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2008年3月

2008年3月23日 (日)

団地の桜、開花宣言!

Sak50032Sak50005Sak50004部屋の前の「団地の桜」が、ここ数日の暖かい日差しを受けて開花しました。
近くに寄って、写真を撮ってきました。あと一週間もすれば満開になるのでしょうか。

いいお天気の日曜日。ついでに団地内を散歩して、いろいろな花を写してきました。
Sak50011_2Sak50016Sak50019Sak50020スイセン、
モクレン、
Sak50025Sak50033Sak50035Sak50030ツバキ、ボケなどが咲き誇っていました。(写真をクリックすると、大きく表示されます。)

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2008年3月22日 (土)

D-pro「春の公開研究会」に参加しました

Dpro0013Dpro0043_2初台の東京オペラシティ32階にあるApple Japanで開催された、D-project2 「春の公開研究会」に参加しました。
テーマは、「メディアで創造する力を育む ~確かな学力から豊かな学力へ~」です。

10:00~10:30
■オープニングトーク ~メディアで創造する力を育むとは~
Dpro0022Dpro0039中川一史会長<(独)メディア教育開発センター/D-project会長>、中橋雄副会長<福山大学人間文化学部 メディア情報文化学科・専任講師>、北川久一郎事務局長が「メディア創造力」について熱く語りました。

◆D-projetとは?
中川一史会長によると、D-projetのDとは‘デジタル(情報機器)’と‘デザイン(授業設計)’のDだそうです。
すなわち、「子どもたちにどんな力をつけるかを見据えて、授業デザインをする」ことをテーマにした活動をしてきたとのことです。
「総合的な学習の時間」や「情報教育」が始まった2002年春にスタートしたそうですから、6年を経過したことになります。

◆D-projetが大事にしているもの 【3つの往復】
○基礎・基本と応用・実践の往復
○思考力と想像力・発想力の往復
○映像と言語の往復

◆D-proの3つの柱
・ワークショップ/公開研究(先生方が児童・生徒の立場で参加し、また先生の立場にもどって考える)
・Webでの情報公開
・コミュニティとしてのメーリングリスト(550名)

◆学力の二層構造(提案型)
○確かな学力⇔○豊かな学力
(知識・理解・スキルなどを含めた思考力・判断力・表現力の基礎・基本)⇔(発想力、企画力などを含めた思考力・判断力・表現力の実践・応用)

◆新学習指導要領から
【国語】
国語を適切に表現し性格に理解する能力を育成し、伝え合う力を高めるとともに、思考力や想像力及び言語感覚を養い、国語に対する関心を深め国語を尊重する態度を育てる。
---
〔第3学年及び第4学年〕
A 話すこと・聞くこと
(2)ウ 図表やへ、写真などから読み取ったことを基に話したり、聞いたりすること。
〔第5学年及び第46学年〕
B 書くこと
オ 表現の効果などについて確かめたり工夫したりすること。
---

◆メディア創造力:解説編
映像と言語の往復を促すようなメディア表現学習を通して、自分なりの発想や創造性を発揮し、柔軟な思考を働かせる。
そのことは、感性と論理を合わせ持つメディアの特徴に迫ることになり、豊かな感性と論理的思考力を相乗的に高める。
これらを通じて自己を見つめ、きり拓いていく力をつけることをめざしている。

◆考えるべきは‘授業デザイン’
→だからこそD-projet
「何を教えるのか?」「どのように教えるのか?」
これまでにもあった表現の単元
ひと工夫でメディア創造力実践に

◆メディア創造力とは何か?
「抽象と具体」を、体験で理解してください。
抽象:定義とキーコンセプト⇔体験(ワークショップ)⇔具体:モデル実践


10:45~12:15
Dpro0045Dpro0048■「実践提案徹底検証!」では、<2:比較検討!スライドショー制作>に参加しました。

‘国語’と‘総合的な学習の時間’で行う「スライドショー制作」では、何が同じで何が違うのか教科間比較検討をしていました。
司会&‘国語’での実践提案:前田康裕(熊本県熊本市立飽田東小学校/D-project副会長)
‘総合的な学習の時間’での実践提案:山本直樹(京都府京都市立新林小学校/D-project副会長)

