Q1:FMV-P8210を使っています。プロジェクターを使ってプレゼンテーションをするときに、ペン入力の位置とカーソルの位置がずれることがあります。FMV-P8210のプロジェクタ接続時の設定について教えてください。
A1:FMV-P8210のプロジェクタ接続時の設定について
FMV-P8210は解像度「1024×600」のワイド画面であり、プロジェクタ等の外部ディスプレイが標準でサポートしている解像度と異なります。このため、プロジェクタ等を接続する時には、下記の[1]と[2]の設定を行ってください。
[1] 外部同時出力時の解像度の設定
1. FMV-P8210に、プロジェクタ、または、外部ディスプレイを接続します。
2. デスクトップ上で右クリックし、「プロパティ」をクリックし、「画面のプロパティ」を表示します。
3. 「設定」タブをクリックし、「詳細設定」をクリックします。
4. 「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」タブをクリックし、さらに「グラフィックプロパティ」をクリックして、「Intel(R) Graphics Media Accelerator Driver for Mobile」を表示します。
5. 左メニューの「ディスプレイデバイス」をクリックします。
6. 「マルチディスプレイ」の「Intel(R) デュアル・ディスプレイ・クローン」をクリックします(【図1】)。

※プロジェクタ等の外部ディスプレイをあらかじめ接続しておかないと、「マルチディスプレイ」のメニューが表示・選択できません。
7. 左メニューの「ディスプレイ設定」をクリックします。
8. 「PCモニタ」タブをクリックします。
9. 「画面の解像度」で「800 x 600」を選択します(【図2】)。

10. 「適用」をクリックします。解像度が切り替わります。
11. 「OK」をクリックし、すべてのウィンドウを閉じます。
[2] ペン入力とカーソル表示の位置調整
上記[1]の設定により、ペン入力の位置とカーソル表示位置がずれるため、下記[A]または[B]の方法で、ペン入力とカーソル表示の位置を合わせてください。
プロジェクタで、図形の縦横比率を正確に表示する必要がある場合は、[B]の方法でペン入力位置を調整してください。
[A] 簡略な方法
1. 【Fn】+【F5】キーを押し、本体の表示画面を横に伸長します。
【重要】
この方法は、本体の表示画面を強制的に横に伸長して表示しているため、本体の画面表示と外部出力画面の表示とは縦横比率が微妙に異なります。
例えば、Power Pointで正円を描画すると、外部出力画面では縦長の楕円形が表示されます。
[B] ペン位置を調整する方法
1.「スタート」をクリックし、「コントロールパネル」をクリックします。
2.「プリンタとその他のハードウェア」をクリックし、「タブレットとペンの設定」をクリックします。
3.「設定」タブをクリックし、「調整」をクリックします。
4.「+」のマークを4回タップして、「OK」をタップします(【図3】参照)。

【重要】
外部出力終了後に、本体の解像度を「1024×600」に戻す場合は、上記[B]の方法でペン位置を再調整してください。
以 上
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