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2007年9月14日 (金)

【イベント参加報告】「ペン入力コミュニティ」キックオフ・セミナー2007

Todai936Todai969東京大学の望月さんにご連絡いただき、「ペン入力コミュニティ」キックオフ・セミナー2007に参加しましたので、ご報告します。
場所は東大理学部の7号館214教室に、定員40名を超える参加者がありました。

「ウルトラモバイルPC(UMPC)、W-Zero3[es]、NintendoDSなど新しいモバイル型インターフェイスとして‘ペン入力’が大変注目されてきている中、このペン入力の可能性をさらに追求するべく、最新のペン入力技術や、ペン入力で便利な道具、面白いソフトウェアをご紹介したり、体験談を交換したりしていただきながら、どうしたらペン入力がより有効に使えるか、もっとペン入力が便利になるには何が必要かなどを考えるためのコミュニティをキックオフします。」というのが望月さんのメッセージです。

‘ペン入力’をキーワードに、ユーザ、メーカーなど企業の人たち、そして技術者・研究者が交流し、いろいろな事例を共有して,未来を語り合う場です。

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■日時:2007年9月14日(金) 15:00~17:30
■場所:東京大学本郷キャンパス 理学部7号館 214教室(2階)
■定員:40名
■プログラム
15:00-15:10 開会挨拶

Odai952Todai95515:10-15:50 手書き電子カルテの活用
中沢一雄氏・国立循環器病センター研究所
◆ペン入力インタフェースの利点
1・文章と図が混在する診察記事のように情報の規格化がしにくい、従来の電子カルテのシステムの枠組みでは上手く入力できない情報が入力できる。
2.片手だけで操作が可能であり、診察時など入力だけに集中できない場合でも簡便に入力することができる。
3.手書き入力によって記載時の臨場感や緊迫感などの状況が伝わり易い。
4.完全な文章ではない直感的メモや連想記憶にも有効であり、思考過程を補助することができる。
5.手書き入力と既存のオーダリングシステムのを組み合わせにより、病院の規模や目的などに応じた柔軟なシステム構築が可能である。
6.電子ペンにIDをつけることで、ユビキタス環境やセキュリティ機能の向上につなげられる。

◆ペン入力インタフェースの課題・問題点
1.電子ペンの操作になれる必要がある
 (やはり実際、紙にペンで書くようなわけにはいかない)
2..電子カルテシステムとしての実績がない
  →当面はオプション機能の一つ
3.ややコスト高である
(4.汚い字はどうするんや!)

Todai960Todai95916:00-17:00 富士通研究所が取り組むペン入力の活用
-教育・自治体・公共サービス-
石垣一司氏・富士通研究所

◆富士通研究所のペン入力への取組(公共、自治体、教育)
・手書きでしかできないこと
 手書き外字検索 自治体向け応用
・手書きが本質的に必要なこと
 手書き電子教材 教育応用
 「書く」う行為による学習支援→ 「書いて覚える」
・手書きでないとできないこと
 手書き電子黒板(@Board) 教育/会議向け応用

Todai96417:00-17:30 ディスカッション
4人ずつのグループに分かれて、意見交換をしました。我々のグループでは、自己紹介からはじめました。
いろいろな立場の人がいて、有意義な時間を過ごせました。

私には、石垣さんが最後に紹介した、吉田松陰の言葉がとても印象的でした。

「書を読むものは其の精力の半ばを筆記に費やすべし」(吉田松陰)
  -「ひとすじの蛍火 吉田松陰 人とことば」関 厚夫 文春新書ー

人間にとって、‘手書き’ってとても大切だと思うんです。
これを機会に、‘ペン入力コミュニティ’がますます発展していくことを願っています。

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