◆セッションの流れ
・おたがいのスライドの提示
・授業のねらいと学習のプロセス
・授業のポイントとメディア創造
・二人が強調するポイント
・参加者からの意見交換
・スライドショー作成の技術

◆思い出スライドショー
(ねらい)
 詩の創作や朗読などの言語活動とメディア表現をミックスして思い出をまとめる
(ゴール)
 自分達、先生、保護者が見て感動するようなスライドショー作品を作る
 【相手意識、目的意識】

◆8つのテーマ(友情、図工、チャレンジタイム、陸上、学級対抗イベント、修学旅行、修学旅行、学芸会)
 プロジェクト学習 4~5人で協力しながら2分間の作品作り

◆自己評価力を「評価」する
(1)自己評価力とは、目標に対する自己の状態を内省できる力である。
(2)「やったこと」は書かせない。「考えたこと」を評価する。(内言を促す。)
(3)評価には可能な限り時間をかけない。
(4)シンプルなシステムのする。
(5)継続こそが力をつける。

◆評価すべき記述
(1)自らの学びや気づきを明確にしている記述
 例:「ニュース原稿を書いてみて、文章を短くすることの大切さを学びました。」
(2)自らの伸びを実感している記述
 例:「昨日よりも、話し合う力がつきました。」
(3)自らの課題を明確にしている記述
 例:「時間を考えていなかったので、終わりませんでした。次は時計を見ながらやりたいです。」
(4)学習内容と経験とを結びつけた記述
 例:「今まで何も考えずにテレビを見ていたけど、この学習で見方が変わりました。」
(5)友だちから学びを意識した記述
 例:「田中君が、いいねと言ってくれたので、話しやすくなりました。」


同時並行で、
<1:比較検討!CM制作>
CM制作活動を通しての小学校と高校の異校種間で比較検討
・司会:佐和伸明(千葉県松戸市立馬橋小学校)
・実践提案者:山中昭岳(和歌山大学教育学部付属小学校/D-project副会長)、江守恒明(富山県立砺波高等学校)

<3:情報教育にみる「ホンモノ感」の検討>
「メディア創造力」で大事にしている「ホンモノ感」とは一体何であるのか明らかする
・司会:西田光昭 (千葉県柏市立土南部小学校)
・実践提案者:八崎和美(石川県金沢大学教育学部付属小学校)、田中靖浩(鳥取県三朝町立西小学校)
が実施されていました。

午後からは、
13:15~16:15
■ワークショップで「肝」について徹底検証 ~WSを通してメディア創造力の育成の授業の様々な「肝」について考える~
◇1 メディア創造力の授業作りの肝(国語)<定員30名> ~教科単元をメディア表現学習に~
教科書単元をもとに「メディア創造力」の育成をめざす授業づくりを体験できます
・リーダー:佐藤幸江(神奈川県横浜市立大口台小学校)
◇2 「毛糸アニメづくり」発想の鍛えの肝(図工)(定員30名)
「意外な!」展開「愉快な!」結末を毛糸アニメで表現します
創意工夫が新しい発想を生み、豊かな表現・柔軟な発想を体感できます。
・リーダー 中島 武史(東京都杉並区立桃井第二小学校)
◇3「スライドショー制作」映像と言葉の往復の肝(国語)(定員40名)
スライドショーづくりを通して、個の考えがグループでの検討で高まっていくプロセスを体験できます。
・リーダー:河崎 睦(神奈川県綾瀬市立土棚小学校で)
が開催されていました。

Dpro0017Dpro0016また、協賛のパイオニア、内田洋行、光村図書など10社による展示も人気を集めていました。

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2008年3月 9日 (日)

寺家ふるさと村に梅を見にいきました

Ume6267Ume6262Ume6270あのザリガニを釣った寺家ふるさと村’に来ています。
暖かく、梅も満開です。たくさんの人が梅の木の下でおべんとうを食べたりしています。

Ume6274Ume6271_2

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2008年3月 1日 (土)

ペン入力コミュニティ第2回セミナー:「タブレットPCを授業で活かす!!」に参加しました

Todai015今日は、東京大学駒場キャンパス17号館の2階にあるICTを活用した最先端の教育施設「駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS)」で開催されたペン入力コミュニティ第2回セミナー:「タブレットPCを授業で活かす!!」に参加しました。

