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2008年1月

2008年1月31日 (木)

平成19年度情報教育担当指導主事連絡協議会(第2回)で講演しました

Tojoho84今日は、水道橋にある「東京都教職員研修センター」で‘平成19年度情報教育担当指導主事連絡協議会(第2回)’が開催され、東京都の各市区町村の情報教育担当指導主事約60名が集まりました。
そこで、私は約1時間にわたり「IT活用による授業改革への挑戦 ~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~」と題したお話をする機会を与えられました。
ここ3年間、「タブレットPC教育利用研究会」と称して活動してきた私にとっては大変嬉しい機会です。
お呼びいただいた東京都教育庁の西田主任指導主事と永浜指導主事に感謝しています。

「都立高校ICT計画について」の説明や「事務連絡」などがありましたが、内容はご紹介できません。私がどんなお話をしたかという要約と、最後に感想を述べさせていただくに留めたいと思います。

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「IT活用による授業改革への挑戦
 ~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~」

◆0.自己紹介(経歴と最近の活動)

◆1.高度情報化社会のこれから
◇1.1 最近の情報技術のキーワード
 ロボット、電子ペーパー、UMPC、ケイタイの業務活用、・・・
 (1)フィールド・イノベーション⇒教育現場の改革が重要
 (2)環境&ユニバーサルデザイン

◇1.2 IT新改革戦略における「教育の情報化」
 次世代を見据えた人的基盤つくり
 -全ての教員へのIT機器の整備、IT活用による学力向上ー
 「IT新改革戦略」(2006年1月19日公開)
○目標
 ①教員一人に一台のコンピュータ及びネットワーク環境の整備並びにIT基盤のサポート体制の整備等を通じ、学校のIT化を行う。
 ②教員のIT指導力の評価等により教員のIT活用能力を向上させる。
 ③自ら学ぶ意欲に応えるような、ITを活用した学習機会を提供する。
 ④教科指導におけるITの活用、小学校における情報モラル教育等を通じ、児童生徒の情報モラルを含む情報活用能力を向上させる。
○実現に向けた方策
 ①2010年度までに全ての公立小中高等学校の教員に一人一台のコンピュータを配備し、・・・校務のIT化を積極的に推進する。・・・(以下、省略)
 ②省略(小中高等学校において情報システム担当外部専門家の設置を推進)
 ③省略(教員のIT活用能力に関する評価をその処遇へ反映すること等を促進することにより、全ての教員のIT活用能力を向上させる)
 ④2006年度までにITを活用した分かりやすい授業方法や、児童生徒の習熟度に応じた効果的な自習用コンテンツの開発・活用の推進等により、教科指導における学力の向上等のためのITを活用した教育を充実させる。
 ⑤省略(小学校段階からの情報モラル教育のあり方を見直す。)

◆2.授業改革への挑戦
◇2.1 電子黒板とデジタル教科書
 (1)電子黒板による分かる授業の実現 NHK「おはよう日本」電子黒板特集のビデオを紹介

 (2)本紹介:メディア教育開発センター理事長清水康敬氏編著 「電子黒板で授業が変わる」
○電子黒板のメリット
 ①手書きができること
 ②コンピュータというイメージが少ないこと
 ③表示の位置が操作の位置であること
 ④消しても元の位置に戻れること
 ⑤訂正できること
 ⑥ランダムに表示できること
 ⑦静止画像提示ができること
 ⑧動画の提示ができること
 ⑨生徒の視線を集めることができること

 (3)「電子黒板とデジタル教科書」活用のメリットと課題
  メディア教育開発センターの堀田龍也先生のアドバイス
○「電子黒板+デジタル教科書」のメリット
 ①感情移入ができるほどのコンテンツが実現できる
 ②電子黒板は、「情報」を書き付けることができる点がよい。普通の黒板では 「先生の考え」と「子どもたちの考え」を書き出すだけで情報は出てこない
 ③プロジェクターでは「映せばわかる」という授業ができるが、「電子黒板+デジタル教科書」活用の授業ではさらにその次(その先)の授業ができる
 ④「大きく映したものを、触ったら変わる」ので、パソコンよりも操作が簡単
 ⑤「画面をタッチするだけで、次々にいろんなリソースを呼び出すことができる」 ので、テンポのいい授業ができる
 ⑥「子どもたちは先生の先を見ている」だから、電子黒板を使った授業では、「流れを途切れさせないテンポのいい授業ができる」
 ⑦単位時間内で「密度の濃い授業」ができる
 ⑧目線を確保したまま、「子どもたちの集中力が持続する授業」ができる

