和田中学校校長藤原和博氏講演:「ネットワーク型の授業・教師・学校経営」
今日は大阪に来ています。
富士通関西システムラボラトリで開催されている、JAPET主催の情報教育対応教育研修全国セミナー:Educational Solution Seminar 2007 in 大阪です。

12:00からの展示を見学しています。
昨日の「ペン入力コミュニティ」キックオフセミナーでお会いした小学館の伊藤編集長にこのイベントのチラシをもらいました。15:30からの合同同窓会まで少し時間があり、場所も近いので参加することにしました。伊藤編集長は「デジタルドラゼミ」を展示されています。昨日、講演された富士通研究所は「手書き電子教材」を展示されています。タブレットPCや手書きインターフェイスに焦点が当てられているようです。

13:00からは、JAPETの高橋事務局次長のご挨拶、杉並区立和田中学校の藤原和博校長の講演、尾道市立土堂小学校の山根僚介教諭の事例発表などがありました。


1.学校改革「公教育の未来」と情報教育(概要)
講師:杉並区立和田中学校校長 藤原和博氏
◆ネットワーク型の授業・教師・学校経営
「ネットワーク型の授業」「ネットワーク型の教師」「ネットワーク型の学校経営」が大事
7年間で5000人以上の見学者。「よのなか」科の授業で子どもたちは何をいったい学んでいるのか?
日本の教育の現状は、‘レッテル型の教育’が降ってくるという状況
・「外とつながった」学校経営ができる校長先生の育成
・「外のエネルギーを内に!」
・約60名の地域に人に1部屋与えている
・‘土曜寺子屋(ドテラ)’の実践:約150名が自主登校
・団塊世代がパワーになる
・外の力を借りる⇒先生の生徒に向き合う時間が増える
◇「よのなか」科の授業体験:「ハンバーガー屋さんの店長になってみよう!」
新しいお店の出店場所を考える。着眼点は「稼働率」:朝・昼・晩それぞれ別の客層が来店する場所を見つける
◇外のエネルギーを常に中(学校)で活用できること
◆情報処理力と情報編集力
ネットワーク脳:自分の知恵だけでなく、人とつながっている方が進化する
①情報処理力⇒「正解の導き方」→ジグゾーパズル型(狭義の学力)
世界観が示された時だけ、力が発揮できる力。高度成長期には必要とされた力。
②情報編集力⇒「納得解の導き方」→レゴ型(真の学力)
自分自身が納得し、関わる人たちが納得する解を見つける能力。答はたくさんある。
現代社会で必要とされる力。成熟社会を生き抜く力である。
◆なぜITが活用されないのか? どうすれば、ITが活用されるようになるのか
◇教師の手間を省くものでないとダメ
◇「英語のボキュブラリーを増やす学習」「漢字の学習」「計算力をつける学習」など、反復が大事なものにITが向いている
◇メール:CCで情報共有したり、脳の拡張としてITを使えている先生は少ない
◇準備に時間がかかるものはダメ(プロジェクターに接続するまでに時間がかかるなど)
◇発光する薄いディスプレイが出来ないか。「引き」がないといけないプロジェクターはダメ
◇コーディネーターが大事。教員になりたい大学生の活用
◇全国の中学校に「学校支援本部を!」 来年度予算の概算要求
◇SimCityClassicは政治を教えるのによいゲーム。政治とは、「税金をどのように集め、どのように分けるか」ということ。20分で体感できる。
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藤原校長の講演が終わったところで、私は退席しました。
15:30から大阪国際会議場で、母校(関西学院中学部)の創立60周年記念合同同窓会が始まるからです。
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