Todai047セミナー開始前に、事務局の東京大学大学総合教育研究センターの望月俊男さんからペン入力コミュニティについてのご紹介などがりました。
そのあと「ことだまレクチャー」の開発者でもある産業技術総合研究所の栗原一貴さんから、最近の研究テーマに関するご説明があり、興味深く聞かせていただきました。

◆14:00
セミナーが始まり、五十嵐健夫東京大学准教授がご挨拶をされました。

◆14:10-15:00
Todai0331. 「和歌山市におけるICT活用による学力向上プロジェクト(Wプロジェクト)について」
和歌山市教育委員会和歌山市立教育研究所 専門教育監補)角田佳隆 先生

マイクロソフトと和歌山市の共同研究で、「情報活用能力の育成」と「効果的なICT活用教育」がテーマ。
小学校52校+分校3校のすべての小学校に合計1300台のタブレットPCを導入した。和歌山市の2万人の小学生がタブレットPCを授業で活用している。他に和歌山市立教育研究所で140台を用意し、52校中3校の「研究協力校」には35台~36台(児童1人1台)になるようにした。
タブレットPCは富士通製。他に、ウィルコムのPDA(W-ZERO3)が140台。さらに3月31日には、ギガバイトのUMPCが80台納品される予定。

Todai028◇「なぜタブレットPCなのか?」
低学年(1・2年生)はキーボードになかなか慣れないが、知育玩具の‘せんせい’(お絵描きボード)に慣れ親しんでいるため、タブレットPCのペン入力に抵抗がない。高学年(5・6年生)でもキーボードを使ってレポートを書いたりするのは苦手な子どもが多いので、「ぼくはタブレットの方がいいや!」という。そして、まるで鉛筆でノートに書くようにタブレットPCを使いこなせる。

Todai0362.「和歌山市立有功東小学校での実践」
和歌山市立有功東小学校)本岡 朋 先生
漢字学習にタブレットPCを活用。漢字ドリルをタブレットPCを使って復習する。「書き順の学習が楽しい」との児童の反応。
国語、算数の他に、理科や社会のノートづくりにも適用している。

漢字学習における「タブレットPCと紙とのちがい」:
児童が35人いると先生は1人1分としても35分かかる。これでは、時間がかかりすぎで余裕がない。
タブレットPCだと先生の時間が余り、個別指導の時間がとれるので、今まではきっちりと指導できなかった子どもへの個別指導ができるようになるので、結果的にクラス全体としての学力が上がる。
(富士通研究所の漢字のエンジンを使っている)
国語:音読・書き取りで、今までは遅い子は取り残されるので先生に見てもらえなかったが、こまかいところまで見てもらえるようになる。
算数:計算(百マス計算、筆算、フラッシュ計算)では練習の回数が増える。やればやるほどスキルがアップする。

今後の予定(評価):先生向けにはアンケートによる意識調査を実施する予定(来年度早々)。生徒にはテストの結果からその変移を調査する予定(来年度)。
これらの調査結果から、「タブレットPCの活用による学力向上の成果」を出そうとしている。

OneNoteを使った実践 ~「考える」そして「思考を支援」するノートが実現する~ より
・今までのPC活用は、「調べる」「まとめる(表現する)」という場面で活用されてきたが、「情報をいかに処理するか」「情報をいかに活用するか」の場面では弱かったが、
OneNoteを使った実践では、OneNoteの‘ペン機能’‘なげなわツール’‘画像領域の取り込み’などを使って、情報を活用し、処理できることが特徴である。


◆15:10-16:00
Todai0403. 「タブレットPC,PDAを活用した授業支援 -14の活用事例から-」
岡山県総合教育センター情報教育部 指導主事)小林朝雄 先生

◇アンケート調査結果
 「PC活用:未実施の理由は?」
 ・環境がない:35%
 ・準備・片付けが大変:30%
 ・自信がない:27%
 ・価値を感じない:8%

・PC活用により板書が少なくなった分は個別支援ができるようになった
・教室で使いたいPC:スペックよりも携帯性重視
・m(モバイル)ラーニングプロジェクト:効果的な活用授業の在り方を提案
・手軽にUMPCで:PC使用時の教師の視線が上がるなどのメリット
・ペン操作を生かすソフト
 ①ドラグリ:体育 倒立(倒立のコツ)、野球(素振り練習・・・グリップをピッチャーの方に見せる振り方など)
 ②ぞうかめさん:国語 表現力を高める
 ③OneNote:「学校討論会をしよう」 タブレットPCに意見を集約。聞く側にとって大きな支援。発表側は意見が増加