○「電子黒板+デジタル教科書」活用のポイント
 ①「板書の文化」とデジタル教科書の融合が大切
 ②ワークシートとの併用は大事
 ③英国では、電子黒板の機能の中で一番使われているのは「隠す機能」。 隠した状態から見せていくことで、「集中力」「興味・関心」を引き出すことができる
 ④ICT活用の授業ではコンテンツが重要であり、コンテンツの中でも特に「デジタル教科書」と「教科書準拠のコンテンツ」「単元全体がコンテンツ化されていること」が重要である

○「電子黒板+デジタル教科書」活用の課題
 ①一斉授業がちゃんとできることが大事。すなわち、どこでどのリソースを見せれば「もっと考えられる」「もっとわかる」ようになるかの技能やノウハウが必要
 ②豊かなリソースを活用する授業マネージメントの能力。「ICT活用能力」ではなく、「一斉授業の力」が問われる

○「授業の芸」を後進に残していくことが大事。
 ①「授業が豊かになる方法」 「授業力を上げていく方向」が大事
 ②「いい授業を見せる」ことで、先生方に「こういう授業をしたい」と思わせ、いい授業をするために「電子黒板+デジタル教科書」を使うようになることがよい

◇2.2 タブレットPC
 タブレットPC活用で授業が変わる、学習が変わる
 (1)デジタル教科書&タブレットPC(DeTeMOの活用事例)⇒ビデオを紹介
 (2)タブレットPCの活用(シンガポールの学校)⇒ビデオを紹介
 (3)手書き電子教材の事例⇒デモを実施(富士通研究所開発ソフト:100ます計算、日本地図、漢字の書き取り)

○タブレットPCの教育効果
 2005年度の土堂小での検証結果より(富士通研究所 岩山 尚美氏の研究成果)
 引用:‘ヒューマンインターフェース学会誌2006Vol.8 No.3’ 「教育用ペンインタフェースの開発に関する一考察」
 著者:岩山 尚美、関 幸一
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 指導時間の短縮効果
             ノート       手書き電子教材
 指導漢字数    7~8個/時限  13~14個/時限
 指導所要時限数 25時限       14時限
(なぞり書きする機能や筆順判定機能をつかうことで、指導時間の短縮ができた)
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 (4)特別支援教育の事例⇒キッズタッチシリーズのデモを実施(「パズルできるかな?」「いろんなせんかけるかな?」「ドレミひけるかな?」

◆3.まとめ
「目標7:意欲ある誰もがチャレンジできる社会を創出する」(東京都が掲げた目標)に向けて

ブログ「そよ風」カテゴリー‘講演録’より抜粋
◇「若い人たちには『ビジョンとモデルをもちなさい』と言いたい」:日野原重明氏
人は人の役に立つ仕事(天職)を見つけたとき、強くなれる(睡眠時間の短い生活でも耐えられる)

◇「思えば叶う」:松本元氏
「思えば叶う」:脳は、生まれながらにアルゴリズムを創り出すアルゴリズムをもっている。
したがって、「こうしたい」「こうなりたい」と願えば(思えば)、その実現に向けてのアルゴリズム創生活動が動き出し、答えを見つけていく。

◇「教育されなければ、人間は人間たりえないのである」:野口芳宏氏
いい学校教育が行われるようになったら、20年後の国家はまともになるはずだ。家庭も、社会も、学校教育がよくなることでよくなっていくと言える。

◇「IT活用が学力を伸ばす可能性」:陰山英男氏
学校での一斉授業には「電子黒板」、家庭での個別学習には「タブレットPC」が解になるのではないか。

◇3.1  私には夢があります
「私には夢があります。小学校入学時に、一人一台のマイパソコンとしてタブレットPCが渡されることです。」(陰山英男)
 2007年6月 7日 New Education Expo 2007での講演にて

Tojoho87私には夢があります。
「未来の教室」を
協働で創りあげていくことです。
  (関 幸一)

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西田主任指導主事と永浜指導主事が逆風の中、強い思いを持って、「東京都の教育の情報化」を推進していこうとする姿と、その‘思い’が現実のものとなりつつあることに大きな感動を覚えました。
まさに「思えば叶う」のだと思います。その夢の実現に少しでもお力になれれば、私にとってもこの上ない喜びです。
今後とも、よろしくお願いします。

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2008年1月 4日 (金)

