2014年5月18日 (日)

神戸祭りに来ています!





2014.3-神戸まつり会場付近図






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2008年7月29日 (火)

群馬県総合教育センター:授業におけるICT活用研修講座

Gunma891今日は休暇を取って、始発に乗って東急(田園都市線)、営団地下鉄(半蔵門線)、東武(伊勢崎線)を乗り継いでたまプラーザからなんと78駅、3時間14分かけて新伊勢崎までやってきました。


Gunma882Gunma890群馬県総合教育センターでの先生方の夏期研修「授業におけるICT活用研修講座」において「最新ICT機器&ソフトウェアご紹介」をしました。
私の講座のタイトルは「授業改革とタプレットPC」ということで、タブレットPCの紹介をA班・B班向けの2回しました。

Gunma884Gunma886他に「実物投影機」「e黒板(電子黒板)」「airpen」「インテリジェントプロジェクタ」「書画カメラ」の紹介がありました。

控え室では、研修講座の全体とりまとめをされている平形指導主事と、今回私を呼んでくださった小池指導主事と最近の状況について意見交換をしました。私は最近の状況として「東京都の全都立高校へのタブレットPCの導入計画」についてお話しました。
夏休みも、暑い中先生方は熱心に研修を受けて勉強されているのですね。それに、その研修を計画し実施されるセンターの指導主事の先生方のご苦労ももたいへんなものだと感じました。

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2008年1月31日 (木)

IT活用による授業改革への挑戦 ~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~

Tojoho84今日は、水道橋にある「東京都教職員研修センター」で‘平成19年度情報教育担当指導主事連絡協議会(第2回)’が開催され、東京都の各市区町村の情報教育担当指導主事約60名が集まりました。
そこで、私は約1時間にわたり「IT活用による授業改革への挑戦 ~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~」と題したお話をする機会を与えられました。
ここ3年間、「タブレットPC教育利用研究会」と称して活動してきた私にとっては大変嬉しい機会です。
お呼びいただいた東京都教育庁の西田主任指導主事と永浜指導主事に感謝しています。

「都立高校ICT計画について」の説明や「事務連絡」などがありましたが、内容はご紹介できません。私がどんなお話をしたかという要約と、最後に感想を述べさせていただくに留めたいと思います。

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「IT活用による授業改革への挑戦
 ~電子黒板、デジタル教科書、そしてタブレットPC~」

◆0.自己紹介(経歴と最近の活動)

◆1.高度情報化社会のこれから
◇1.1 最近の情報技術のキーワード
 ロボット、電子ペーパー、UMPC、ケイタイの業務活用、・・・
 (1)フィールド・イノベーション⇒教育現場の改革が重要
 (2)環境&ユニバーサルデザイン

◇1.2 IT新改革戦略における「教育の情報化」
 次世代を見据えた人的基盤つくり
 -全ての教員へのIT機器の整備、IT活用による学力向上ー
 「IT新改革戦略」(2006年1月19日公開)
○目標
 ①教員一人に一台のコンピュータ及びネットワーク環境の整備並びにIT基盤のサポート体制の整備等を通じ、学校のIT化を行う。
 ②教員のIT指導力の評価等により教員のIT活用能力を向上させる。
 ③自ら学ぶ意欲に応えるような、ITを活用した学習機会を提供する。
 ④教科指導におけるITの活用、小学校における情報モラル教育等を通じ、児童生徒の情報モラルを含む情報活用能力を向上させる。
○実現に向けた方策
 ①2010年度までに全ての公立小中高等学校の教員に一人一台のコンピュータを配備し、・・・校務のIT化を積極的に推進する。・・・(以下、省略)
 ②省略(小中高等学校において情報システム担当外部専門家の設置を推進)
 ③省略(教員のIT活用能力に関する評価をその処遇へ反映すること等を促進することにより、全ての教員のIT活用能力を向上させる)
 ④2006年度までにITを活用した分かりやすい授業方法や、児童生徒の習熟度に応じた効果的な自習用コンテンツの開発・活用の推進等により、教科指導における学力の向上等のためのITを活用した教育を充実させる。
 ⑤省略(小学校段階からの情報モラル教育のあり方を見直す。)

