2008年8月30日 (土)

【イベント参加報告】とうきょうED 夏の研究会2008

本日は、千代田区立九段中等教育学校で「とうきょうED 夏の研究会2008」が実施されました。73名の参加があったそうです。
私は榎本竜二先生から「タブレットPC」の紹介を依頼されたので参加しました。

テーマは「情報化される学校」です。

【挨拶・基調講演】日本教育工学振興会会長 坂元 昂 12:50-13:10
Ted15Ted27「情報教育の最新世界事情」
~日本との比較~ 
というテーマでアメリカとイギリスの最新事情のご紹介&解説がありました。
◇学習環境を変える
 伝統的な学習の姿→これからの学習の姿
 教師指導・記憶中心教育……生徒中心・成果中心学習
 堅い決まった道筋の進行……多様な道筋の柔軟な進行
 限定メディア・単一感覚刺激……豊かなメディア・多感覚刺激
 限られた権威づけ教材からの知識……多様な情報源・経験からの学習者構成知識
 既存練習個別作業……本物・現実世界計画での協働作業
 教師指導・記憶中心教育……固定内容・特定過程の習熟
◇全米教育技術能力基準・教師版(NETS・T 2008改訂)
1.生徒の学習と創造性を促進し鼓舞する
2.ディジタル時代の学習経験と試験を設計し、開発する
3.ディジタル時代の作業や学習を形作る
4.ディジタル市民性や責任感を推進し形作る
◇21世紀能力技能項目
コア教科:・英語、読み、語術 ・外国語 ・芸術 ・数学 ・経済 ・理科 ・地理 ・歴史 ・行政公民
21世紀学際内容 ・世界への気配り(3) ・財務、経済、産業と企業リテラシー(3) ・市民リテラシー(3) ・健康リテラシー
◇米国から学ぶ
1.21世紀ICT人間像
2.オンラインコンテンツの制作・蓄積・配信
3.e-Learning研修、検定
4.学校CIO、コーディネータの確立

【1部 直撃! これからの東京】 13:25-14:10
Ted28●テーマ「ついに成るか! 東京都の学校の情報化」
コーディネーター・インタビュアー:毎日新聞社・記者 岡 礼子
スピーカー:都立桐ヶ丘高等学校・副校長 永浜 裕之
会場の期待も知り、すべてを知った上での岡礼子記者のインタビューで、東京都の教育の情報化計画の立案者であり昨年度までの推進者でもある永浜裕之先生に迫ります。
答える永浜先生も、「そこまでしゃべっていいのか」とヒヤヒヤしながら聴いてしまうほどスリリングで興味深いやりとりでした。70億円予算の背景と全貌、そして決定に至る経緯についてが明らかになりました。「東京都を(教育の情報化で)日本一にしなさい」という石原都知事の強い意志があったことが分かりました。
会場からの「なぜ、タブレットPCなのか?」という質問に対して永浜先生は「タブレットPCに電子黒板の役割を果たさせられないかと考えた」と答えられました。また、「関幸一さんの影響もありました」と答えてくださいました。それは私の存在を肯定された思いでとてもうれしい言葉でした。

【2部 元気なとうきょう】 14:15-16:45
Ted30●情報化される東京の教育に必須の機器・システムn紹介
トップバッターとして私が「タブレットPC」の紹介をしました。「DeTeMO」「シンガポールの事例」「富士通研究所の漢字の学習」のビデオを見てもらいました。
そして、「書を読むものは其の精力の半ばを筆記に費やすべし」という吉田松陰の言葉を紹介しました。
他に、プロジェクター無線化(内田洋行)、教育支援ソフト(Sky)、ペンタブレット(ワコム)、小型プロジェクター(カシオ計算機)、書画型プロジェクター(日本アビオニクス)、 ループウェア(FCマネジメント)、評価分析システム(ジャストシステム)、新連絡網システム(NTTデータ)、教務処理システム(ウェルダンシステム)の紹介がありました。

そのあと、【3部 とうきょうED活動報告】 17:05-17:25
●研究プロジェクト紹介
授業シミュレーション:松田 稔樹(東京工業大学)
松下教育財団助成プロジェクト
そして、恒例!「懇親会」へと続きました。

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2008年8月21日 (木)

【イベント参加報告】ペン入力コミュニティ第3回セミナー:「陰山英男先生特別講演会」

Pen30001Pen30002本日、東京大学の赤門を入って左側すぐの‘情報学環・福武ホール 福武ラーニングシアター’において、ペン入力コミュニティ第3回セミナー:「陰山英男先生特別講演会」があり、参加しましたので、感想などを報告をします。

冒頭に五十嵐健夫氏(東京大学准教授)の開会挨拶がありました。

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「陰山英男先生特別講演会」:テーマ『ペン入力でパソコンが文具になった』
Pen30017聴写(ききうつし)は脳を活性化させる
 授業で先生の話を聞いているだけでは脳は意外と働かない。聴写することによって脳の活性化が促される。書くという作業が非常に重要である。
◇パソコン、そしてタブレットPC
 パソコン通信が始まったころ、「やっと使えるかな」と思える程度だった。個人の知的ツールとしては画期的であったが、当時は子どもたちには難しかった。
数年前、富士通の人が「ペン入力があります」と漢字学習ができるタブレットPCを持ってきた。その夜、「これは凄い!俺はこれを待っていたのでは?」と思った。
Pen30016◇DSによって開かれた可能性
・なぜ任天堂だったのか。
 →百ます計算が全世界にDSで広まった。
・なぜ川島博士だったのか。
 →脳トレは今や世界のトレンド
・立命館小学校の驚き
・教育とは何か、ICTは何ができるか。
・そして、それが日本の学校に求められる意味とは。
◇日本の教育を改革する3つの施策
・生活習慣を正して、脳をきちっと働かす
・「読み、書き、計算」で、脳を働かせる
・ICTの活用
◇徹底反復はICTと相性がいい
・限られた内容を、単純方法で、徹底的に反復
 →陰山メソッド(徹底反復学習)
・単純な方法の反復→パソコンが得意
・パソコンの可能性
 →学習履歴が記録可能
 →タブレットとIQの相性→デジタル学習の本命
・効率的な学習計画的な学習
 漢字前倒し学習への応用(協力 富士通)
◇デジタル学習の可能性
 想定されるデバイス
・授業用電子黒板
 →1時間に理解させる学習をシステム化する
 →教科が共有化され、カスタマイズされ進化
・タブレットPC
 →究極の個別指導が可能
 →教科書、ノートを補完する。
 →コーチング機能
・テレビ会議
 →英語学習や社会科、理科などの授業作り
 →遠隔授業や学校間の授業研究
◇デジタルによる徹底反復と国家戦略的ICT活用
デジタルによる徹底反復で、全体のカリキュラムを効率化させるということは、実はデジタルの効果を最大限活用することによって、読み書き計算にかける指導時間を極限まで減らし、アナログの教育の重要性を最大限に引き出したいということ
 カリキュラムの作成から国家戦略的にやらないと、日本が国際競争力で負ける
 日本全体の教育が今どうあるべきなのか?という文脈の中で、コンピュータはどう活かせるのか?という視点を絶対に忘れてはいけない
◇国が学習用コンピュータを入学時に配るという時代がくる
 ⇒多面的な自己表現にもつながっていくのではないか
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定員の100名を超える参加者があり、予定時間を超える陰山先生の熱弁と尽きない質疑応答が続きました。

