むか」が課題
●創造性の基本は初等中等教育
見いだす喜び、作り出す喜び
●人生の成果=能力×熱意×生き方 (稲盛和夫)
能力は0以上、熱意は100以下、生き方は、-100~100
(人生の成果の大きさは、能力×熱意に比例しますが、生き方は「マイナス」の値も取り得るのでとても重要です。能力と熱意が高くても生き方が「マイナス」であると成果もマイナスになってしまいます。)

一番大きなホールAでは企業展示と4つのブースに分かれて、「(分科会C-1)学校等が主体となって実践したIT活用教育事例 」が開催されています。
昨年から、展示と分科会のレイアウトがとてもよくなりました。
見やすいし、全体としてとても熱気があります。

分科会は、次のような構成です。
・(分科会A)「Open School Platform」プロジェクト発表
OSPミニ討論 -OSPについて語ろう-
・(分科会B)教育のIT活用をリードするEスクエア(仮題)

・(分科会C-1)学校等が主体となって実践したIT活用教育事例
・(分科会D)学校情報セキュリティーワークショップ
です。
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コメント
今回も申し込んでいたのですが,どうしても都合がつかず,参加できませんでした。詳しい説明があって助かりました。ありがとうございます。来年こそは参加したいと思います。
投稿: adaken | 2007年3月 3日 (土) 18時45分