◆2.授業改革への挑戦
◇2.1 電子黒板とデジタル教科書
 (1)電子黒板による分かる授業の実現 NHK「おはよう日本」電子黒板特集のビデオを紹介

 (2)本紹介:メディア教育開発センター理事長清水康敬氏編著 「電子黒板で授業が変わる」
○電子黒板のメリット
 ①手書きができること
 ②コンピュータというイメージが少ないこと
 ③表示の位置が操作の位置であること
 ④消しても元の位置に戻れること
 ⑤訂正できること
 ⑥ランダムに表示できること
 ⑦静止画像提示ができること
 ⑧動画の提示ができること
 ⑨生徒の視線を集めることができること

 (3)「電子黒板とデジタル教科書」活用のメリットと課題
  メディア教育開発センターの堀田龍也先生のアドバイス
○「電子黒板+デジタル教科書」のメリット
 ①感情移入ができるほどのコンテンツが実現できる
 ②電子黒板は、「情報」を書き付けることができる点がよい。普通の黒板では 「先生の考え」と「子どもたちの考え」を書き出すだけで情報は出てこない
 ③プロジェクターでは「映せばわかる」という授業ができるが、「電子黒板+デジタル教科書」活用の授業ではさらにその次(その先)の授業ができる
 ④「大きく映したものを、触ったら変わる」ので、パソコンよりも操作が簡単
 ⑤「画面をタッチするだけで、次々にいろんなリソースを呼び出すことができる」 ので、テンポのいい授業ができる
 ⑥「子どもたちは先生の先を見ている」だから、電子黒板を使った授業では、「流れを途切れさせないテンポのいい授業ができる」
 ⑦単位時間内で「密度の濃い授業」ができる
 ⑧目線を確保したまま、「子どもたちの集中力が持続する授業」ができる

○「電子黒板+デジタル教科書」活用のポイント
 ①「板書の文化」とデジタル教科書の融合が大切
 ②ワークシートとの併用は大事
 ③英国では、電子黒板の機能の中で一番使われているのは「隠す機能」。 隠した状態から見せていくことで、「集中力」「興味・関心」を引き出すことができる
 ④ICT活用の授業ではコンテンツが重要であり、コンテンツの中でも特に「デジタル教科書」と「教科書準拠のコンテンツ」「単元全体がコンテンツ化されていること」が重要である

○「電子黒板+デジタル教科書」活用の課題
 ①一斉授業がちゃんとできることが大事。すなわち、どこでどのリソースを見せれば「もっと考えられる」「もっとわかる」ようになるかの技能やノウハウが必要
 ②豊かなリソースを活用する授業マネージメントの能力。「ICT活用能力」ではなく、「一斉授業の力」が問われる

○「授業の芸」を後進に残していくことが大事。
 ①「授業が豊かになる方法」 「授業力を上げていく方向」が大事
 ②「いい授業を見せる」ことで、先生方に「こういう授業をしたい」と思わせ、いい授業をするために「電子黒板+デジタル教科書」を使うようになることがよい

◇2.2 タブレットPC
 タブレットPC活用で授業が変わる、学習が変わる
 (1)デジタル教科書&タブレットPC(DeTeMOの活用事例)⇒ビデオを紹介
 (2)タブレットPCの活用(シンガポールの学校)⇒ビデオを紹介
 (3)手書き電子教材の事例⇒デモを実施(富士通研究所開発ソフト:100ます計算、日本地図、漢字の書き取り)

○タブレットPCの教育効果
 2005年度の土堂小での検証結果より(富士通研究所 岩山 尚美氏の研究成果)
 引用:‘ヒューマンインターフェース学会誌2006Vol.8 No.3’ 「教育用ペンインタフェースの開発に関する一考察」
 著者:岩山 尚美、関 幸一
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 指導時間の短縮効果
             ノート       手書き電子教材
 指導漢字数    7~8個/時限  13~14個/時限
 指導所要時限数 25時限       14時限
(なぞり書きする機能や筆順判定機能をつかうことで、指導時間の短縮ができた)
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 (4)特別支援教育の事例⇒キッズタッチシリーズのデモを実施(「パズルできるかな?」「いろんなせんかけるかな?」「ドレミひけるかな?」