そのあと懇親会があり、参加者の半数以上が参加して友好を深めました。
事務局の冨樫さんを中心とした手作りのイベントで、コミュニティらしい雰囲気の楽しいイベントでした。

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2008年8月 4日 (月)

【イベントのお知らせ】ペン入力コミュニティ第3回セミナー:「陰山英男先生特別講演会」<参加費が無料になりました!>

◆ペン入力コミュニティ第3回セミナー:「陰山英男先生特別講演会」
参加費が無料になりました!!
講演題目:『ペン入力でパソコンが文具になった』

■日時:2008年8月21日(木) 17時00分~18時30分+懇親会(~20時)
■場所:東京大学 情報学環・福武ホール 福武ラーニングシアター(地図
■共催:MEET
◆協力:タブレットPC教育利用研究会
■参加費:無料
※懇親会は実費2,000円
■定員:100名
ペン入力の使い方・マーケット・テクノロジなどに興味のあるユーザ・教育関係者・企業・研究者・学生の皆様なら、どなたでもご参加になれます。
■プログラム:
17:00-17:05 開会挨拶 五十嵐健夫(東京大学准教授)
17:05-18:00 陰山英男先生特別講演
       『ペン入力でパソコンが文具になった』
18:00-18:30 質疑応答
       陰山英男先生と参加者の皆様との対話の時間
18:40-20:00 懇親会(希望者のみ)

◆プログラム詳細および参加申込⇒こちら happy01

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下記に、陰山英男先生からいただいた「講演によせて」を添付します。
http://pen-community.org/2008/07/3.html

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教育へのICT機器活用への本格的な動きが、ここに来てようやく広がってきたように思われる。私のかかわっているところでも、和歌山市や京都府八幡市、山陽小野田市など、導入が進んでいる。

なぜ、今なのか。私は、それがパソコンの能力がようやく学力を高めることのできるレベルに達したことが一番の理由だと考える。具体的に言うと、ペン入力の実用化である。

学習用パソコンは優れたパソコン技術と優れた教育技術が、きれいに融合されてこそ、真価を発揮する。だから、その日のために教育技術を磨くのである。ただ、学力作りにこだわった実践から出てきた結論は意外なものであった。

その結論とは、子どもを伸ばすのにもっとも有効な方法は、「限られた内容を、単純な方法で、徹底的に反復すること。」だったのだ。これは、まさしくパソコンのもっとも得意とすることである。だが、ドッグイヤ-と言われるパソコンの進化にあっても、なかなかその段階は来ない。その間に、学力低下問題が提起され、私は忙殺される。いつしか、パソコンのことは、頭の中から消えていた。

やがて、運命のイタズラもあり、その後私は尾道市立土堂小学校の校長となる。その実践に悪戦苦闘する中、あるICTメ-カ-がペン入力の新しいエンジンをたずさえて私を訪ねる。これによって、しばらく眠っていたパソコン熱がよみがえることになる。

私は説明を一通り聞いたが、当時はそれどころではなかった。しっかり聞いていなかった。だがその翌日、朝目覚めたとき、その説明を思い出しながら、いきなりひらめいた。ペン入力ができ、通信ができ、しかも小さいという学習用パソコンをイメ-ジしたとき、それを中核とした教育全体のシステムが一気に思い浮かんだ。

教育機器としてICTを導入しても、私は費用を上回る成果を上げるのは難しいと考えている。教育技術と融合し、さらにシステムとして機能してこそ、意味がある。

このサイバ-エデュケ-ションシステムなるものの可能性についてお話ししたい。

いろいろあったが、私にとってこのシステムの構築は、自分にとって最後にして最大の挑戦だと思っている。

Copyright(c) 2008 陰山英男 All rights reserved.

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関連Webページ:
ペン入力コミュニティ第2回セミナー:「タブレットPCを授業で活かす!!」
【イベント参加報告】「ペン入力コミュニティ」キックオフ・セミナー2007

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2008年7月29日 (火)

群馬県総合教育センター:授業におけるICT活用研修講座

Gunma891今日は休暇を取って、始発に乗って東急(田園都市線)、営団地下鉄(半蔵門線)、東武(伊勢崎線)を乗り継いでたまプラーザからなんと78駅、3時間14分かけて新伊勢崎までやってきました。


Gunma882Gunma890群馬県総合教育センターでの先生方の夏期研修「授業におけるICT活用研修講座」において「最新ICT機器&ソフトウェアご紹介」をしました。
私の講座のタイトルは「授業改革とタプレットPC」ということで、タブレットPCの紹介をA班・B班向けの2回しました。

Gunma884Gunma886他に「実物投影機」「e黒板(電子黒板)」「airpen」「インテリジェントプロジェクタ」「書画カメラ」の紹介がありました。

控え室では、研修講座の全体とりまとめをされている平形指導主事と、今回私を呼んでくださった小池指導主事と最近の状況について意見交換をしました。私は最近の状況として「東京都の全都立高校へのタブレットPCの導入計画」についてお話しました。
夏休みも、暑い中先生方は熱心に研修を受けて勉強されているのですね。それに、その研修を計画し実施されるセンターの指導主事の先生方のご苦労ももたいへんなものだと感じました。

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2008年5月20日 (火)

タブレットPC等の活用による「分かる授業」の実現

Tokyo70今日は水道橋の東京都教職員研修センターで開催された「第2回東京都ICT活用指導力向上スタッフ会議」で、約40名の先生を相手に講師をさせていただきました。
3年で70億円といわれている東京都の‘教育の情報化推進計画’がついに動きだしたわけです。全校にタブレットPC:各校41台、電子情報ボード・プロジェクタ:各校3台配備という計画です。

テーマは、「タブレットPC等の活用による分かる授業の実現」です。
プロジェクター、電子黒板、そしてタブレットPCを使いながらその特徴や活用方法について説明するというものです。電子黒板は今までに数回しか使った経験がなかったので心配していましたが、なんとか使いこなすことができました。逆にいつも使い慣れているタブレットPCの利用でつまずいてしまいました。(:^_~:)

会議の内容は、例によって報告できませんが、私の講演内容だけ掲載させていただきます。
参考URLなどのデータを参照にしてもらうための公開ページでもあります。happy01