◇どのような学力を育てているのか?⇒思考力、表現力、判断力
・思考力:マット運動でのタブレットPC活用 →技のポイントや直すところが分かった。→練習の仕方を工夫した。
・表現力:「学校討論会をしよう」で活用 「飼うなら犬?猫?」、「生まれるなら男?女?」
・判断力:「学校討論会をしよう」で活用 「住むなら都会?田舎?」ほか3題

◇情報活用能力育成の評価(対象:6年25名 5件法・30項目)
・「相手の考えや質問がよくわかる」 4.7
・「聞くのがわかりやすい」 4.6
・「わかりやすく話すことができた」 4.5
・「落ち着いて話すことができた」 3.6
聞く側にとっては大きな支援。発表側は論理的な意見が増加(タブレットPCを資料作成段階から、図書室等に持ち込み活用)

◇学習の道具としての評価
・楽しさ 児童生徒:4.68 教師:4.77
・操作性 児童生徒:4.32 教師:3.92
・有効性 児童生徒:4.59 教師:4.08

◇タブレットPCの導入状況
・岡山県総合教育センター:50台(先生方も活用)
・すべての県立学校:各7台(県知事にも有効性をアピールした)

Todai0454.「岡山市立操明小学校での実践」
岡山市立操明小学校)後藤和重 先生

◇体育担当教員アンケート
・ICT活用の経験 なし:67% あり:33%
・活用場面 機械:49% 陸上:22% 水泳:12% ボール:10% 表現:7%
・活用目的 運動のイメージ作りに お手本との比較に
(体育では、ICT活用で「コミュニケーション能力の向上」という目標はなかった)

◇学習活動(「デジタルさくせん板」での話し合い)
⇒知りたい情報を収集・選択・判断
⇒知りえた情報を表現・処理・創造
⇒試合での作戦実行
⇒試合の振り返り(作戦の成否)⇒

◇研究評価
・「デジタルさくせん板」活用
 ⇒発信内容の明確化、受信内容の理解、発信・受信の相互理解
  (コミュニケーション能力)
 ⇒抽出チームの逐語記録、4件法での事前・事後意識調査比較

◇成果と課題
・成果:コミュニケーション能力が向上した児童が増えた
・課題:タブレットPCの方が直感的で有効。(しかし、普及していない)
    体育科でのコミュニケーション能力向上に向けた実践を期待

◇デジタル化した作戦板のよさ
・多くの情報を一つに
・履歴として残せる
・動画でイメージ化
・メンバーで情報の共有化

◆16:00-17:00
グループディスカッション&全体でのディスカッション
・自己紹介と感想
・今日のお話に対する質問・疑問・意見
・今日のお話を聞いて思いついたこと

個人的に関心をもった質問・回答等
◇OneNoteをもっと活用するために、「授業で使える簡単なテンプレートがたくさん欲しい」
◇「電子黒板」と「タブレットPC」:
・先生が提示する場合は「電子黒板」がよい。子どもたちが使う場合は「タブレットPC」がよい。(後藤先生)
・「電子黒板」は前で話ができるので、子どもたちは先生を見てくれる点がよい。「タブレットPC」は机間巡視ができる点がよい(角田先生)
◇アイデア:UMPCの後ろにカメラが付いていて写せるとよい。(角田先生)

◆17:00-17:30
今後の進め方についての意見交換

◆17:30~19:30
懇親会
隣の部屋‘KALS ウェイティングスペース’で懇親会がありました。
発表者の角田佳隆先生、本岡 朋 先生、小林朝雄 先生、後藤和重 先生、主催者(東京大学)の五十嵐健夫准教授、栗原一貴さん、望月俊男さん、そして、井口さん、木村さん、坂本さん、池田さん、田中さん、森本さん、小林さん、和田さん他、いろいろな人とお会いでき、意見交換をすることができました。
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次回(第3回)は、さらにこの‘ペン入力コミュニティの輪’が広がり、教育分野に‘手書き’がもっともっと普及し、教育的効果が実証されることを大いに期待しています。

【ご参考】前回の報告:ペン入力コミュニティ」キックオフ・セミナー2007

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