◆3.まとめ
「目標7:意欲ある誰もがチャレンジできる社会を創出する」(東京都が掲げた目標)に向けて

ブログ「そよ風」カテゴリー‘講演録’より抜粋
◇「若い人たちには『ビジョンとモデルをもちなさい』と言いたい」:日野原重明氏
人は人の役に立つ仕事(天職)を見つけたとき、強くなれる(睡眠時間の短い生活でも耐えられる)

◇「思えば叶う」:松本元氏
「思えば叶う」:脳は、生まれながらにアルゴリズムを創り出すアルゴリズムをもっている。
したがって、「こうしたい」「こうなりたい」と願えば(思えば)、その実現に向けてのアルゴリズム創生活動が動き出し、答えを見つけていく。

◇「教育されなければ、人間は人間たりえないのである」:野口芳宏氏
いい学校教育が行われるようになったら、20年後の国家はまともになるはずだ。家庭も、社会も、学校教育がよくなることでよくなっていくと言える。

◇「IT活用が学力を伸ばす可能性」:陰山英男氏
学校での一斉授業には「電子黒板」、家庭での個別学習には「タブレットPC」が解になるのではないか。

◇3.1  私には夢があります
「私には夢があります。小学校入学時に、一人一台のマイパソコンとしてタブレットPCが渡されることです。」(陰山英男)
 2007年6月 7日 New Education Expo 2007での講演にて

Tojoho87私には夢があります。
「未来の教室」を
協働で創りあげていくことです。
  (関 幸一)

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西田主任指導主事と永浜指導主事が逆風の中、強い思いを持って、「東京都の教育の情報化」を推進していこうとする姿と、その‘思い’が現実のものとなりつつあることに大きな感動を覚えました。
まさに「思えば叶う」のだと思います。その夢の実現に少しでもお力になれれば、私にとってもこの上ない喜びです。
今後とも、よろしくお願いします。

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2007年9月15日 (土)

【イベント参加報告】Educational Solution Seminar 2007 in 大阪

今日は大阪に来ています。
富士通関西システムラボラトリで開催されている、JAPET主催の情報教育対応教育研修全国セミナー:Educational Solution Seminar 2007 in 大阪です。

Fgs4980Fgs497812:00からの展示を見学しています。
昨日の「ペン入力コミュニティ」キックオフセミナーでお会いした小学館の伊藤編集長にこのイベントのチラシをもらいました。15:30からの合同同窓会まで少し時間があり、場所も近いので参加することにしました。伊藤編集長は「デジタルドラゼミ」を展示されています。昨日、講演された富士通研究所は「手書きソフト」を展示されています。タブレットPCや手書きインターフェイスに焦点が当てられているようです。

Fgs4984Fgs498213:00からは、JAPETの高橋事務局次長のご挨拶、杉並区立和田中学校の藤原和博校長の講演、尾道市立土堂小学校の山根僚介教諭の事例発表などがありました。

Fgs4992_2Fgs4987Fgs49901.学校改革「公教育の未来」と情報教育(概要)
 講師:杉並区立和田中学校校長 藤原和博氏

◆ネットワーク型の授業・教師・学校経営
「ネットワーク型の授業」「ネットワーク型の教師」「ネットワーク型の学校経営」が大事
7年間で5000人以上の見学者。「よのなか」科の授業で子どもたちは何をいったい学んでいるのか?
日本の教育の現状は、‘レッテル型の教育’が降ってくるという状況

◇「よのなか」科の授業体験:「ハンバーガー屋さんの店長になってみよう!」
新しいお店の出店場所を考える。着眼点は「稼働率」:朝・昼・晩それぞれ別の客層が来店する場所を見つける

◇外のエネルギーを常に中(学校)で活用できること

◆情報処理力と情報編集力
ネットワーク脳:自分の知恵だけでなく、人とつながっている方が進化する
①情報処理力⇒「正解の導き方」→ジグゾーパズル型(狭義の学力)
 世界観が示された時だけ、力が発揮できる力。高度成長期には必要とされた力。
②情報編集力⇒「納得解の導き方」→レゴ型(真の学力)
 自分自身が納得し、関わる人たちが納得する解を見つける能力。答はたくさんある。
現代社会で必要とされる力。成熟社会を生き抜く力である。