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◆「タブレットPC等の活用による分かる授業の実現」

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も く じ
0.自己紹介(経歴と最近の活動)
1.プロジェクター・電子黒板・タブレットPCの特徴と活用
 1.1 プロジェクター編
 1.2 電子黒板編
 1.3 タブレットPC編
2.ICT活用の普及方法(億劫がっている教員を動き出させる方法)
 2.1 関連Webページのご紹介
 2.2  英国政府が作成したICT活用のためのパッケージご紹介
3.授業におけるICT活用の目的
 3.1  ICT活用の目的は何ですか?
 3.2 「いい授業」とプロジェクター・電子黒板・タブレットPCの関係
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Tokyo563自己紹介:関 幸一
◆略歴:
1947年 兵庫県淡路島生まれ
1970年 関西学院大学理学部物理学科卒業、富士通ファコム入社(1971年より富士通)
1971年-72年 富士通大阪営業所 流通業のSE
1973年-82年 富士通川崎工場 小型機のOS開発(1973年-75年 ブラジル勤務)
1985年-93年 CALシステム部(課長/担当部長) FM-TOWNSの教育用ソフト品揃え
1994年 マルチメディアソフト推進部長  FM-TOWNS &Martyのソフト品揃え
1995年 パーソナル本部技術支援部長 FMV技術支援、FMVバンドルソフト対外窓口
1999年-2005年 財団法人コンピュータ教育開発センター(CEC)に出向
2007年6月 富士通を退職
2007年9月~ 学校法人洗足学園に勤務
◆最近の講演実績:
2006年1月26日 東京都教育庁主催「平成17年度情報教育担当指導主事連絡協議会」講師
2006年2月10日 高知県教育委員会主催「高知県情報教育研究協議会」講師
2006年6月 4日 長野県情報教育研究会講師
2006年8月28日 東海大学短期大学部セミナ講師
2007年6月20日 埼玉県総合教育センター初任者研修講師
2007年7月27日 群馬県総合教育センター授業におけるICT活用研修講座講師
2007年8月24日 静岡県立御殿場養護学校夏期情報研修会講師
2008年1月31日 東京都情報担当指導主事連絡協議会講師
◆最近の活動:
2003年-2005年 e-黒板研究会を実施(CECにて)
2005年~ タブレットPC教育利用研究会を主宰
2007年~ 日本教育工学振興会第4プロジェクト(電子黒板&デジタル教科書等活用研究)委員 
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1.プロジェクター・電子黒板・タブレットPCの特徴と活用 
1.1 プロジェクター編

(1)堀田龍也先生が語るプロジェクター活用の極意
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プロジェクターで映す時,生徒が持っているものそのものを映して教えるのが,(一見,意味がないようですが)実は一番有効です。たとえば教科書など。
次は生徒の考えを書かせたノートなどを,全員の前で共有するような使い方。生徒は真剣になります。

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(2)榎本竜二先生のノウハウ-1
■「プロジェクター」のメリット(教科書や紙で配布するプリントとの比較)
○プロジェクター:全員の視線を集中させられる
×教科書・プリント:教科書やプリントを見てうなだれる
(私は生徒の目や表情で理解度を測っていますから,各自の机の上に目線を落とされると困る。だから普段でも教科書の文章は読まさずに私の側を向かせている。)

○プロジェクター:必要な部分を拡大表示できる
×教科書・プリント:紙面の制約で大きさが限られる
(本当に大事な部分,重要な部分を拡大や強調表示することができる。さらに,付け加えるなら,その時の最新の情報を盛り込んだものを提示できるという部分もある。)

○プロジェクター:動的なプロセスを見せられる
×教科書・プリント固定した図や写真のみとなる

◆「ワイヤレス表示であること」,「専用ペンを使わずに操作できること」などは重要。また,縦の解像度は768以上は必須
■授業への効果的なICT活用のキーポイント
 私の授業スタイルは,操作手順をキャプチャー画面も貼り込んだプリントも作りますが,最初には配らない。まず,いっしょに操作するか,手本を見せて操作をさせてから配布する。
 プリントを先に配ると,重要な説明を聞く前にプリントを見ながらどんどん先に操作を進めてしまう生徒がでることがあるため。
◆ワープロや表計算の操作方法を覚えるためには,
 ・先生の説明をよく聞くこと
 ・操作を覚えること
 ・何も見ないでも誰にも聞かなくても操作できるようになること
 という3つが非常に重要。

WordやExcelの授業をするときは,以下の2つのパターンで拡大提示する。
①操作が複雑で,かつ一度しか行わないような設定の場合,提示をして手本を見せてから,あとは各自で作業をさせる
②繰り返し毎回同じ事をするような場合
 口頭での説明だけ,プリントを追いながらの説明だけでは,操作方法の習得は非常に難しいと思う。
 「操作を身に付ける授業」で,拡大提示は必須。科学的な理解をさせるときに構造の話をするときにも必須ですが。その他ポイントを示する。
・生徒の疑問や質問を想定して,あらかじめスライドを作っておくこと
 提示する予定のスライド以外にも,補足が必要な場合に提示できる教材を作っておくということ。
・提示装置にだけ頼らない
 実物にまさるリアリティなし。遠くからはよく見えないものの,本物の品物・装置などを持ってきてまず見せてみるなど変化を付けないと,ずっと一点集中で視線を集めていると飽きる。
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1.2 電子黒板編
 (1)本紹介
  メディア教育開発センター理事長清水康敬氏編著
  「電子黒板で授業が変わる」より
◇電子黒板のメリット
①手書きができること
②コンピュータというイメージが少ないこと
③表示の位置が操作の位置であること
④消しても元の位置に戻れること
⑤訂正できること
⑥ランダムに表示できること
⑦静止画像提示ができること
⑧動画の提示ができること
⑨生徒の視線を集めることができること
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(2)「電子黒板とデジタル教科書」活用のメリットと課題
 メディア教育開発センターの堀田龍也先生のアドバイス
 http://seki-kouichi.cocolog-nifty.com/jeiba/2007/02/post_3050.html
◇「電子黒板+デジタル教科書」のメリット①
  ⇒ 筑波大附属小学校の事例(ビデオを見てください)
・感情移入ができるほどのコンテンツが実現できる
・電子黒板は、「情報」を書き付けることができる点がよい。
 普通の黒板では 「先生の考え」と「子どもたちの考え」を書き出すだけで情報は出てこない
・プロジェクターでは「映せばわかる」という授業ができるが、「電子黒板+デジタル教科書」活用の授業ではさらにその次(その先)の授業ができる
ーーー
◇「電子黒板+デジタル教科書」のメリット②
・「大きく映したものを、触ったら変わる」ので、パソコンよりも操作が簡単
・「画面をタッチするだけで、次々にいろんなリソースを呼び出すことができる」 ので、テンポのいい授業ができる
・「子どもたちは先生の先を見ている」 だから、電子黒板を使った授業では、「流れを途切れさせないテンポのいい授業ができる」
・単位時間内で「密度の濃い授業」ができる
・目線を確保したまま、「子どもたちの集中力が持続する授業」ができる
ーーー
(3) 「電子黒板とデジタル教科書」活用のメリットと課題
メディア教育開発センターの堀田龍也先生のアドバイス

