2010年12月23日 (木)

日本情報科教育学会 3周年記念フォーラム:「情報科」教育の質保証・質の向上のためにやるべきことは?

10122310 10122311東京タワー前の機械振興会館で、「日本情報科教育学会 3周年記念フォーラム」がありました。
日比谷高校の天良先生から、数日前にメールでお知らせがあったので、参加してみることにしました。

日本情報科教育学会のページを見てみると会長の岡本敏雄教授や理事の小泉力一先生、中川正樹先生、顧問の坂元昂先生、清水康敬先生、評議員の佐藤万寿美、中條道雄先生、天良和男先生、松田稔樹先生など懐かしい名前が並んでいました。
電子黒板やデジタル教科書のさらなる普及をはかる上においても日本情報科教育学会の活動に参加してみたいと考えたのです。

10122318今回のフォーラムのテーマは、「情報科教育の質保証・質の向上のためにやるべきことは?」です。
招待講演は、文部科学省生涯学習局の齋藤晴加参事官でした。
「学びのイノベーションの実現に向けて」というテーマでお話をされました。
内容は、「1.教育の情報科ビジョン(骨子)について」→PDFはこちら、「2.予算関係(学びのイノベーション事業、英語をはじめとした先導的デジタル教材の研究開発)」、「3.今後の検討について」というお話をされました。

10122322次は、スペシャル鼎談。
テーマは「情報通信技術と情報科教育」 日本復活のキーストーン ~「日はまた昇る」か~ です。
NEC特別顧問・前副社長の相澤正俊氏と東北大学教授・情報処理学会会長の白鳥則郎教授です。そしてナビゲータは岡本会長。

10122326休憩を挟んで、パネルディスカッションのパネリストとして尚美学園の小泉力一教授、滋賀大学の松原伸一教授、経済産業省の石田照幸氏、日比谷高等学校の天良和男教諭です。
日本情報科教育学会が設立されて3年が経過したそうです。将来の日本を背負う子どもたちに「新しい生きる力」を身に付けてもらうために、情報科が創られたのだと思います。
今後ますますその重要性は増してくることでしょう。その活動は日本の将来にとってもとても大切です。

10122338 D10122339フォーラム終了後、大門の東海飯店に場所を移して懇親会が行われました。
ここでも、和やかな雰囲気の中で、今後の「情報科をどうしていくべきか」について熱心な議論が行われました。

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2008年8月30日 (土)

【イベント参加報告】とうきょうED 夏の研究会2008

本日は、千代田区立九段中等教育学校で「とうきょうED 夏の研究会2008」が実施されました。73名の参加があったそうです。
私は榎本竜二先生から「タブレットPC」の紹介を依頼されたので参加しました。

テーマは「情報化される学校」です。

【挨拶・基調講演】日本教育工学振興会会長 坂元 昂 12:50-13:10
Ted15Ted27「情報教育の最新世界事情」
~日本との比較~ 
というテーマでアメリカとイギリスの最新事情のご紹介&解説がありました。
◇学習環境を変える
 伝統的な学習の姿→これからの学習の姿
 教師指導・記憶中心教育……生徒中心・成果中心学習
 堅い決まった道筋の進行……多様な道筋の柔軟な進行
 限定メディア・単一感覚刺激……豊かなメディア・多感覚刺激
 限られた権威づけ教材からの知識……多様な情報源・経験からの学習者構成知識
 既存練習個別作業……本物・現実世界計画での協働作業
 教師指導・記憶中心教育……固定内容・特定過程の習熟
◇全米教育技術能力基準・教師版(NETS・T 2008改訂)
1.生徒の学習と創造性を促進し鼓舞する
2.ディジタル時代の学習経験と試験を設計し、開発する
3.ディジタル時代の作業や学習を形作る
4.ディジタル市民性や責任感を推進し形作る
◇21世紀能力技能項目
コア教科:・英語、読み、語術 ・外国語 ・芸術 ・数学 ・経済 ・理科 ・地理 ・歴史 ・行政公民
21世紀学際内容 ・世界への気配り(3) ・財務、経済、産業と企業リテラシー(3) ・市民リテラシー(3) ・健康リテラシー
◇米国から学ぶ
1.21世紀ICT人間像
2.オンラインコンテンツの制作・蓄積・配信
3.e-Learning研修、検定
4.学校CIO、コーディネータの確立

【1部 直撃! これからの東京】 13:25-14:10
Ted28●テーマ「ついに成るか! 東京都の学校の情報化」
コーディネーター・インタビュアー:毎日新聞社・記者 岡 礼子
スピーカー:都立桐ヶ丘高等学校・副校長 永浜 裕之
会場の期待も知り、すべてを知った上での岡礼子記者のインタビューで、東京都の教育の情報化計画の立案者であり昨年度までの推進者でもある永浜裕之先生に迫ります。
答える永浜先生も、「そこまでしゃべっていいのか」とヒヤヒヤしながら聴いてしまうほどスリリングで興味深いやりとりでした。70億円予算の背景と全貌、そして決定に至る経緯についてが明らかになりました。「東京都を(教育の情報化で)日本一にしなさい」という石原都知事の強い意志があったことが分かりました。
会場からの「なぜ、タブレットPCなのか?」という質問に対して永浜先生は「タブレットPCに電子黒板の役割を果たさせられないかと考えた」と答えられました。また、「関幸一さんの影響もありました」と答えてくださいました。それは私の存在を肯定された思いでとてもうれしい言葉でした。

【2部 元気なとうきょう】 14:15-16:45
Ted30●情報化される東京の教育に必須の機器・システムn紹介
トップバッターとして私が「タブレットPC」の紹介をしました。「DeTeMO」「シンガポールの事例」「富士通研究所の漢字の学習」のビデオを見てもらいました。
そして、「書を読むものは其の精力の半ばを筆記に費やすべし」という吉田松陰の言葉を紹介しました。
他に、プロジェクター無線化(内田洋行)、教育支援ソフト(Sky)、ペンタブレット(ワコム)、小型プロジェクター(カシオ計算機)、書画型プロジェクター(日本アビオニクス)、 ループウェア(FCマネジメント)、評価分析システム(ジャストシステム)、新連絡網システム(NTTデータ)、教務処理システム(ウェルダンシステム)の紹介がありました。

そのあと、【3部 とうきょうED活動報告】 17:05-17:25
●研究プロジェクト紹介
授業シミュレーション:松田 稔樹(東京工業大学)
松下教育財団助成プロジェクト
そして、恒例!「懇親会」へと続きました。

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