◆なぜITが活用されないのか? どうすれば、ITが活用されるようになるのか
◇教師の手間を省くものでないとダメ
◇「英語のボキュブラリーを増やす学習」「漢字の学習」「計算力をつける学習」など、反復が大事なものにITが向いている
◇メール:CCで情報共有したり、脳の拡張としてITを使えている先生は少ない
◇準備に時間がかかるものはダメ(プロジェクターに接続するまでに時間がかかるなど)
◇発光する薄いディスプレイが出来ないか。「引き」がないといけないプロジェクターはダメ
◇コーディネーターが大事。教員になりたい大学生の活用
◇全国の中学校に「学校支援本部を!」 来年度予算の概算要求
◇SimCityClassicは政治を教えるのによいゲーム。政治とは、「税金をどのように集め、どのように分けるか」ということ。20分で体感できる。

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2007年9月14日 (金)

【イベント参加報告】「ペン入力コミュニティ」キックオフ・セミナー2007

Todai936Todai969東京大学の望月さんにご連絡いただき、「ペン入力コミュニティ」キックオフ・セミナー2007に参加しましたので、ご報告します。
場所は東大理学部の7号館214教室に、定員40名を超える参加者がありました。

「ウルトラモバイルPC(UMPC)、W-Zero3[es]、NintendoDSなど新しいモバイル型インターフェイスとして‘ペン入力’が大変注目されてきている中、このペン入力の可能性をさらに追求するべく、最新のペン入力技術や、ペン入力で便利な道具、面白いソフトウェアをご紹介したり、体験談を交換したりしていただきながら、どうしたらペン入力がより有効に使えるか、もっとペン入力が便利になるには何が必要かなどを考えるためのコミュニティをキックオフします。」というのが望月さんのメッセージです。

‘ペン入力’をキーワードに、ユーザ、メーカーなど企業の人たち、そして技術者・研究者が交流し、いろいろな事例を共有して,未来を語り合う場です。

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■日時:2007年9月14日(金) 15:00~17:30
■場所:東京大学本郷キャンパス 理学部7号館 214教室(2階)
■定員:40名
■プログラム
15:00-15:10 開会挨拶

Odai952Todai95515:10-15:50 手書き電子カルテの活用
中沢一雄氏・国立循環器病センター研究所
◆ペン入力インタフェースの利点
1・文章と図が混在する診察記事のように情報の規格化がしにくい、従来の電子カルテのシステムの枠組みでは上手く入力できない情報が入力できる。
2.片手だけで操作が可能であり、診察時など入力だけに集中できない場合でも簡便に入力することができる。
3.手書き入力によって記載時の臨場感や緊迫感などの状況が伝わり易い。
4.完全な文章ではない直感的メモや連想記憶にも有効であり、思考過程を補助することができる。
5.手書き入力と既存のオーダリングシステムのを組み合わせにより、病院の規模や目的などに応じた柔軟なシステム構築が可能である。
6.電子ペンにIDをつけることで、ユビキタス環境やセキュリティ機能の向上につなげられる。

◆ペン入力インタフェースの課題・問題点
1.電子ペンの操作になれる必要がある
 (やはり実際、紙にペンで書くようなわけにはいかない)
2..電子カルテシステムとしての実績がない
  →当面はオプション機能の一つ
3.ややコスト高である
(4.汚い字はどうするんや!)