◇「電子黒板+デジタル教科書」活用のポイント
・「板書の文化」とデジタル教科書の融合が大切
・ワークシートとの併用は大事
・英国では、電子黒板の機能の中で一番使われているのは「隠す機能」。隠した状態から見せていくことで、「集中力」「興味・関心」を引き出すことができる
・ICT活用の授業ではコンテンツが重要であり、コンテンツの中でも特に「デジタル教科書」と「教科書準拠のコンテンツ」「単元全体がコンテンツ化されていること」が重要である
一斉授業がちゃんとできることが大事。すなわち、どこでどのリソースを見せれば「もっと考えられる」「もっとわかる」ようになるかの技能やノウハウが必要
・豊かなリソースを活用する授業マネージメントの能力。「ICT活用能力」ではなく、「一斉授業の力」が問われる
「授業の芸」を後進に残していくことが大事。「授業が豊かになる方法」 「授業力を上げていく方向」が大事
・「いい授業を見せる」ことで、先生方に「こういう授業をしたい」と思わせ、いい授業をするために「電子黒板+デジタル教科書」を使うようになることがよい
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1.3 タブレットPC編

(1)先生がタブレットPCを使う場合
  ⇒ DeTeMOの事例(ビデオを見てください)

(2)生徒がタブレットPCを使う場合
  ⇒ シンガポールの事例(ビデオを見てください)

(3)学習における手書きの重要性
  ⇒「書を読むものは其の精力の半ばを筆記に費やすべし」(吉田松陰)
  -「ひとすじの蛍火 吉田松陰 人をことば」関 厚夫 文春新書ー
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天良先生のノウハウ:
・普通のノートPCだと操作するのに机において操作するため、机間巡視しながら操作できませんが、タブレットPCだと持ちながら操作できるため机間巡視しながら指導できる。
 →このことは普通教室での授業用に向いている。
・生徒用のPCの画面をワイヤレスプロジェクタの機能で先生用PCでモニタリングできるとともに、全生徒に提示できる。
 これらは、従来パソコン教室でしかできなかったことですが、ワイヤレスプロジェクタで普通教室で実現できる。
・複数台のタブレットPC、プロジェクタなどを収納し、充電や保管ができるキャスター付きのキャビネットを同時に導入することが必要。
・プロジェクターも天井に設置しておけばすぐに活用できる。
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2.ICT活用の普及方法(億劫がっている教員を動き出させる方法)
2.1 関連Webページのご紹介

(1)デジタルコンテンツ編:

◆JSTの「理科ねっとわーく」
http://www.rikanet.jst.go.jp/
◇マウスけで遊びながら学べる低年齢向けのエデュケーションソフト
「あいうえお」「空間認知」「ぬりえ」「どうぶつ神経衰弱」の4種類
http://www.vector.co.jp/soft/win95/edu/se326713.html
◇Dbookを使った「情報」の授業実践
http://htanaka.exblog.jp/8414204/
http://htanaka.exblog.jp/8430320/
◇dbookとデジタル教科書 
http://kyutaro.cocolog-nifty.com/
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(2)電子黒板編:
◆電子黒板:東京・江東区で計200台導入 小名木川小で授業公開
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080516mog00m100016000c.html
◆電子黒板普及推進に資する調査研究報告会(2008.3.8)
http://www.uchida.co.jp/seminar/080308/index.cfm
◇ニュース:電子黒板で受験生獲得
(予備校でも電子黒板を使うようになったという記事)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/20080308us41.htm
◇JEIBA分室 日本電子情報ボード普及協議会のブログ形式の分室
http://seki-kouichi.cocolog-nifty.com/jeiba/
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(3)タブレットPC編
◆NEXTプロジェクトの報告愛知県蒲郡市の海陽学園の事例。
生徒用に導入したタブレット PC が授業で積極的に活用されています。
http://www.microsoft.com/japan/education/next/lesson_report03.mspx
◆タブレットPCのソフト(フリーソフト・体験版など)
http://seki-kouichi.cocolog-nifty.com/tpc/2007/08/post_e0d0.html
◇和歌山市の事例:小学校 52 校に計 1,300 台のタブレット PC を導入
http://www.microsoft.com/japan/education/next/lesson_report02.mspx
◇立命館小学校で UMPC 活用学習の公開授業
http://www.microsoft.com/japan/education/next/lesson_report01.mspx
◆東大の事例:
「学生が自分で、問題意識を持って資料を探し、考えをまとめたり、他の学生と
共有する学習が効果的だ。KALSはそういった授業に適している」と説明した。
【毎日新聞の岡礼子記者の記事】
http://mainichi.jp/life/edu/archive/news/2007/11/20071130mog00m100081000c.html
◇タブレットPC教育利用研究会
http://seki-kouichi.cocolog-nifty.com/tpc/
ーーー
(4)特別支援教育編
◇御殿場養護学校)井上達也先生の特別支援教育を支援するサイト
http://sienta.kids-site.net/nc/index.php
◆葛飾聾学校の事例(都立高校のモデル校):
聾学校で「見える校内放送」を実践
http://www.katsushika-sd.metro.tokyo.jp/it/housou.html
◇富士通アクセシビリティ・アシスタンス
http://jp.fujitsu.com/about/design/ud/assistance/
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(5)ICT活用全般編
◆西田光昭先生のホームページ
(研修会等 発表資料:利用の際は西田先生に了解を取ってください)
http://derek.jp/
◇NIMEの「教員のICT活用指導の自己評価研修システム」:「ADAPT」
http://adapt.nime.ac.jp/
◇NIMEの「教員研修Web総合システム」:「TRAIN」
https://train.nime.ac.jp/about.php
◇千葉の茂原高校の事例:スライドが上下して、面白い
http://www.ice.or.jp/%7Ekenkyu16/h17ken/02/mobara/index.html
◇東京学芸大付属高校
http://www.gakugei-hs.setagaya.tokyo.jp/joho/rika2001/rika2001.htm
◇Wiiリモコンでプロジェクタ投影画面をe黒板として利用できる。
http://www.gizmodo.jp/2007/12/wii_44.html
◇Polka ホームページ:反復再生可能型描画システム
http://www.eng.kagawa-u.ac.jp/~hayashi/polka/polkaHP.html
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Ukpkg022.2 英国政府が作成したICT活用のためのパッケージご紹介
◆パッケージの写真
すべての教科ごとに、ICTの活用方法と事例を説明したパッケージが制作されている。それぞれにInterractive Whiteboad(電子黒板)の活用方法の説明と授業の様子のビデオが付いている。

◆提案:各教科のモデル授業をビデオ化し、配布する!