オーストラリア旅行(第7日):シドニーから成田へ

今日は、シドニー空港から成田空港へ、約9時間半の空の旅です。日本に帰ります。

Au250133_2
途中、世界最大の珊瑚礁・グレートバリアリーフが綺麗に見えました。


成田からはバスで、いつもは約2時間ですが、まだお正月休みのためか1時間半でたまプラーザに着きました。
「また、オーストラリアに行ってみたいナー」と思いました。

せっかくなので、思い出のコアラの写真を追加で大公開します。ご覧ください。
Coara094Coara111Coara101
Coara120_2Coara095Coara092
(それぞれの写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。)

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「文明」と言われる人間たちの生活や活動が、地球の水や空気を急激に汚染してきています。
海の水も、空の空気も、北半球と南半球では混ざらないそうです。だから、‘こらからは、オーストラリアの時代’になるかも知れませんね。

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2008年1月 3日 (木)

オーストラリア旅行(第6日):ブルーマウンテンズ観光&ショーボートディナークルーズ

今日は朝から、 「世界自然遺産・ブルーマウンテンズの半日観光」です。バスで片道約2時間。

Au390025Au150239悪魔に岩にされてしまったという伝説の三姉妹‘スリー・シスターズ’と呼ばれる奇岩と壮大な断崖絶壁、どこまでも続くユーカリ樹海、世界遺産に登録されたブルーマウンテンズで、
Au150247Au150007Au150032急勾配のトロッコ列車、
散策、
ケーブルカーとロープウェイで大自然を満喫しました。

午後は、遅めのランチと免税店でのショッピングを楽しみました。


Au150055_3Au150056Au150059夜は、‘ショーボートディナークルーズ’に参加しました。


Au250075_4Au150079_2Au150082シドニー湾のシドニー・ハーバー・ブリッジをくぐり、オペラハウスとシドニーの街の夜景を楽しみます。

Au390038
シドニーも二人にとって‘忘れられない街’になりました。

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2008年1月 2日 (水)

オーストラリア旅行(第5日):シドニー市内観光&ロブスターのお刺身ディナー

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朝 ゴールドコースト発(航空機にて)。
午前 シドニー着。
Au150168_7Au150049_3Au150188着後、シドニー市内観光「ZOOM IN シドニー!」へ。
洗練された都市空間と、歴史ある建物や心和む緑・さわやかな美港の風景が調和した、世界屈指の美しい眺めが魅力のシドニー。

そんなシドニーのランドマーク、オペラハウスにスポットを当てた市内観光。
Au150190Au150199Au150209水上タクシーに乗って海から徐々に近づきZOOMしてくるオペラハウスを眺めます。つい何枚も写真を撮ってしまいました!

そしてその後、そのオペラハウスを内部観光します。(オペラハウスの内部は、また撮影禁止でした。)


Au150232Au150233夜は、「ロブスターのお刺身ディナー」。
ロブスターのお刺身をはじめ、様々なシーフードを使ったパスタやクリームチーズ焼きなどを二人で存分に楽しみました。

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2008年1月 1日 (火)

オーストラリア旅行(第4日):カランビン自然動物園で再び‘コアラ・ダッコ’&カンガルーの群れと遊ぶ

Au150091_3

今日は元日(1月1日)。オーストラリア旅行の第4日目。ツアーの予定は終日フリータイムです。そこで今日は、カランビン自然動物園に行くことにしました。
ゴールドコーストのサーファーズ・パークから、カランビン自然動物園まで乗り合いバスに乗りました。

Au150173Au150182Au250027動物園に入ると、まず‘コアラ’ダッコです。
そして、オーストラリアで思いがけなく‘ラクダ’に乗ることができました。

Au150072Au150098Au150069たくさんのカンガルーにも触れ合うことができました。お母さんカンガルーのおなかの袋に出入りするあかちゃんカンガルーもたくさん見ることができました。

Au150096Au150153カンガルーのところでは、多摩動物公園と同じようにボランティアの方が活動されていました。多摩では黄色いコートですが、ここではオレンジ色のコートでした。
園内を周回している列車にも乗りました。何ヶ所かある停留所で乗り降り自由で、無料です。

Au150131Au150106Au150100Au150041ウォンバットが穴から顔を出した瞬間や木登りカンガルーがまさにジャンプしようとした瞬間を捉えることができました。ワニやエミュウなど、オーストラリアならではの動物たちをたくさん見ることができました。

動物との距離が近いという点では、日本とは違う動物園を大いに楽しむことができました。

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