Todai960Todai95916:00-17:00 富士通研究所が取り組むペン入力の活用
-教育・自治体・公共サービス-
石垣一司氏・富士通研究所

◆富士通研究所のペン入力への取組(公共、自治体、教育)
・手書きでしかできないこと
 手書き外字検索 自治体向け応用
・手書きが本質的に必要なこと
 手書き電子教材 教育応用
 「書く」う行為による学習支援→ 「書いて覚える」
・手書きでないとできないこと
 手書き電子黒板(@Board) 教育/会議向け応用

Todai96417:00-17:30 ディスカッション
4人ずつのグループに分かれて、意見交換をしました。我々のグループでは、自己紹介からはじめました。
いろいろな立場の人がいて、有意義な時間を過ごせました。

私には、石垣さんが最後に紹介した、吉田松陰の言葉がとても印象的でした。

「書を読むものは其の精力の半ばを筆記に費やすべし」(吉田松陰)
  -「ひとすじの蛍火 吉田松陰 人とことば」関 厚夫 文春新書ー

人間にとって、‘手書き’ってとても大切だと思うんです。
これを機会に、‘ペン入力コミュニティ’がますます発展していくことを願っています。

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2007年8月24日 (金)

御殿場養護学校夏期情報研修会:「特別支援教育とタブレットPC」

Gyogo791Gyogo813今日は、御殿場養護学校夏期情報研修会に来ています。長津田でJR横浜線、町田から小田急線の‘あさぎり1号’に乗り、御殿場からJR御殿場線で岩波駅下車。御殿場養護学校から村松先生が車で迎えに来てくだり、御殿場養護学校(写真右)に着きました。

Gyogo798Gyogo801約60名の先生方が情報教育の研修を受けられていました。(写真は、情報教育課長の井上達也先生が説明されているところ)
私は、「特別支援教育とタブレットPC」というお話をさせていただきました。

御殿場養護学校夏期情報研修会のプログラム
◇第1部 メディアリテラシー実践報告(小学部、中学部、高等部の実践)
◇第2部 タブレットPCの教育活用(井上先生:最新導入機器の説明、関:「特別支援教育とタブレットPC」)
◇第3部 NetCommonsの活用(井上先生)
◇第4部 体験コーナー(NetCommons、学習ソフト)

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「特別支援教育とタブレットPC」
(御殿場養護学校夏期情報研修会:ストーリー)

0.自己紹介(経歴と最近の活動)
今年3月のCEC成果発表会会場で兵庫教育大の成田教授から井上先生を紹介される
埼玉県総合教育センター(6月20日)群馬県総合教育センター(7月24日)で研修講師

1.特別支援教育とタブレットPC
1.1 子ども一人一人のニーズに応じた特別支援教育の推進
(1)中央教育審議会答申(平成17年12月)がベースになっている
障害の種類や程度に応じ特別の場で指導を行う「特殊教育」から、通常の学級に在籍するLD・ADHD・高機能自閉症等(注1)の児童生徒も含め、障害のある児童生徒に対してその一人一人の教育的ニーズを把握し適切な教育的支援を行う「特別支援教育」への転換を図るとともに、その推進体制を整備することが提言された。
(2)IT新改革戦略(u-Japan計画)と「教育の情報化」
・教員一人に一台のコンピュータ
・教員のIT活用能力を向上させる
・ITを活用した学習機会を提供
・教科指導におけるITの活用
(3)全国LD親の会・会員調査<本人アンケートから>
・数学の授業では板書してくれるのでわかりやすい。
 逆に「国語」は板書が少なく、何が要点かわからない。

1.2 電子黒板・デジタル教科書、そしてタブレットPC
最先端の事例:
・シンガポールの高等学校・大学の事例

1.3 私の夢
私には夢があります。
「未来の教室」を協働で創りあげていくことです。(関 幸一)

2.タブレットPCの教育利用について
2.1 タブレットPCの市場予測と特徴
・タブレットPCは、年々倍々のスピードで普及すると予測
・薬剤師の国家試験の合格率向上に大きな効果
・試験合格率の低い層に顕著な効果

2.2 授業改革とタブレットPC
(1)先生が活用する
(2)児童・生徒が活用する

2.3 タブレットPCのソフトウェアご紹介
(1)DeTeMO(NTTコミュニケーションズ)の活用事例
   ⇒ビデオをご覧ください(先生が活用する)
(2)手書きソフトの事例(手書き電子教材
   ⇒ビデオをご覧ください(児童・生徒が活用する)
(3)特別支援教育の事例(すぐに使える)
   ⇒キッズタッチシリーズ(「パズルできるかな」など7種)