ーーー
Tokyo663.授業におけるICT活用の目的
3.1  教育の目的は何ですか?

「10年後の東京」の実行プログラム2008
<目標7> 意欲ある誰もがチャレンジできる社会を創出する

・学校・家庭・地域の連携で21世紀を担う子供を育成
・青少年を社会性を持った大人に育てる環境づくり
・意欲と能力を活かすものづくり人材育成システムの構築
職業的自立・生活安定に向けた緊急総合対策
アジアの将来を担う高度な人材の育成
ーーー
3.授業におけるICT活用の目的
3.2  いい授業とはどんな授業ですか?  

(1)興味・関心が湧く授業       ⇔プロジェクターの活用

(2)分かりやすい授業         ⇔電子黒板の活用

(3)生徒が主体的に取り組める授業⇔タブレットPC
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ICT活用による「分かる授業の実現」で


 東京都が  「日本一!」 


        になろう!!
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本件に関してメールで情報提供してくださった、奥住さん、小泉先生、相原さん、井上先生、天良先生、堀田先生、上草さん、金子さん、原さん、中山先生、上田さん、榎本先生、市倉先生、森下さん、大久保さん、芳賀さん、西田先生、平野さん、石垣さん、岩山さん、梶原さん、役さん、多賀さん、伊藤さん、山田さん、福井さん、戸塚さん、滝田さん、池田さん、武さん、森本さん、中駄さん、針生さん、そして岡さん、みなさん本当にありがとうございました!

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2008年4月 5日 (土)

【新聞記事】「全都立高に手書きパソコン」

毎日新聞の岡礼子記者からお知らせをいただいたので、早朝、東京都まで新聞を買いにいきました。
二子玉川駅の売店のおばさんが、荷解きをしているところに、「毎日新聞ください」と言ってさっそく紙面を開きました。ありました、ありました。22面(都内 東京のページ)に、
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学校のIT環境を全国トップレベルに
全都立高に手書きパソコン
都、最下位クラス返上へ
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という【岡礼子】記者記名の記事がありました。


以下は、記事の引用(抜粋)です。
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都は、08、09年度、全都立高校に、手書き入力できるタブレット型パソコンや校内LANなどを整備し、学校情報化で「全国最下位クラス」とされる現状の巻き返しを図る。

計画では、各校に
◇タブレット型パソコン41台
◇電子情報ボードとプロジェクター各3台
◇校内LAN
◇教員一人に1台のパソコン
を整備する。予算は単年度で11億円。

タブレット型パソコンの整備は、普通教室で生徒一人1台のパソコン保有を実現するためで、学級ごとに移動して使う。漢字の書き取りなどのほか、社会科や数学などでパソコンをノート代わりに使ったり、自分の考えをまとめることができる。ネットワークを使えば友達の「ノート」を見たり、何人かのメモをまとめることも可能だ。

【岡礼子】
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ネット上の毎日JPの記事(都:全都立高に手書きパソコン 最下位クラス返上へ)は⇒こちら

よく取材をされた、いい記事ですね。
そして、この東京都のチャレンジが、日本全国に広がることを願っています。

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2008年3月 1日 (土)

【イベント参加報告】ペン入力コミュニティ第2回セミナー:「タブレットPCを授業で活かす!!」

Todai015今日は、東京大学駒場キャンパス17号館の2階にあるICTを活用した最先端の教育施設「駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS)」で開催されたペン入力コミュニティ第2回セミナー:「タブレットPCを授業で活かす!!」に参加しました。

Todai047セミナー開始前に、事務局の東京大学大学総合教育研究センターの望月俊男さんからペン入力コミュニティについてのご紹介などがりました。
そのあと「ことだまレクチャー」の開発者でもある産業技術総合研究所の栗原一貴さんから、最近の研究テーマに関するご説明があり、興味深く聞かせていただきました。

◆14:00
セミナーが始まり、五十嵐健夫東京大学准教授がご挨拶をされました。

◆14:10-15:00
Todai0331. 「和歌山市におけるICT活用による学力向上プロジェクト(Wプロジェクト)について」
和歌山市教育委員会和歌山市立教育研究所 専門教育監補)角田佳隆 先生

マイクロソフトと和歌山市の共同研究で、「情報活用能力の育成」と「効果的なICT活用教育」がテーマ。
小学校52校+分校3校のすべての小学校に合計1300台のタブレットPCを導入した。和歌山市の2万人の小学生がタブレットPCを授業で活用している。他に和歌山市立教育研究所で140台を用意し、52校中3校の「研究協力校」には35台~36台(児童1人1台)になるようにした。
タブレットPCは富士通製。他に、ウィルコムのPDA(W-ZERO3)が140台。さらに3月31日には、ギガバイトのUMPCが80台納品される予定。

Todai028◇「なぜタブレットPCなのか?」
低学年(1・2年生)はキーボードになかなか慣れないが、知育玩具の‘せんせい’(お絵描きボード)に慣れ親しんでいるため、タブレットPCのペン入力に抵抗がない。高学年(5・6年生)でもキーボードを使ってレポートを書いたりするのは苦手な子どもが多いので、「ぼくはタブレットの方がいいや!」という。そして、まるで鉛筆でノートに書くようにタブレットPCを使いこなせる。

Todai0362.「和歌山市立有功東小学校での実践」
和歌山市立有功東小学校)本岡 朋 先生
漢字学習にタブレットPCを活用。漢字ドリルをタブレットPCを使って復習する。「書き順の学習が楽しい」との児童の反応。
国語、算数の他に、理科や社会のノートづくりにも適用している。

漢字学習における「タブレットPCと紙とのちがい」:
児童が35人いると先生は1人1分としても35分かかる。これでは、時間がかかりすぎで余裕がない。
タブレットPCだと先生の時間が余り、個別指導の時間がとれるので、今まではきっちりと指導できなかった子どもへの個別指導ができるようになるので、結果的にクラス全体としての学力が上がる。
(富士通研究所の漢字のエンジンを使っている)
国語:音読・書き取りで、今までは遅い子は取り残されるので先生に見てもらえなかったが、こまかいところまで見てもらえるようになる。
算数:計算(百マス計算、筆算、フラッシュ計算)では練習の回数が増える。やればやるほどスキルがアップする。

今後の予定(評価):先生向けにはアンケートによる意識調査を実施する予定(来年度早々)。生徒にはテストの結果からその変移を調査する予定(来年度)。
これらの調査結果から、「タブレットPCの活用による学力向上の成果」を出そうとしている。

OneNoteを使った実践 ~「考える」そして「思考を支援」するノートが実現する~ より
・今までのPC活用は、「調べる」「まとめる(表現する)」という場面で活用されてきたが、「情報をいかに処理するか」「情報をいかに活用するか」の場面では弱かったが、
OneNoteを使った実践では、OneNoteの‘ペン機能’‘なげなわツール’‘画像領域の取り込み’などを使って、情報を活用し、処理できることが特徴である。


◆15:10-16:00
Todai0403. 「タブレットPC,PDAを活用した授業支援 -14の活用事例から-」
岡山県総合教育センター情報教育部 指導主事)小林朝雄 先生

◇アンケート調査結果
 「PC活用:未実施の理由は?」
 ・環境がない:35%
 ・準備・片付けが大変:30%
 ・自信がない:27%
 ・価値を感じない:8%

・PC活用により板書が少なくなった分は個別支援ができるようになった
・教室で使いたいPC:スペックよりも携帯性重視
・m(モバイル)ラーニングプロジェクト:効果的な活用授業の在り方を提案
・手軽にUMPCで:PC使用時の教師の視線が上がるなどのメリット
・ペン操作を生かすソフト
 ①ドラグリ:体育 倒立(倒立のコツ)、野球(素振り練習・・・グリップをピッチャーの方に見せる振り方など)
 ②ぞうかめさん:国語 表現力を高める
 ③OneNote:「学校討論会をしよう」 タブレットPCに意見を集約。聞く側にとって大きな支援。発表側は意見が増加

◇どのような学力を育てているのか?⇒思考力、表現力、判断力
・思考力:マット運動でのタブレットPC活用 →技のポイントや直すところが分かった。→練習の仕方を工夫した。
・表現力:「学校討論会をしよう」で活用 「飼うなら犬?猫?」、「生まれるなら男?女?」
・判断力:「学校討論会をしよう」で活用 「住むなら都会?田舎?」ほか3題

◇情報活用能力育成の評価(対象:6年25名 5件法・30項目)
・「相手の考えや質問がよくわかる」 4.7
・「聞くのがわかりやすい」 4.6
・「わかりやすく話すことができた」 4.5
・「落ち着いて話すことができた」 3.6
聞く側にとっては大きな支援。発表側は論理的な意見が増加(タブレットPCを資料作成段階から、図書室等に持ち込み活用)

◇学習の道具としての評価
・楽しさ 児童生徒:4.68 教師:4.77
・操作性 児童生徒:4.32 教師:3.92
・有効性 児童生徒:4.59 教師:4.08

◇タブレットPCの導入状況
・岡山県総合教育センター:50台(先生方も活用)
・すべての県立学校:各7台(県知事にも有効性をアピールした)

Todai0454.「岡山市立操明小学校での実践」
岡山市立操明小学校)後藤和重 先生

◇体育担当教員アンケート
・ICT活用の経験 なし:67% あり:33%
・活用場面 機械:49% 陸上:22% 水泳:12% ボール:10% 表現:7%
・活用目的 運動のイメージ作りに お手本との比較に
(体育では、ICT活用で「コミュニケーション能力の向上」という目標はなかった)

◇学習活動(「デジタルさくせん板」での話し合い)
⇒知りたい情報を収集・選択・判断
⇒知りえた情報を表現・処理・創造
⇒試合での作戦実行
⇒試合の振り返り(作戦の成否)⇒

◇研究評価
・「デジタルさくせん板」活用
 ⇒発信内容の明確化、受信内容の理解、発信・受信の相互理解
  (コミュニケーション能力)
 ⇒抽出チームの逐語記録、4件法での事前・事後意識調査比較

◇成果と課題
・成果:コミュニケーション能力が向上した児童が増えた
・課題:タブレットPCの方が直感的で有効。(しかし、普及していない)
    体育科でのコミュニケーション能力向上に向けた実践を期待

◇デジタル化した作戦板のよさ
・多くの情報を一つに
・履歴として残せる
・動画でイメージ化
・メンバーで情報の共有化

◆16:00-17:00
グループディスカッション&全体でのディスカッション
・自己紹介と感想
・今日のお話に対する質問・疑問・意見
・今日のお話を聞いて思いついたこと

個人的に関心をもった質問・回答等
◇OneNoteをもっと活用するために、「授業で使える簡単なテンプレートがたくさん欲しい」
◇「電子黒板」と「タブレットPC」:
・先生が提示する場合は「電子黒板」がよい。子どもたちが使う場合は「タブレットPC」がよい。(後藤先生)
・「電子黒板」は前で話ができるので、子どもたちは先生を見てくれる点がよい。「タブレットPC」は机間巡視ができる点がよい(角田先生)
◇アイデア:UMPCの後ろにカメラが付いていて写せるとよい。(角田先生)

◆17:00-17:30
今後の進め方についての意見交換

◆17:30~19:30
懇親会
隣の部屋‘KALS ウェイティングスペース’で懇親会がありました。
発表者の角田佳隆先生、本岡 朋 先生、小林朝雄 先生、後藤和重 先生、主催者(東京大学)の五十嵐健夫准教授、栗原一貴さん、望月俊男さん、そして、井口さん、木村さん、坂本さん、池田さん、田中さん、森本さん、小林さん、和田さん他、いろいろな人とお会いでき、意見交換をすることができました。
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次回(第3回)は、さらにこの‘ペン入力コミュニティの輪’が広がり、教育分野に‘手書き’がもっともっと普及し、教育的効果が実証されることを大いに期待しています。

【ご参考】前回の報告:ペン入力コミュニティ」キックオフ・セミナー2007

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2008年2月11日 (月)

【イベントのお知らせ】ペン入力コミュニティ第2回セミナー:「タブレットPCを授業で活かす!!」 最先端の取り組みとノウハウ

東京大学の望月さんから、以下のようなお知らせをいただきました。

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ペン入力コミュニティの第2回セミナーを,3月1日(土)に開催する運びとなりました.

多数の参加お申し込みお待ちしております!
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ペン入力コミュニティ 第2回セミナー
タブレットPCを授業で活かす!!
~和歌山・岡山の最先端の取り組みとノウハウ~
平成20年3月1日(土) 14時~17時
@東京大学駒場アクティブラーニングスタジオ

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ペン入力コミュニティ 第2回セミナーでは,学力向上のために小学校52校2分校にタブレットPCおよびUMPCを1300台も導入した和歌山市と,タブレットPCの教育利用の可能性を長く研究されてきた岡山県から,学校教育におけるタブレットPCの多様な活用事例について,お話いただけることになりました.

タブレットPCやUMPCは,昨年,様々な学校教育現場で可能性が検証され,学力に対する有効性が示されてきました.

今回のセミナーでは,現場の先生方が実際に,タブレットPCを学校現場でどのように活用しているのか,どのように効果を実感されているのか,についてお話をいただけることになりました.

「タブレットPCを活用した授業ってどんなのだろう?」「どのようにして子ども達にしっかりと学ばせているのだろう?」
様々な工夫がなされた貴重な授業実践の事例をベースにお話をおうかがいします.