3.まとめ(みんなちがって みんないい
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私と小鳥と鈴と

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のように、
地面を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のように
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

           金子みすゞ
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わたしと小鳥とすずと―金子みすゞ童謡集より)
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Gyogo807御殿場養護学校では、この夏、8台のタブレットPCが導入されたそうです。タブレットPCが「子ども一人一人のニーズに応じた特別支援教育の推進」に大いに役立つことを願っています。

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2007年6月20日 (水)

埼玉県総合教育センターでの初任者研修講師:「教育の目的は何ですか?」

Fukaya16Fukaya19埼玉県総合教育センター(深谷支所)での教科「情報」担当教員向け研修の第2日目の90分を担当させていただきました。(写真はレンガ作りの深谷駅と埼玉県総合教育センター深谷支所)
埼玉県では情報教育にたいへんな力を入れており、教科「情報」担当教員として採用されるのは大変な難関で、選ばれた先生方は「超エリート」ということでした。

私はテーマを、’高度情報化社会の人材育成と 教科「情報」の役割’としました。
目次は、
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0.自己紹介(経歴と最近の活動)

1.高度情報化社会のこれから
1.1 最近の情報技術のキーワード(フィールド・イノベーション、環境&ユニバーサルデザイン)
1.2 人類の危機・・・、そして情報教育の意義と役割
1.3 IT新改革戦略(u-Japan計画)における「教育の情報化」

2.授業改革への挑戦(教育現場のフィールド・イノベーション)
2.1 電子黒板とデジタル教科書
2.2 タブレットPC

3.企業が期待する人材像と教科「情報」の意義
3.1 企業が期待する人材像(システム・エンジニアの場合)
3.2 ITスキル+人間力
3.3 教科「情報」の意義

4.まとめ
4.1  教育の「目的」と「目標」
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です。

第1章「高度情報化社会のこれから」では、最近の情報技術のキーワードとして「フィールド・イノベーション」と「環境&ユニバーサルデザイン」を取り上げました。

Fukaya24第2章「授業改革への挑戦」では教育現場のフィールド・イノベーション、すなわち、「教育現場の改革」「教育現場からの改革」として、「電子黒板とデジタル教科書」や「タブレットPC」の授業での活用の有効性・重要性についてビデオを見せながら訴えていきました。

Fukaya23第3章「企業が期待する人材像と教科「情報」の意義」では、企業が期待する人材像として「システム・エンジニアの場合」を例にとり、「ITスキル」だけでなく「+人間力」が必要であることを強調しました。教科「情報」の3つの柱、「情報活用の実践力」「情報の科学的な理解」「情報社会に参画する態度」と企業が期待する人間力としての「コミュニケーション力」「論理的思考力(こうすれば、こうなるはずだ)」「社会常識的判断力(モラル)」を関連付けて説明しました。

先生方に質問しました。「教育の目的は何ですか?」と。先生方の回答は次のようなものでした。
◇A先生:「人間が共に生きていくために必要な知識・態度を身につける⇒幸せに生きていくため」
◇B先生:「豊かに暮らしていけるようになるため」
◇C先生:「社会に出てから出会うであろう困難に立ち向かって、自己実現すること」
◇D先生:「人は一人では生きていけないから困らないように、みんなが協力していける社会をつくるため」
さすが、選ばれた先生方だと感心しました。

「コンピュータの天才」と言われた池田敏雄氏の言葉「すべて感動から始まる!」という言葉を紹介し、「感動ある授業を!」というメッセージを伝えました。

そして、私の夢ーー
「私には夢があります。 ’未来の教室’を協働で創りあげていくことです。」と締めくくりました。

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2006年10月15日 (日)

麻生養護学校を訪問しました(2)

9月 8日 (金)に訪問した麻生養護学校に、
10月6日にも訪問しました。ちょっと、時間がたってしまいましたがご報告します。

Asau0045今日は、先生方・職員のみなさんの勉強会(学習会)の講師として招かれました。
約30名の方が参加されました。高橋さんと二人で次のような内容のお話をしました。