なお今回,このセミナーは,ICTを活用した最先端の教育施設「駒場アクティブラーニングスタジオ(KALS)」で行います.
ぜひお気軽にご参加ください!

■日時:2008年3月1日(土) 14:00~17:00
■場所:東京大学駒場キャンパス17号館
駒場アクティブラーニングスタジオ

■参加費:無料
ただし,懇親会は別途実費(3000円程度を予定)をいただきます.

■定員:40名
ペン入力の使い方,マーケット,テクノロジなどに興味のあるユーザ,学校の先生,企業,研究者,のみなさまなら,どなたでもご参加になれます.

■プログラム:
14:00-14:10 開会挨拶
五十嵐健夫・東京大学准教授

14:10-15:00 「和歌山市におけるICT活用による学力向上プロジェクト(Wプロジェクト)について」
和歌山市教育委員会 和歌山市立教育研究所 専門教育監補
 角田佳隆 先生
和歌山市立有功東小学校
 本岡 朋 先生

15:00-15:10 (休憩)

15:10-16:00 「タブレットPC,PDAを活用した授業支援 -14の活用事例から-」
岡山県総合教育センター 情報教育部 指導主事
 小林朝雄 先生
岡山市立操明小学校
 後藤和重 先生

16:00-16:30 ディスカッション

16:30-17:00 運営方針に関する議論

■懇親会 17:30~19:30
KALS ウェイティングスペース
参加費 お一人様 3,000円程度(予定)
※軽食とお飲み物を準備させていただきます.
※懇親会の当日のキャンセルは,
別途キャンセル料を頂くことがあります.

■お申し込み方法
ペン入力コミュニティのWebページよりお申し込みください.

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2008年1月31日 (木)

IT活用による授業改革への挑戦 ~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~

Tojoho84今日は、水道橋にある「東京都教職員研修センター」で‘平成19年度情報教育担当指導主事連絡協議会(第2回)’が開催され、東京都の各市区町村の情報教育担当指導主事約60名が集まりました。
そこで、私は約1時間にわたり「IT活用による授業改革への挑戦 ~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~」と題したお話をする機会を与えられました。
ここ3年間、「タブレットPC教育利用研究会」と称して活動してきた私にとっては大変嬉しい機会です。
お呼びいただいた東京都教育庁の西田主任指導主事と永浜指導主事に感謝しています。

「都立高校ICT計画について」の説明や「事務連絡」などがありましたが、内容はご紹介できません。私がどんなお話をしたかという要約と、最後に感想を述べさせていただくに留めたいと思います。

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「IT活用による授業改革への挑戦
 ~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~」

◆0.自己紹介(経歴と最近の活動)

◆1.高度情報化社会のこれから
◇1.1 最近の情報技術のキーワード
 ロボット、電子ペーパー、UMPC、ケイタイの業務活用、・・・
 (1)フィールド・イノベーション⇒教育現場の改革が重要
 (2)環境&ユニバーサルデザイン

◇1.2 IT新改革戦略における「教育の情報化」
 次世代を見据えた人的基盤つくり
 -全ての教員へのIT機器の整備、IT活用による学力向上ー
 「IT新改革戦略」(2006年1月19日公開)
○目標
 ①教員一人に一台のコンピュータ及びネットワーク環境の整備並びにIT基盤のサポート体制の整備等を通じ、学校のIT化を行う。
 ②教員のIT指導力の評価等により教員のIT活用能力を向上させる。
 ③自ら学ぶ意欲に応えるような、ITを活用した学習機会を提供する。
 ④教科指導におけるITの活用、小学校における情報モラル教育等を通じ、児童生徒の情報モラルを含む情報活用能力を向上させる。
○実現に向けた方策
 ①2010年度までに全ての公立小中高等学校の教員に一人一台のコンピュータを配備し、・・・校務のIT化を積極的に推進する。・・・(以下、省略)
 ②省略(小中高等学校において情報システム担当外部専門家の設置を推進)
 ③省略(教員のIT活用能力に関する評価をその処遇へ反映すること等を促進することにより、全ての教員のIT活用能力を向上させる)
 ④2006年度までにITを活用した分かりやすい授業方法や、児童生徒の習熟度に応じた効果的な自習用コンテンツの開発・活用の推進等により、教科指導における学力の向上等のためのITを活用した教育を充実させる。
 ⑤省略(小学校段階からの情報モラル教育のあり方を見直す。)

◆2.授業改革への挑戦
◇2.1 電子黒板とデジタル教科書
 (1)電子黒板による分かる授業の実現 NHK「おはよう日本」電子黒板特集のビデオを紹介

 (2)本紹介:メディア教育開発センター理事長清水康敬氏編著 「電子黒板で授業が変わる」
○電子黒板のメリット
 ①手書きができること
 ②コンピュータというイメージが少ないこと
 ③表示の位置が操作の位置であること
 ④消しても元の位置に戻れること
 ⑤訂正できること
 ⑥ランダムに表示できること
 ⑦静止画像提示ができること
 ⑧動画の提示ができること
 ⑨生徒の視線を集めることができること

 (3)「電子黒板とデジタル教科書」活用のメリットと課題
  メディア教育開発センターの堀田龍也先生のアドバイス
○「電子黒板+デジタル教科書」のメリット
 ①感情移入ができるほどのコンテンツが実現できる
 ②電子黒板は、「情報」を書き付けることができる点がよい。普通の黒板では 「先生の考え」と「子どもたちの考え」を書き出すだけで情報は出てこない
 ③プロジェクターでは「映せばわかる」という授業ができるが、「電子黒板+デジタル教科書」活用の授業ではさらにその次(その先)の授業ができる
 ④「大きく映したものを、触ったら変わる」ので、パソコンよりも操作が簡単
 ⑤「画面をタッチするだけで、次々にいろんなリソースを呼び出すことができる」 ので、テンポのいい授業ができる
 ⑥「子どもたちは先生の先を見ている」だから、電子黒板を使った授業では、「流れを途切れさせないテンポのいい授業ができる」
 ⑦単位時間内で「密度の濃い授業」ができる
 ⑧目線を確保したまま、「子どもたちの集中力が持続する授業」ができる

○「電子黒板+デジタル教科書」活用のポイント
 ①「板書の文化」とデジタル教科書の融合が大切
 ②ワークシートとの併用は大事
 ③英国では、電子黒板の機能の中で一番使われているのは「隠す機能」。 隠した状態から見せていくことで、「集中力」「興味・関心」を引き出すことができる
 ④ICT活用の授業ではコンテンツが重要であり、コンテンツの中でも特に「デジタル教科書」と「教科書準拠のコンテンツ」「単元全体がコンテンツ化されていること」が重要である