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1.ポスト2005年の教育の情報化
 ・IT新改革戦略(u-Japn計画)
 ・来年度の「教育の情報化」予算(概算要求の抜粋)
 ・海外における先進事例

Asau0046Asau00432.ソフトウェアのご紹介
 ・手書き教材(10マス計算、漢字学習:富士通研究所の手書き文字認識技術を利用)
 ・タブレットPCで使う「書字練習プログラム」(今年度のLD学会で最優秀賞を受賞)
 ・ことだまレクチャー(東京大学栗原一貴氏開発のレイアウト情報構成ソフト)
 ・FlipBook(絵本)

3.討議とまとめ
 ・麻生養護学校でのタブレットPCの活用方法
  (‘マインドマップ’を使ってみよう!)
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みなさん、とても熱心に聴いてくださいました。ありがとうございました。

「日本一の養護学校にする」という目標に向けて、「工夫と努力」で頑張ってくださいね!
私たちも応援しています。

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2006年9月 8日 (金)

タブレットPC告知活動:東京都教育庁&国士舘大学訪問

Tocyou08Tocyou11今日は、午前は東京都教育庁を訪問しました。
永浜指導主事が「タブレットPC教育利用研究会」に参加できなくなったために、当日配布資料をお届けしました。
シンポジウムのご説明とデモビデオをご覧いただきました。同席いただいた前島主任指導主事にも、タブレットPCには大いに関心を持っていただけたようです。

Kokusi15Kokusi20午後は、国士舘大学法学部に加藤助教授を訪ねました。
先週の私立大学キャンパスシステム研究会でのタブレットPCのデモ&実習で、タブレットPCにとても関心を持っていただいたので、訪問してさらに詳しくご説明しました。
「プレゼンテーションで’ペン機能’が有効」「小さくて軽いのがよい」とお褒めいただきました。どうやら来週のイベントでのプレゼンテーションで、タブレットPCを使っていただけそうです。
(この写真撮影と掲載も、こころよく許可をいただきました。加藤先生、どうもありがとうございました。)

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2006年9月 7日 (木)

シンポジウム参加者訪問:麻生養護学校

今日は、神奈川県立麻生養護学校に来ています。
先日の「タブレットPC教育利用研究会」シンポジウムに参加された山口先生を訪ねてやってきました。
Asou0007Asou0005F社の高橋さんにも一緒に行ってもらいました。
立派な運動グラウンドや床が昇降する温水プール、広い体育館、そしてパソコン教室もある新しくて明るい学校でした。
タブレットPCは「特別支援教育」の分野には特に有効ではないかと、以前から考えていたのです。

Asou0006教室に5人の先生方が集まってくれました。校長先生もあとからご挨拶に来てくれました。
兵庫教育大学の成田教授から急遽送っていただいた「特別支援教育向けの教材」など、先生方にいくつかのソフトウェアを見ていただきました。

「コミュニケーションの道具として使えそう!」とか、「これなら、A君には集中力を持続させられそう!」「教材準備の手間を省いて、教える時間をたくさん取れる」「会議の議事録をとる」「講堂での校長先生のお話の板書に使える」「進路(就職斡旋)で、就職先の人にこの子のいきいきとした普段の生活ぶりが見せられるのでは?」などなど、次から次へとタブレットPCの利用シーンが浮かんでくるようでした。

「あずかっているこの子たちが社会に出たときに、いきいきと生きていけるようにしてあげたい。そのためには、いろいろと工夫をしないとできないのです。」「この学校を日本一の養護学校にしたい! 校長先生を中心に、みんなで頑張っているんです。」という言葉が印象にのこりました。
学校内のいろいろな教室を案内していただきました。子どもたちが先生のよく工夫された指導により学んでいました。
「学校の役割とは?」「教育とは何か?」「なぜ学ぶのか?」そのような疑問に対する答えを簡単に見つけ出させてくれる場所でした。
「学校の役割は、社会に出てその人なりによりよく生きることを支援すること」「教育とは、よりよく生きるための力を身につけさせること」「自分自身がもっといきいきと生きるために学ぶのだ」

次回はちょっと先になるのですが、10月6日の学習会にお招きいただきました。どんなお話をしようか、今から楽しみです。

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