○「電子黒板+デジタル教科書」活用の課題
 ①一斉授業がちゃんとできることが大事。すなわち、どこでどのリソースを見せれば「もっと考えられる」「もっとわかる」ようになるかの技能やノウハウが必要
 ②豊かなリソースを活用する授業マネージメントの能力。「ICT活用能力」ではなく、「一斉授業の力」が問われる

○「授業の芸」を後進に残していくことが大事。
 ①「授業が豊かになる方法」 「授業力を上げていく方向」が大事
 ②「いい授業を見せる」ことで、先生方に「こういう授業をしたい」と思わせ、いい授業をするために「電子黒板+デジタル教科書」を使うようになることがよい

◇2.2 タブレットPC
 タブレットPC活用で授業が変わる、学習が変わる
 (1)デジタル教科書&タブレットPC(DeTeMOの活用事例)⇒ビデオを紹介
 (2)タブレットPCの活用(シンガポールの学校)⇒ビデオを紹介
 (3)手書き電子教材の事例⇒デモを実施(富士通研究所開発ソフト:100ます計算、日本地図、漢字の書き取り)

○タブレットPCの教育効果
 2005年度の土堂小での検証結果より(富士通研究所 岩山 尚美氏の研究成果)
 引用:‘ヒューマンインターフェース学会誌2006Vol.8 No.3’ 「教育用ペンインタフェースの開発に関する一考察」
 著者:岩山 尚美、関 幸一
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 指導時間の短縮効果
             ノート       手書き電子教材
 指導漢字数    7~8個/時限  13~14個/時限
 指導所要時限数 25時限       14時限
(なぞり書きする機能や筆順判定機能をつかうことで、指導時間の短縮ができた)
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 (4)特別支援教育の事例⇒キッズタッチシリーズのデモを実施(「パズルできるかな?」「いろんなせんかけるかな?」「ドレミひけるかな?」

◆3.まとめ
「目標7:意欲ある誰もがチャレンジできる社会を創出する」(東京都が掲げた目標)に向けて

ブログ「そよ風」カテゴリー‘講演録’より抜粋
◇「若い人たちには『ビジョンとモデルをもちなさい』と言いたい」:日野原重明氏
人は人の役に立つ仕事(天職)を見つけたとき、強くなれる(睡眠時間の短い生活でも耐えられる)

◇「思えば叶う」:松本元氏
「思えば叶う」:脳は、生まれながらにアルゴリズムを創り出すアルゴリズムをもっている。
したがって、「こうしたい」「こうなりたい」と願えば(思えば)、その実現に向けてのアルゴリズム創生活動が動き出し、答えを見つけていく。

◇「教育されなければ、人間は人間たりえないのである」:野口芳宏氏
いい学校教育が行われるようになったら、20年後の国家はまともになるはずだ。家庭も、社会も、学校教育がよくなることでよくなっていくと言える。

◇「IT活用が学力を伸ばす可能性」:陰山英男氏
学校での一斉授業には「電子黒板」、家庭での個別学習には「タブレットPC」が解になるのではないか。

◇3.1  私には夢があります
「私には夢があります。小学校入学時に、一人一台のマイパソコンとしてタブレットPCが渡されることです。」(陰山英男)
 2007年6月 7日 New Education Expo 2007での講演にて

Tojoho87私には夢があります。
「未来の教室」を
協働で創りあげていくことです。
  (関 幸一)

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西田主任指導主事と永浜指導主事が逆風の中、強い思いを持って、「東京都の教育の情報化」を推進していこうとする姿と、その‘思い’が現実のものとなりつつあることに大きな感動を覚えました。
まさに「思えば叶う」のだと思います。その夢の実現に少しでもお力になれれば、私にとってもこの上ない喜びです。
今後とも、よろしくお願いします。

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2007年9月15日 (土)

【イベント参加報告】Educational Solution Seminar 2007 in 大阪

今日は大阪に来ています。
富士通関西システムラボラトリで開催されている、JAPET主催の情報教育対応教育研修全国セミナー:Educational Solution Seminar 2007 in 大阪です。

Fgs4980Fgs497812:00からの展示を見学しています。
昨日の「ペン入力コミュニティ」キックオフセミナーでお会いした小学館の伊藤編集長にこのイベントのチラシをもらいました。15:30からの合同同窓会まで少し時間があり、場所も近いので参加することにしました。伊藤編集長は「デジタルドラゼミ」を展示されています。昨日、講演された富士通研究所は「手書きソフト」を展示されています。タブレットPCや手書きインターフェイスに焦点が当てられているようです。

Fgs4984Fgs498213:00からは、JAPETの高橋事務局次長のご挨拶、杉並区立和田中学校の藤原和博校長の講演、尾道市立土堂小学校の山根僚介教諭の事例発表などがありました。

Fgs4992_2Fgs4987Fgs49901.学校改革「公教育の未来」と情報教育(概要)
 講師:杉並区立和田中学校校長 藤原和博氏

◆ネットワーク型の授業・教師・学校経営
「ネットワーク型の授業」「ネットワーク型の教師」「ネットワーク型の学校経営」が大事
7年間で5000人以上の見学者。「よのなか」科の授業で子どもたちは何をいったい学んでいるのか?
日本の教育の現状は、‘レッテル型の教育’が降ってくるという状況

◇「よのなか」科の授業体験:「ハンバーガー屋さんの店長になってみよう!」
新しいお店の出店場所を考える。着眼点は「稼働率」:朝・昼・晩それぞれ別の客層が来店する場所を見つける

◇外のエネルギーを常に中(学校)で活用できること

◆情報処理力と情報編集力
ネットワーク脳:自分の知恵だけでなく、人とつながっている方が進化する
①情報処理力⇒「正解の導き方」→ジグゾーパズル型(狭義の学力)
 世界観が示された時だけ、力が発揮できる力。高度成長期には必要とされた力。
②情報編集力⇒「納得解の導き方」→レゴ型(真の学力)
 自分自身が納得し、関わる人たちが納得する解を見つける能力。答はたくさんある。
現代社会で必要とされる力。成熟社会を生き抜く力である。

◆なぜITが活用されないのか? どうすれば、ITが活用されるようになるのか
◇教師の手間を省くものでないとダメ
◇「英語のボキュブラリーを増やす学習」「漢字の学習」「計算力をつける学習」など、反復が大事なものにITが向いている
◇メール:CCで情報共有したり、脳の拡張としてITを使えている先生は少ない
◇準備に時間がかかるものはダメ(プロジェクターに接続するまでに時間がかかるなど)
◇発光する薄いディスプレイが出来ないか。「引き」がないといけないプロジェクターはダメ
◇コーディネーターが大事。教員になりたい大学生の活用
◇全国の中学校に「学校支援本部を!」 来年度予算の概算要求
◇SimCityClassicは政治を教えるのによいゲーム。政治とは、「税金をどのように集め、どのように分けるか」ということ。20分で体感できる。

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